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天竜林業 弾丸珍道中

山が起伏に富み標高差があることからか、私が訪れた4月下旬には下界は昼間に半袖だったにもかかわらず、山頂付近はまだ桜が満開のところもあるなど、四季の移ろいを感じるに十分な移動になった天竜珍道中。

そうそう、珍道中なんでこれから何かが起こるわけですが・・・

今回の訪問の最終には、同行した有志のみんなでこれからの天竜材の流通とブランド化についての議論を交わしたのですが、材木屋の考える事とは異なる意見も多く出て、とっても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
やはりここでも固定観念のみで物を見ることは、世界を狭めるなぁ、と実感。

水がきれいで山が美しい。

この基本的な事が当たり前に見られる天竜地域ですが、それは順を変えると山が美しいから川も美しいのですよね。
天竜川をはさんでそびえる山脈が、恵みの源なのだとわかるのです。

清流


道中立ち寄った、佐久間町相月の諏訪神社近くの集落のおかぁさんのお話では、諏訪神社のそばに「大蛇の穴」があるといいます。
先を急ぐ私は残念ながら見つける事が出来ませんでしたが、大蛇が行き来するというその穴は、遠く信州まで通じているというのです!!

おかぁさんの広げた手の大きさでいうと、直径およそ25cmくらいの穴のようですが、周辺を工事する際にふさいでしまおうということで、一時は埋められたようなのですがなんと!、埋めた作業員の方がけがをするという状態が発生し、埋めるべきではないという事で、現在はその穴は口を開いたまま維持されているそうです。

なんとも不思議なお話ですが、これ位の逸話はあってほしいのが天竜。
いや、もしかするとこの穴を通じて往来する大蛇こそが「天の竜」で、水と木々をはぐくむ元を作り、天竜川の祖(「千と千尋」の白竜川の様に・・・)なのかもしれません。

う〜ん、なんとも神秘的な地。


とはいえ、ですよ。
山が急峻で林立しているので、こと移動に関しては結構な苦労を伴います。
山道というのは、一般的には「林道」とそうされていて、その地方の名前を関して「●●林道」なんて名前になっているのですが、天竜は大きな県道からいったん逸れると、通常のより若干狭いくらいの道でも林道扱いで、私が知っている「自動車対向不能」な「スーパー林道」、通称「スパ林」でさえ、なんとか車がすれ違うことのできる道幅なのです。

もしかすると、天竜に訪れて一番の驚きはこの「スパ林」の道幅の広さと路網かもしれません。
しかし、道路幅は広くても移動が大変なことは変わりません。
一旦上ると、戻るには同じ道を下るしかありません。(当たり前。)

都会だと、いろいろと道順を選べますが林道は分岐や途中で進路を変える選択は殆どありません。
いや、山越えなどすれば、スパ林同士で行き交う事が出来るのですが、距離は知れているものの山道ですので、九十九折れの道を延々と走る必要があります。
しかも、あの天竜川もあるのですから対岸に行くためには橋を渡る必要があります。

そんな状況ですから、目的地まで「この道しかない!」的に進んでいるところに、こんなことになるとどうしようもないのです。

やめて・・・


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