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木や森が話題になるときはこんなものなのか・・・

連日ニュースで取り上げられる大雨での被害。
その中で特に話題とされているのが、流木による被害。
ちょっとやりすぎなくらいに感じてしまうのは、個人的な意見を持って見ているからなのかもしれないけれども、やっぱり気になってしまう。

新聞記事1


ニュースもメディア記事も、流木によって被害が拡大したために、今後この流木被害が出ないようにしないといけない。そのためには・・・・というまとめに入る手法が多くみられます。
確かに、流木によって町や川の近辺に被害が出たことは事実であるし、できればそのようなことは防ぎたい。
しかしながら、多くのニュースやメディア記事は「間伐」や「放置された木材」や「日本の森林の状況」、もしくは「人工林の手入れとそれらの根の深さが浅い」などの理由を持ち出して結論に向かっているように聞こえます。
果たしてそうなのか?!

自然災害なので、完全な原因特定は難しいと思うのですが、多くは上記が関係するところもあるものの、どこかそれらが「すべての原因」であるかのような表現に聞こえる場合もあり、違和感を感じます。


報道の中でよく聞かれたのが「間伐をきちんとしていかないと・・・」という件(くだり)。
事実、間伐という行為は大切ですし、行っていくべきものです。
しかし、間伐は決して「悪い木を伐る」わけではないことと、「日光を当てるためだけ」ではないはずです。
そして、整備がされていないから流木が発生する、という結論に聞こえるのですが、それだけではないはずです。
あれだけの豪雨です。記録的な雨量ですからいくら森が保水したとしても、それが天然林であって良い森であっても、土が大量の水で流されたり、地盤毎流れたりすれば流木も発生するでしょう。
人工林だから、とか間伐されていないから、と位置付けるのは早計だと思うのです。
もっと林業を国を挙げて活性化していかないと・・・と他人事のようなコメントも聞かれましたが、現実的に簡単にできればもう対策はされているし、林業と一言で言っても多様な課題や現実が幾重にも重なる中で、答えを出すのは容易ではありません。
都合のいい、「間伐」や「日本の森林率」などの言葉だけで森林整備が大きな原因の一つであると結論づけるのは、疑問に感じるところです。

新聞記事3

そういった言葉を使って、木や森が災害ニュースの話題になるのは少し残念です。
そして、専門的に聞こえるもう一つのキーワードが「植林地では根が浅いから流れてしまう」という言葉です。



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