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樹木は厄介者か、それとも都市鉱山か・・・1

今月初めの新聞記事に、以前から気になっていた話題が大きくカラーで掲載されていた。

倒木3


「街路樹」、「危険」・・・
なんか不穏な記事ですが、いつものごとく人間様が植えたものが人間様にとって邪魔になった、という事のようです。
それで危険だ、と・・・
ちょっと悲しくなってしまいますが、世間の大勢はそう考えるでしょう。
私には、「そんなの、枝でも落ちてきて当たったらどうするんだ!」という声が聞こえてきそうですが、私のライフワークである巨樹めぐりですら、巨樹の枝が広範囲に選定されているときがあり、そういうものはたいてい落ちて危ないとか、周辺に落ちると清掃が大変とか、そんな理由です。
そこに住む人よりもずっと長く、ずっと前から生き続けているものが命の枝を広げていても「危険」で済ませてしまうんだから、本当に悲しくなります。
もちろん、危ないのですが「気を付ける事」を奨励してからの行動もしてもらいたいのです。
樹木は枝葉を落とすものですもの。
それくらいわかるはずなのに・・・

倒木4


以前から、わが茨木市による街路樹の強剪定や、落葉シーズン前の一斉枝払いを話題にしたことがありますが、実はそれ以外にもこの記事の中の「倒木」も気になっていたことの一つです。

成長を見込んで植えたものの、予想よりも速いスピードで成長し支えられる土壌とスペースがないので倒れ掛かっている、もしくは既に倒れているものもあったりします。
実は最近見つけた某所でもこんなことに・・・

倒木1

わかるでしょうか。
写真の先に見えているもの。
通行人も車の人も、全く気にしていませんが、すでに写真左に見える樹木は、電柱に倒れ掛かっています。
既に、幹は折れているので喫緊に処理しないといけない状態になっています。
うまいこと電柱があったもんだ、というものですがそれは偶然。
そのまま倒れると車も、もちろん歩道の人も直撃・・・

ヨーロッパを模して植えられた木々が、落葉や種子の落下による「公害」の様に扱われたり、木陰を作るため、もしくは早く緑化するために植えられたものが大木化しすぎて問題になったり、剪定や公害に耐えるために街路樹としてや公園樹として植樹されたものが、その耐性が強すぎて扱いに苦慮したり・・・
そんなことも実際起こっています。

どうにかならんのか、この問題。


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