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久しぶりの投稿の理由と、病床で考えていたこと 

ここからが、木材を交えた本題です(汗)。


ワインが素敵なものであるように、木材もとっても素敵で魅力にあふれていると思います。
趣味の木工で何かを作ろうとする時、家具などの木製品を購入する時、もっとも大きな買い物である木造住宅の構造材や無垢フローリング、装飾材などを検討するとき。
いろんな場面で、木材の多様性や美しさ、そして優しさなどの特徴を知ることになるでしょう。

でもこの時、多くの場合木材の持つ性質や特徴までしっかりと伝えられていることは少なく思います。
近年は浸透してきたとはいえ、前回の私のワインの実体験の様におよそ20年ほどまえでは、わざわざ木材の性質を伝えるということは無く、「知っていてあたり前」の共通認識だったと思います。


ワインと木材というのは、とっても似ていると感じます。
大きな観点から言うと、ワインはブドウの木になるものを醸造していますが、土地や気候によって同じ品種でも味わいがことなりますし、生産者による違いも大きく出ます。
同じ様に木材も、産する土地や気候で同じ樹種でも異なるものになります(例:屋久杉や木曽桧など)し、その原木を木材として製材し乾燥させる人によっても、木材としての質は異なります。
だから、いつも森林ツアーの引率をさせてもらう時にも、少しだけ土の話とか土地柄による違いなどをお話します。

コート・ドール


そういった違いがあるのに、商品アピールはしているけれど性質的な事や扱い方(木材の場合は割れや反り、変色など・・・)については詳細な情報がありませんでした。
それによって、ワインを液漏れさせてしまった私と、発生事情を知らずに度々相談に来るお客さんの対応に怒れる店主の様に、お互いがすっきりとしない状況になってしまう。
木材の美しい色合いの写真を見て購入されたものの、経年変化で色合いが変わってしまってクレーム。
節ありフローリングの節にストッキングがひっかかって破れてクレーム。
無垢材の施工後に伸縮によって隙間ができたりすることでのクレーム・・・

建築業界は「クレーム」と言う言葉をよく聞きますが、上の一例は無垢の木材であれば起こり得ること。
だから、無垢材がどのような取り扱いが必要か、どのような性質を持っているのか、という事をお客さまと一緒に情報を共有する必要がある。
それでも完璧ではありませんが、それはワインも木材も自然の産物ですから・・・(逃げ口上・・・)


前回登場の酒屋さんには、自身の無知による事乍も衝撃的な店主の態度に驚き、その時以来行ってはいないのですが、実はこの後に通うことになるお店では夏場のワイン販売のためにお客さまに「発泡スチロールのケース」を配布していました。
もちろん、ワインの取り扱い周知の一環で一度だけですが、購入のワインを出来る限り健全に持って帰ってもらう為の工夫。
私の様な人間がいることに対しての、情報提供とともに発生する問題を未然に防ごうとする努力に感心し、それからというもの、その発泡スチロールケースは車での買い物のおともになったことは言うまでもありません。


販売する側も使う(飲む)側も情報共有していくこと。共通点が多くあります。
記事で公開している無垢フローリングや木材については、出来る限りの特徴や性質をお伝えしているつもりですが、まだまだ足りない部分もあります。
良いものを、喜んで使ってもらう為に、お気づきの点や気になることはどんどんおっしゃってくださいね。


リフリーオーク ネイキッド 6


今後も19年前の私の様な、無知による残念を減らす為に木について多くの事を語っていきたいと思っています。


あ、次回もう少し続きます・・・


 木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 
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・戸田材木店・セルバのホームページ
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