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扱いにくくなっていく稀少材、のるかそるか・・・

稀少材については、新しく伐採するからいけないとか、あるものを利用するから問題ない、というと単純な図式を考えているのではありません。

そもそも、どちらにせよ自然にとっては私たち人間の理由で伐採利用しているものですので、あれは良いけどこれはダメ、という時点で完全に人の都合なので、善悪感情だけで判断するのは早計だと私は思っています。

ミャンマーチーク


そう感じる理由の一つに、「活用されない希少種」の存在があります。
現在は様々な理由によって、以前ほど木材の流通量は多くはなくその結果、少しずつ廃業される材木屋さんも出てきています。
その中には、とっても良質な材を持っておられたり、稀少材が含まれていたりするのですが、場合によっては利用されないまま廃棄処分になっている場合もあります。
稀少材ということで、流通にのっていなかった材が倉庫の整理と共に、廃棄処分にされてしまう。
もしくは、材の価値のわからない人によって切り刻まれて使われたり、本来の用途とは異なる形で使われたり。
何とも悲しい事です。
実際、いくつもそんなお話を聞いています。

木材は使う人があり、活きる現場があるからこそ価値が生まれます。
私の様に、所有して喜んでいる様なたわけものは別ですが、基本的には誰かに活用してもらわないといけないのです。
そうするには、やはり希少種も知ってもらって、現在あるものは使ってもらうことが必要だと感じます。

それ以外には、日本を含めて世界にある素晴らしい樹木たちの中で、少なくとも木材として流通したものは、できる限り有効に後世に伝えたいという中で、規制が厳しくなる今後には、なかなか見る事ができなくなる多くの樹種を、今のあるうちに大切にしてもらえる人に届けて、残していくことも大切なのではないかと思うからです。
そんな意味では、私の好きな神代木もそうなのですが、今後は見る事が出来なくなってくると思いますから、好んでもらえる人の中で是非残していきたいのです。

神代栃

紫檀や黒檀、大径木のアフリカや東南アジア材、その他以前は使われていたものの、現在は流通が少なくなっている材の中で以前に入荷しているものなど、色々な物に出会います。
既に木材になっているにもかかわらず、使うことなくそのままになっている材。
活かしていきたい、またそんな材とであって喜んでいただける人たちに届けたい。
そんな想いで、稀少材を含め紹介していきます。

上手に活用していけば、将来は安定した資源状況となり、稀少といわれる材にまた普通に会える日がくるかもしれません。
そんな日の為に、今あるものを喜んでいただける人にお届けします。

そのうちの2つを、次回以降に用意ができ次第(地震復旧・・・)紹介していきたいと思います。



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