空を見上げて
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担当の一か月の出来事、総集編(汗) 

美しい山には美しい水源がある。
川のせせらぎ聞きながらのお弁当は最高に幸せ!!

企画研修会 3


「風の谷のナウシカ」じゃないけれど、こんなに綺麗な水を山の木々や土が私たちのいる街に流してくれているわけですね。
蛇口をひねればいくらでも水が出る生活とはいえ、水から山を考える、というのも一つ山へ関わるきっかけになる、といつも思います。

さて、次に見る場所は植林されたスギやヒノキのある今後の山を考える上で、一つの道となると考えている「単一樹種植林」からの脱却です。
単一樹種の林業や利活用が旺盛ならばいいのですが、やはり現在の山の状況や木材需要をみても、すべてではなくても、少し山の形を考え直す時期に来ていると思われます。
それに前回の様に、樹齢200年以上の木々があったとしても、単一植林でそのもののみを育て続けるには、植え続けなければなりません。
また、人工的な単一林ではなく植生が豊かで自然により近い形の山であるならば、現在の単一樹種を間引いたところに他の樹種を植えるか、実生で植生が変わる環境を作らなければなりません。
これらは言葉ほど簡単なものではないので、時間も労力も自然の力も必要になります。

その為、わかっていてもなかなかその変化に力を注ぐことができていません。
しかし、それを少しづつでもすすめておられる山も見せてもらう事ができました。

企画研修会 5


今はまだ、ヒノキの細い立木が目立つ林内。
しかし、徐々に他の樹木が生えてきています。
特に、本来はヒノキの植林地なのでヒノキを育てるべきところを、「今後、この樹種を活かしたい!」と植林されたヒノキを伐採して、これから育てるべき育成木を決めて作業をされているところに、林業と木材利用の今後を見たような気がしました。

企画研修会 7


木材利用の面からみると、通直で狂いが少なくて色がよくて年輪が細かくて・・・そんな注文がすぐに口をつくところ。
しかし、情熱を持って取り組んでおられてもそうならない山もある。
その土地の産物ですし、植林から手入れもそうそうされていないところだとなおさらです。
だから、今までとは異なる価値観で伐採する、販売する。そういった取り組みも必要で、現にヒノキの穴のあいた原木も「●○用」となってよく売れる、との事でした。
木材としては価値がない、と思われるようなものが・・・です。

人の嗜好は確実に変わっているし、考え方も変化している。
だから、山も山の施業者も材木屋も変わらないといけないんです。
そう思うところです。

ひと足早く方針転換された部分に案内して頂くと、林内ではなく・・・いや林内以上に頭上の景色が違うのです。

企画研修会 9

コナラ等の広葉樹が群生していたり、少し時期は遅かったもののウワミズザクラが綺麗な葉を茂らせていたり。
それに、それらの葉を通して見る雲の無い空はまた格別!!

背後に見えるヒノキやスギの濃い緑色に、出そろっていない若草色の葉が眩しい。そんな感じでした。
山は多様です。
一つのやり方が全てではない。だから、いろんな山に関わっていろんなことを知り、木材の状態も知る。
この山で、針葉樹木材の将来と広葉樹の利活用、そしてそれらの山への関わりを深く考えるきっかけになりました。

しかし、この次に更なる山が私を待っていたのです…
その前に、少し製材に向かいます!



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