空を見上げて
トップページ » 日本の広葉樹無垢フローリング 〜清涼たも(せいりょうたも)幅広柾目一枚物フローリング〜

日本の広葉樹無垢フローリング 〜清涼たも(せいりょうたも)幅広柾目一枚物フローリング〜

前回の清涼たも(せいりょうたも)幅広無垢一枚物フローリングは、すでにご覧いただいたでしょうか?!

輸入品のタモアッシュ)フローリングではなく、日本で育った日本の広葉樹であるたものフローリングです。
その意味の特別さは、清涼楢(せいりょうなら)清涼樺(せいりょうかば)も同じですが、実は清涼たもは、他の2種に比べても若干の特別さがあるのです。

それを紹介するのが今回!
いよいよ公開!、特別な日本の広葉樹無垢フローリングシリーズ。

「清涼たも(せいりょうたも)幅広無垢柾目一枚物フローリング」です。

清涼たも(せいりょうたも)柾目幅広無垢一枚物フローリング11

突然ですがみなさん、柾目をご存知ですか・・・

弊社では、高樹齢!百年杉柾浮造りフローリングが定番として存在しますが、木材の中でとっても贅沢で貴重なものです。
それはなぜかというと、板目に比べて効率の悪い製材方法をとらないといけないからです。
それともう一つは、それなりに大きな原木が必要となること。

まず前者は、丸太の半径よりももう少し小さいくらいの大きさの板しかできない、ということです。
柾目板を作るには、丸太の中心に対して直角、もしくはそれに類する位置で製材しなければいけません。そのため、幅の広い板ができず中心部分も使えないので、非常にロスが多いといえます。

後者も、先ほどのように丸太の半径よりも少し小さい寸法しかできない、ということは大げさに言うと今回の様に120mm以上(一部は150mm)の幅の柾目板を得るには、その寸法の倍、最低でも300mm以上の丸太を使わないといけない(実際はもっと厳しい)ようになるので、自ずと丸太の価格も高くなり、芯の部分などのロスを生んでしまうことも含めて、非常に得にくい木目であるといえます。

清涼たも(せいりょうたも)柾目幅広無垢一枚物フローリング2


きれいな柾目のフローリングを製作しようと思うと、百年杉柾浮造りフローリングの場合でも、その名の通り樹齢100年生以上の丸太を必要とします。
杉の場合は比較的まっすぐで、100年生位のある程度太く節の無い丸太も安定して製材することはできますが、成長が遅いために太い丸太が安定して供給しにくく、枝下の長さが短い=長い材がとれない広葉樹では、柾目に製材する材を入手しづらく、そのうえ非常に生産効率が悪くなってしまうので、一部の材を除き柾目製材をすることは非常に稀です。

そんな貴重な柾目製材の日本のたも材ばかりを集めてつくられたのが、清涼たも幅広柾目無垢フローリングです。

清涼たも(せいりょうたも)柾目幅広無垢一枚物フローリング7

柾目の良さは、木材として貴重だというだけではありません。
人間が木材を見て、どこか落ち着くなぁ・・・と思う感情。
その感情は木目が持つ視覚的作用だと言われていますが、その中でも柾目は 「1/f ゆらぎ」という独特のリズムを持っている為に、人の視覚が安定し、落ち着きを生むというのです。

実際のところ、上の写真でみる清涼たもの柾目はとっても綺麗な直線を描いているものと、すこしゆらゆらと左右に揺れていたり不規則だったりします。
規則的ではないこのリズムこそが、その「ゆらぎ」なのですね。

もしこれが、完璧に整ったまっすぐで規則的なラインになると、このようになります。

規則的なライン


かなりチカチカとしませんか?!
別に点滅させているわけでもなんでもないんですけども、とっても見づらい。
規則的に並んでいて美しいはずのラインが、あまりにも規則的だと落ち着かない。

感覚や線の濃さの問題もあると思いますが、木材の柾目はたとえ非常に整った直線であっても、人工的な狂いの無いものと違い、目に対する負担が少ないのです。
もちろん、中には追い柾目という柾目がまっすぐには通っていないものも含みますが、その不ぞろい具合もいい感じに思えてきます。

もちろん、成長の過程で何らかの影響を受けて木目が揺れている部分なんて、特に魅力的!

清涼たも(せいりょうたも)柾目幅広無垢一枚物フローリング6


そして、清涼タモ幅広柾目無垢一枚物フローリングの隠れた特徴は、フローリングの幅方向の伸縮が広葉樹としては非常に少ないこと。
どうしても、暴れが大きくなったり幅寸法が安定しなくなったりしがちなところを、柾目という木取りで安定させることができています。
木を板にするとき、板目というタケノコ状の木目が出る方向に製材すると反る。
「木が反る」と書いて板目。
一方、木の使い方として正しい方向に製材すると、比較的暴れない。
それが「木と正しい」と書いて柾目。
木の使い方のうちで、もっとも安定している状態のことを漢字にしている。
そう思ってしまいますが、果たしてその通りなのです。


もちろん、広葉樹特有の板目(木目)模様を楽しみたい、という要望はありますがそれは前回紹介の清涼たもやその他の無垢フローリングをご検討いただくとして、二つとない貴重な「日本の広葉樹の幅広無垢一枚物の、柾目のフローリング」は、限られた数量の中のそのまた一握りの特別品。

広葉樹で仕上げたいお料理屋さん、和風旅館や料亭、縁側や廊下のあるおうち。
そしてなによりも、日本の広葉樹を愛する皆さんに使ってほしい!
そう思う日本の広葉樹フローリングです。


清涼たも(せいりょうたも)柾目幅広無垢一枚物フローリング5


杉や桧などの針葉樹もいいものですが、日本にある広葉樹を使えるという価値と、その広葉樹の柾目を手にすることのできる贅沢を、あなたの足元に!!


〜清涼たもをご検討いただく前に〜

清涼たもフローリングは湿度の比較的低い北国の寒さの中で育っています。また、製材や乾燥工程も同じ環境で行っていますので、施工頂く地域によっては稀に吸湿して寸法の伸縮が大きくなる場合もありますので、施工環境にはよく馴染ませてから施工していただくことをお勧めします。

また、清涼たもフローリングの原材料の「たも」は、ケヤキやナラと同じように環孔材広葉樹であり、キクイムシによる白太(辺材)の食害を受ける可能性があります。
全てがそうではありませんが、無垢の木材の特徴として、採用にはその可能性がある事を含みおき頂きますようによろしくお願いいたします。(必ず発生するわけではありません。)

 

 
一枚物プルミエグレード貼上りイメージ

清涼たも(せいりょうたも)柾目幅広無垢一枚物フローリング11



・清涼たも(せいりょうたも)幅広無垢一枚物フローリング(板目)はこちらから

・日本の広葉樹シリーズ、以前にご紹介の清涼楢(せいりょうなら)幅広無垢一枚物フローリングはこちらから。
清涼樺(せいりょうかば)幅広無垢一枚物フローリングはこちらからご覧ください。

・清涼たも以外の無垢フローリングの記事はこちらから

・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ


日本の広葉樹 清涼たも幅広無垢一枚物フローリング(寸法表記はすべてmm単位)

・寸法

15×101×1820
15×120×1820
15×150×1820 


・形状

一枚物

・エンドマッチあり

・品番と価格

ST-15PQ OPC一枚物 柾目 無塗装 15×120×1820 プルミエ
¥26,400(税別)/7枚入り(1.52屐

ST-13PQ OPC一枚物 柾目 無塗装 15×150×1820 プルミエ
¥28,800(税別)/6枚入り(1.63屐

ST-18PQ OPC一枚物 柾目 無塗装 15×101×1820 プルミエ
¥24,000(税別)/9枚入り(1.65屐


・運賃

別途地域により、お問い合わせください。

・グレード

プルミエ:材の特色を活かしたトップグレード(清涼たもには白太を含みます。)

・納期

無垢商品の為、該当年度の原材料が限られている都合いつでも生産するということができませんので、余裕を持って確認ください。


*ご検討の前に弊社からのメッセージを必ずご覧ください。 

お問い合わせ・ショールームのご予約はこちらから


・表情の違い 参考(通常の清涼たもの表情の違い以外に、含まれるもの)

軽微な流れ節

清涼たも(せいりょうたも)柾目幅広無垢一枚物フローリング1

節の影

清涼たも(せいりょうたも)柾目幅広無垢一枚物フローリング3

節の影部分の加工目こぼれ

清涼たも(せいりょうたも)柾目幅広無垢一枚物フローリング4


表面の若干の毛羽立ち

清涼たも(せいりょうたも)柾目幅広無垢一枚物フローリング9


端部の板目かかり部

清涼たも(せいりょうたも)柾目幅広無垢一枚物フローリング10

材の濃淡(写真は板目羽目板)

清涼たも(せいりょうたも)無垢一枚物羽目板16


木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muku_mokuzai/1611916

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp



これより先はプライベートモードに設定されています。閲覧するには許可ユーザーでログインが必要です。



コメントを書く




情報を記憶: 評価:  顔   星