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必要だけども在庫できない、辛い現状

売れないものを在庫するのが良い、というのではありません。

需要があるけれども、必要とするお客様に出会っていないものを在庫して、紹介できるようにしておく体制を維持すること。
それが弊社の存在意義の一つなのかもしれない、と思います。

たとえば「内法」。
うちのり、と読みます。
平たく言えば、おうちの中の敷居や鴨居と言われる部分に使われる材料ですが、これも現在では集成材や加工品が主流です。
材木屋さんが未加工の木材として在庫しているケースはほとんどないでしょう。
弊社では2m材だけでも300?!本ほどはあるのでは・・・

在庫品14


和室のある改修工事などでは必要になる部分ではあるものの、通常は販売する機会はほとんどありませんし、あったとしても今の時代の大工さんのほとんどは、部材として使うことができる状態までの仕上げをする技術も道具もないので、加工工場に預けて仕上げ加工をしなければならないために、わざわざ弊社に置いておく必要がないのです。

ヒノキの化粧柱を見てもそうです。
私の若い時分は、月に100本を超えるペースで和室用の化粧柱が入荷していましたが、現在は年に1本も販売することがありません。
悲しいというか、時代というか・・・・

在庫品10


一昔前までは、材木屋さんにはないとおかしい、というようなラインナップだったと思われるものが、今ではなくて当たり前になりつつある。
そうです、弊社でも在庫をやめた商品がありました。
通称、「畳下」です。
これも、杉の板ですが今までは1物件につき最低でも3ケース=6畳分の「畳の下地用の杉板」を出荷していましたが、時代の潮流を反映し、現在では数年以上も注文をもらったことがありません(涙)。

そんな状態が続き、常時売れる商品とずっと売れない商品が明確化し、スペースと経理上双方の理由で売れないものを在庫しないことが一般的になりました。


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