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情熱は販売の瞬間だけにあらず 2

今までずっとそこにあった愛車でも、引き渡ししてしまえばただの下取り車として連れて行かれてしまいます(涙)
何でも愛着を持って長く使うタイプの私ですので、使い続けていたものを手放す瞬間は悲しいものです。

今回手放す原因の一つとなった部品供給ができなくなること。
それは、私たち建築業界の中でも問題の一つで、いくらお客様が大切にされてきた住宅設備でも、10年もすると部品供給できなくなり、修理が難しくなります。
その時には、取り替えるしかない、という結論になってしまうこともあるのですが、実は、車の場合は限られた一部車種ではメーカー自身が、同じ車に乗り続けられるように部品交換や純正塗装の塗り直し、シートなどの表皮の貼り替えなどを行っているものもあります。

もちろん、想像どおり高級車においてのセレクトメニューであり、普通にもう一台車が買える以上の金額をかけて行うものなので、非現実的といわれるかもしれませんが、このメニューが用意されている車種(日本で7000台ほどがデリバリーされている)のオーナーさんの中には、「スペアのボディー」を1つないし2つもっている方もおられます。
意味わかります?!スペアボディ−です。
つまり、エンジンもタイヤも何も部品のついていない状態の同じ車を持っているということです。
これでも意図が見えてこないでしょうか。
つまりは、部品としてあるものは交換できる。
しかし、ボディーその物は交換部品の様に用意されていないので、ボディーが老朽化した時に、交換するスペアが必要だ、という考え。

言葉の並びは理解できるとはいえ、動かないどころかがらんどうの金属の塊をただただ保管されているのです!!
すごくないですか?!もう一般的にはついていけませんよね。

それを聞いた時、さすがに私もビックリしましたがそんな人もいるんです。
本題に戻って新聞記事です。
スペアボディー、とまではいきませんが、あのマツダ自動車が1989年に発売した人気車種「(ユーノス)ロードスター」を、オーナーが維持し続けられるように、初代モデルを有償で復元するサービスを開始するというのです。
先にあげた高級車の特別メニューに似たサービスだろうと思われます。

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ロードスター。
車をあまりご存じない方でも、そのフォルムは見ればわかるのではないでしょうか。
たしか、世界で最も売れたオープンカーだったような気がします。
だから、根強いファンの為に今回の企画をしたようです。

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これです!
これなのです。
メーカーが情熱を込めて製作した車を、ファンが乗り手が情熱を持って使い続ける。
それが本当の良い車であって、喜びなのだと私は思います。
マツダ自動車あっぱれ!
販売当初のカタログにはよさげな文句と、カッコいい、もしくはエレガントなコマーシャルが流れるものの、モデルが更新されるとやはり型落ち。

しかし、それでも愛着を持つのがファンであり、名車!
そんな車を残してもらうためには、やはり部品供給は欠かせません。
車といえどもメーカーにとっては売り上げを担う「商品」ですから、上手な販売戦略とコマーシャルメッセージで購買意欲を掻き立てる必要があるのは言うまでもないですが、本当にそこにほれ込んで、愛着を感じられる車も多くあります。

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だから、少なくとも売り出しのための「掴み文句」だけでは終わってほしくないのがファンの心理。
自分の車は今でも当初の輝きを失っていない、いや、自分との時間でますます魅力を増している!
そう感じている人もたくさんいるはずです。
そんな部分は、工業製品といえども木と共通する部分なのかもしれないと勝手に思っています。

スピリットを貫いてくれていればそれでいいんです。
別に購入特典のナビゲーションシステムがほしくて車を選んでいるわけではないんです。
少なくとも、スピリットを大切にするユーザーは・・・


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