空を見上げて
トップページ » グリングリンには訳がある・・・樹木精油の神秘

グリングリンには訳がある・・・樹木精油の神秘

トイレのたびに、というのは別に我が家がカブトムシを通過してトイレに行くわけではなく、トイレのカウンターの上が、我が家のカブトムシたちの生活の場所だからです。

どうしてトイレなの?!という疑問が出ることと思いますが、なにぶん環境に優しい家族ですのでエアコンというものを使用していない都合、室内の温度は皆さんがご想像しがたいような状態になることもあるために、通常は玄関の土間などで生活していたカブトムシたちを、「さすがに暑いやろう・・・」と気を利かせた家内が、少しでも涼しい北側のトイレのカウンターに移動させたから、というわけです。

そしてそのトイレのカウンターの上で飼育するようになって今年で確か3年目。
前回に気が付いた異変が前年にも同じような状態だったと、記憶がよみがえり、2年も続けて異常な形になったのはもしかしてこの環境に問題があるのでは?!と思い、よく調べてみるともしかして!?と思う記述に行き当たりました。


その記述とは、昆虫に対する摂食阻害活性が報告されている、ということ。
Cinnamomum camphora 精油のCalopepla leayanaに対する摂食阻害活性が調べられ、昆虫に対する異常行動を起こさせる揮発成分が含まれていることが分かっている、といいます。

そうです、Cinnamomum camphora とはクスノキのこと。
そして、我が家のトイレのカウンターは無垢のクスノキ一枚板。
その日の気候により、ほのかに樟脳の香りを感じさせるのですが、家内が気を利かせて移動したこのクスノキのカウンターの上が、まさかカブトムシにとって危険な環境下だったとは!!

トイレ

そういえば、昨年も今年も、成虫から産出される卵の数も半端なく多く、その瞬間からもおかしいと思ってはみるものの、やはり偶然というほかなかったわけですが、その卵自体も幼虫にならないものがあったり、そして蛹の状態でグリングリンと動き回るものもあり、うちのカブトムシは異常?!と感じる機会が多くなったのです。

カブトムシ3

だって、この状態でグリングリンと頭を振るのです。
もう、異常・・・いや、データを取っているわけでも専門家でもないので異常と言い切ることはできませんが、光景が異常なのですよ。
変態中に動いてもいいのか、君たち・・・と。

クスノキ精油が異常行動を起こさせる原因となっている可能性は、文献上からもおそらく信憑性があると感じています。
そりゃそうだわね、防虫目的で樟脳を生産してきたんだし、樹木精油がおおむね良い効果をもたらすのは、人間に対してであって、自然界で生きていく上の防御反応の役割も果たしている精油成分なんだから、障害阻害成分であってもおかしくはないわけだ。

知っているはずなのに気が付かなかった・・・

しかし、それで思い出した。
昆虫に対して大きな影響を及ぼすといわれるもう一つの樹種があったのです。
それは、その外見や通常知られる性質からは想像もできない樹種。
しかし、驚くべき性質を持っている樹種なのです。


木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muku_mokuzai/1611916

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp



これより先はプライベートモードに設定されています。閲覧するには許可ユーザーでログインが必要です。



トラックバックURL
コメントを書く




情報を記憶: 評価:  顔   星