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戸田先生の伐採授業、2018年度のスタート! 

さぁ、いよいよ私のフィールドへやってきました。
木材の製品市場です。

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前回まで、偉そうに山でレクチャーしてましたが実は私、街の材木屋ですので本当はこっちの木材製品が本業です。
好きが高じて、、、、いや、木材を扱ううえで必要な情報として、森林の事や植物の事、製品になる前の木材のことを知るために山に通っているうちに、偉そうに講義する様になってしまったんですねぇ・・・・
山の事も木材のことも、まだまだ勉強することはたくさんありますから、喋りながらも生徒たちと一緒に勉強もしているのですよ(笑)。

前回にもありましたが、彼らは普段は製品は見る事があまりなく、四角くなった木を意識する機会がありません。
そんななか、木材業界は激しく様相転換しています。建築もそうです。

その波や変化を知らないままでは、山はかわっていきませんからおいていかれてしまいます。
そうなれば、どんどん山がすたれてしまうし、日本の木材の価値が低くなってしまいそう・・・
そんな意識改革を促したく、ぜひココは見てほしかったのです。

訪問時は休業日で市場はお休み。
なので、ゆっくりと倉庫を見学することが出来ますので、じゅんぐり廻って見ていきます。

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製品であれ、木材市場というと桧や杉の商品が多く並べられていると想像するかもしれませんが、いきなりその出鼻をくじくかの様に見てもらうのはLVLやフリー板と呼ばれるもの。
それらは、積層材や集成材と呼ばれたりするものですが、純粋な一本の木材ではなくあえてベニヤ板の様に薄い板を重ねて接着し、木材特有の伸縮や反りを軽減した商品。
一瞬、「木じゃないものが積んである?!」という感覚だったと思うのですが、これは現在の木材流通の中で主流になりつつある商品の一つ。
つまり、現在の木材利用の環境では、それだけ木材の特性でもあり特徴である伸縮などが、受け入れづらい施工環境であるということが言えるのです。
しかし、残念がってはいられません。
無垢材での利用だけが木材利用ではありません。集成材も積層材も、そしてベニヤ板も木材利用の一つです。
無垢の一本ものではないからと言って、木材ではないと思っているだけでは、本当の意味での木材や森林の未来は見えてこないのかもしれません。

そんなことも知ってもらったうえで、次こそは無垢の木材を見てもらいましょう。

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建築木材の花形、化粧柱や鴨居や敷居などの無節や上小節のヒノキ材です。
学生たちも、まっすぐで節のない木材を目指すことはとても大切であるという認識があるので、丸太ではない角材になった節なしの材料にとっても興味を持っています。
材木屋にとっては当たり前(だった・・・?!)化粧面の表示方法や、一見節なしにみえても、一皮むくと節が出るようなポイントを実物を見せることで、わかりやすく伝えることができたと思います。

やはり実物をみることは、とても大きな経験になります。

もちろん、山に携わる立場だからこそ疑問に思うような質問も随所で飛び出し、私も「そうか、そういうことが聞きたいんだ!」と思う発見があり、私もいい勉強になりました。

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