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気持ち察する家内かな・・・ 神事が教えてくれること

実は現在も「お祭り」はあるにはありますが、やはりワイワイと楽しむ夏の風物詩的な(夏休みに夜更かしできるワクワク感!!!)もののように感じてなりません。
いや、もちろんそれもよしですが、今回のテーマはそうではないのです。

そもそも、御柱祭というまつりごとがもたらしているものは何なのか?!そしてそこから見えてくる歴史と人間のかかわりが、さらに多くの事を身近に感じさせるのが御柱祭なのかもしれません。

御柱祭4

前回の神事を経て山から降りてきた大木は、人々の手にひかれて街を行きます。
その中で、老若男女すべての人たちがその大木を見つめ、見守りそしてその大切さを共感し、御柱祭という大きな行事を成功させようという気概に満ちてくる。
そんな風に感じます。

もしかすると、本来の祭りの姿はこんなものだったのかもしれない。
規模の大小を問わず、氏神さんやその他の神々とのかかわりを持つことで、その神聖な行事を通して地域のつながりを保持したり、みんなが一つの事に向かって集中する団結力や精神力を養い、なによりも、心の拠り所としていたのかもしれません。

楽しいもの、にぎやかなものというだけではなく、一つの行事を通してつながっていくということと、神様という見えない心の拠り所を共有して心の豊かさを育む行事だったのかもしれないと思うようになりました。

御柱祭5

また、この放送では「歴史」も大きなテーマとなっているために、縄文時代の遺跡からも残る「柱を立てる」という行事と歴史の流れにもスポットが当てられています。
私にとっての縄文、といえばまずは「縄文杉」をはじめとする屋久杉。
その名に冠するほどに長命である縄文杉を想像させるほどに昔昔の時代であると思うのですが、そこに国語や歴史の授業で出てくる「古事記」や「日本書紀」などの文献を交えたストーリーを、アニメとして織り交ぜることで、日本史・世界史ともに苦手だった私の歴史欲を見事に書き立てる内容になっていました。

ただ古めかしい言葉の羅列でしかない内容でも、それが樹木とつながりさらには歴史を紐解いていくカギになるという、知識欲を掻き立てられる内容に、「嗚呼、どうして学生時代にこんな教科書作ってくれないの!!」と、教科書問題で揺れる出版社に問いかけたくなるくらいに興味深いものでした。

神話をもとにしていることもあり、神秘性を含んだ内容ではありますが、それも併せ呑みかたくるしくない大きな視点で歴史とその行事の関係性を理解するという、今までにない(学生時代には・・・)切り口がとても新鮮でした。
特に、皆で神事や行事に取り組むことや、信じるものや拠り所のおきにくい現代においては祭りを見なおす原点になりそうだと感じました。

御柱祭6

一つ一つは無関係でも、なにかつながりがありそれを上手く見つけられるかどうかで、見えてくる世界が変わる。
縄文時代も土偶や土器だけではなく神代杉をはじめとした土埋木の挿絵を用いる、縄文杉の写真を引用するなどあってもよかったのでは・・・(これで喜ぶのは私くらいか・・・)
実は、縄文時代の終焉は弥生時代に移行する米を作るという稲作への歴史に変わることがきっかけになったようだとドキュメントは締めくくられています。

大阪の夏の風物詩、天神祭りはつい先日でしたが御柱祭をはじめとした祭りによって考え直すこと、たくさん見つかりました。
私も、木と何かを結び付けたお祭り、していかないといけません。
歴史嫌いだった私を引き付けた御柱祭のように・・・・


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