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杉の日焼け

今までも、いろいろな実験をしてきましたが、その中でも木材を使う上で避けて通れない変化ですが、普段は気がつかない変化が「日焼け」ではないでしょうか。
屋外使用の様に、グレーに退色していくのはわかりやすいのですが、室内においての変化は意外とわかりづらいもの。
木材だけではなく、畳もいい例ではないでしょうか。
大掃除の時に、座卓をのけてみると脚のあった部分だけ色が最初のまま・・・。そんなことありますよね。

無垢のフローリングについても、やはり日焼けを気にされることが多いのですが、基本的に毎日目にしていると変色にはほとんど気がつかないので、大抵は問題ない様に思うのですが、今回話題にするのは変化した後の違い!です。
それも、同一樹種でありながらも見た目の変化がわかる例ができるはず、ということでやりました。

これです。

杉の日焼け比較3


杉の無垢フローリング2種。
2種類の杉のフローリングを比較しようというのですが、一つは弊社の紹介文に共感してもらった人には、その良さのわかる「高樹齢古希杉浮造りフローリング」。たいしてもう一つは「ただの杉フローリング(汗)」。
そういえば、映画「ハッピーフライト」で綾瀬はるかちゃん扮するCAさんが、2つあるうちの片方の機内食の良さをアピールするのに「・・・・(一方)と、ただのビーフでございます!!」と言っていたシーンを思い浮かべます。

それと同じくらいに違いをアピールしたい!そうご理解下さい(笑)。

さて、早速ですが日焼け試験結果、見てみましょう。

杉の日焼け比較2

お?!
なんか両方少し色が濃くなってる。

そして覆っている部分をはがしてみると・・・
おいている方向が逆になっていますが・・・

杉の日焼け比較1


でました!

写真右が弊社の高樹齢古希杉浮造りフローリング。
同じ様に赤茶色に変色してきていますが、木目の部分がより一層赤く目立っていると思いませんか?
変色前をみても、木目部分の色合いに差があることはわかりますが、日焼けした後も一層木目が引き立つとともに、芯材部分の多い赤身勝ちタイプであることからも、一層色合いが深くなっていることが分かります。

試験期間はおよそ半年ほどですが、これが数年数十年となると大きな差になっておうちの印象を左右します。
綺麗に歳をとっていく、というのでしょうか。
その秘密は、比較する樹種は同じ杉ですが表面の加工と樹齢や、そのものの性質に違いがあります。


育った場所を厳選し、樹齢の高い落ち着いた杉を天然乾燥させて香りを活かしているのはもちろんのことですが、丁寧に浮造り加工をされた材面は、杉という樹種のもつ樹脂による経年変化の美しさを感じさせてくれるのです。
はたしてもう一方は、表面はサンドペーパーでサンディング仕上げされて平滑な普通のフローリング。
仕上げ以外の面での違いもありますが、赤茶けた色合いに変色しているものの特に木目もはっきりとするわけでもなく、のっぺりとした印象。

この差が大きな違いになってくるのですが、こんなことは今回の様にわざわざ言わなければ分かりません。
どちらも杉何だから、同じでしょ?!ってなる。
そうじゃありません。
もちろん、価格重視や経年変化での価値観のことなりがあることを承知のうえですが、私は経年変化の後になっても「この杉フローリングはよかったなぁ。」と言ってもらいたい。
杉だけではなく、それ以外の樹種の取り扱い無垢フローリングにも同じことが言えます。

違いがあるから選ぶ理由になる。
価格だけの差ではなく、ずっと一緒にいて触れ続けるものだから、なおさら違いのあるものを選んでほしい。
杉の経年変化の美しさを引き出す浮造り加工と、そのポテンシャルを持たせる原木を使っていること。

選ぶ理由のある杉無垢フローリングをお届します。


古希杉浮き造りフローリング

(施工一年経過後の様子。アトリエFUDOさま)


自分の家の杉無垢フローリングにこだわりたい、という方は一度違いを検討してみてくださいね。

・高樹齢 古希杉浮造りフローリングはこちらから


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