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担当の一か月の出来事、総集編(汗) 

前回お伝えした興奮の源である「天然林のおくりものたち」。

目の前に、数百年かけて育ってきた原木の木目が見えているだけで興奮してしまうのですが、今回お声かけ頂いた目的は、私を喜ばせてくれることではなく(それもあったはず・・・)彼らを活用できる方法を考えること、なのです。

というのは、彼らは伐採されたのではないのです。
わざわざ天然林を切り開いているのではなく、ある事情があって様々な状態でここに届いているのです。

天然林材 8

そんな彼らは私が興奮するように、素晴らしく木目がよくて美しい木々なのですが、今回の「総集編  廚砲童てもらった様に、「長さが短い、大きな割れがある、節が多い、腐朽している部分がある、天然高齢木ゆえ材幅が小さい」など、通常の針葉樹商品の感覚では商品とならないようなものがほとんどなのです。

それが問題なのです。だから私が出向いているのです。

山ほど積み上げられた天然林からの数百年の木々も、製材品規格として考えると建築下地などに用いる一般材にも満たないような状態です。
その上、あちこちにある割れと腐朽ヶ所が、「同一寸法、同一規格」での製品づくりを完全に阻んでいます。

しかし、初めから規格建築材にする予定は有りません。
事情があって集められた貴重な天然林材です。無駄にするわけにはいかないのです。
私を含め、だれかが使う事が無いとこんなに貴重な材が保管出来ずに処分されてしまうのです。
木材が好きであればもちろん、それ以上に木材としての価値がわかる人ならばなおさら、活用せずにはいられない材料であることが分かると思います。


特に、見て頂いているような木目の細かな木材というのは、建築用途では銘木として一部分に使われますが、やはり規格寸法として揃わなければ販売が難しいものです。
だから今回は、建築用としてももちろんですがそれ以上に大切な用途である、小物製作や家具・建具、大量生産ではないこだわりの木のものづくりへの材料供給ができないかと、模索するところです。

広葉樹の様に特殊な色や木目ではないけれど、処分されてしまうかもしれないものの中に、こんなに美しい材が含まれているのです。

天然林材 5


現在ではよほどのことが無い限り、手に届くことの少なくなりつつある貴重な天然林材。
大きく大量ではないけれど、少しづつ製作している人たちには少量ずつ届けることができるはず。
そして、そうすることによって私と出逢うことになった彼らが、数百年育った命の最終的な産物としての木材製品に生まれ変わってくれるのであれば、活用できる人たちにこの材たちを紹介したい。
そんな気持ちでいっぱいなのです。

ただ単に材に萌えているだけではなく、これほどの木材たちを待ち望んでいる人たちに届けることができるのではないかという希望に燃えています。

材にすることが出来次第、また紹介することになりますので、是非「こんなことに使いたいよ!」とか「こんな感じで活かしたい!」というお声を待っています。
こんな寸法が欲しい!には、なかなかお応えしづらいかもしれませんが、皆さんと一緒に天然林材の活用を進めていきたいと思います!!!



さぁて、次の出張に向かいます。
上昇気流をつかまえる渡り鳥の様に、軽やかにとんでいけるといいのですが、自車移動に少々疲労がたまってきています(汗)・・・

天然林材 4



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