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幅広無垢材の救世主?! 〜無垢一枚板 「OPCボード」 針葉樹バージョン〜

合板やビニール系プリント素材などの建築資材から、無垢の木材を使った建築資材へ移行していくと、無垢の木材では実用的に難しい事が色々と出てきます。

フローリングにしたってそうですよね。
合板だと一枚のフロアーが約300mm幅なので、単純に普通のUNIタイプ無垢フローリング90mm幅と比較しても3倍以上の差があります。
こんなのは周知の事実なので、そう問題になりませんがフローリングの続きでいくと階段材になる様な幅の広い材がなかったり、あったとしても相当高価だったりしますよね。
それと同じように、いつも何気なく使っている3×6(さぶろく。通常910mm×1820mm)寸法のボード状の材料などや、カウンターやデスクなどの幅広材、そしてちょっとした枠材関係も、無垢の木材にこだわると集材に苦労するものです。
(そう考えると、住宅資材メーカーさんのラインナップと良く考えられた商品群は素晴らしいと思いますね。今さらながら・・・)

そんな困った状況に、無垢の幅広の木材があるといいとは思いませんか?!
集成フリー板の様に、長さも幅も細かな木材をつないだものではなく、無垢の木材の木目を感じることのできる幅広の板材がないものか?!と思いませんか?!

そこで提案です!
通常ならば、家具屋さんなどがテーブルやデスク、その他幅の広い板材が欲しい時に用いる「幅接ぎ」という方法を使って、無垢の木材を1枚の板状になっているといいですよね?!
それがこちらのOPCボードです。

OPCボード20

(写真はOPCボード杉のカットサンプル)

幅接ぎ(はばはぎ)とは、文字通り板を幅方向につなぎ合わせていくことです。

OPCボード21


現在、構造材などでも主に流通している「集成材(EW、エンジニアリングウッド)」は、長さ方向と幅方向(又は厚み方向)と双方につなぎ合わせをしているものや、よく見かけるカウンター材で一般的に使われている積層材フリー板は、細かな木片同士を積み合わせるようにして板状にしています。

それに対して幅接ぎは、集成材の技術ができる以前から様々な方法で行われてきたもので、至ってシンプル。
一枚(一本)の無垢の木材を接着などの方法でつなぎ合わせて、必要な寸法を得る方法です。
そのため、つなぎ合わせていても、長さ方向には本来の素材となる木材の木目が伸びやかにいきていて、印刷では出すことのできない自然な木目の並びによって、幅の広い一枚板無垢材の代用ができるのです。

代表的な樹種はスギ、ヒノキという針葉樹。
(写真はOPCボード桧)

OPCボード19

そして針葉樹材では、それにプラスして「カラマツ」をご用意。
特に関西方面では馴染みが薄いように感じるカラマツ。名前は知っていても、材として見た事が無い、若しくは使った事が無いという方が多いかもしれませんが、独特の薄黄色から橙色にむかうような色合いと、浮造りしているわけでもないのにくっきりと浮かび上がる様な木目はカラマツ特有で、スギやヒノキよりも一層、無垢の木材であることを実感することができると思います。

カラマツについては、以前にピュアラーチ幅広無垢一枚物フローリングで紹介していますが、この無垢幅接ぎ板に使用されるカラマツは全て日本のカラマツ。
カラマツに馴染みの無い地方では意外かもしれませんが、カラマツは実はスギと同じようにとても有用な造林樹種なのです。
寒さにも強く成長も良いということで、中部以北では造林樹種としての看板をしょっているんです。
ということは、スギやヒノキと同じ様に安定供給できるということです。
ここが大切。

OPCボード18

いくら特殊なものでも、量が揃わないとかある時しか使えない、では普及は難しいものです。
初めから全てオーダーメイドで時間もお金もいくらかかってもいい、というなら別ですがそういうケースは珍しいですしね。
針葉樹材の中でも重硬で、特有の木目のカラマツ。
インテリアの良いスパイスになりそうです。

さらに!!
針葉樹シリーズのスギ材のみにはなりますが、水平構造面材として耐力認定を受けていますので、床などに使用することで床面の剛性を確保することができるのも優れもの。
近年多く使われる床用構造用合板に似たようなイメージで使用しながらも、そのまま見えがかりの化粧仕上げ部材として使用できるということ。
化粧天井面などにも採用の幅は広がります!!
意匠性と強さを兼ね備えた無垢ボード、ということですね!!

さてさて、普通なら針葉樹のココまでで終了のところ。
しかし無垢幅接ぎ板の有難いところは実は、「広葉樹」もラインナップしているということです!
広葉樹、それも日本の広葉樹です。
広葉樹というと、どうしても北米材やロシアや中国など、フローリングとして入荷する様なものを想像しがちですが、弊社フローリングの日本の広葉樹シリーズ「清涼なら清涼かば・清涼たも」でも見られるように、ちゃんと日本にも活用できる広葉樹が存在します。
それらを皆様に届けることのできる、一つの方法がこのOPCボードになるのです。

OPCボード2


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