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100年続きぃますよぉにぃ〜

木は生きている。

そんなことを実感することはまずないでしょう。

材木屋さんもそんな言葉を木材の性質の例えとして便利に使うし、木を使ったおうちをアピールするときにも、お客様むけに使う説明語としてよく目にします。

しかぁーし、生きていることを実感できることはあるのでしょうか?!
まずもって、木材になったときには「生きている」という表現は本当は正しくないんですけども、しかしながら、これを見ればその表現もあながち間違っていないのかも・・・思わせてくれるのではないでしょうか?!

100年たっても 1


この写真、何を意味しているかお分かりですよね?!

とてもいい色になっているこの木材、住宅の梁材です。
その梁材の節の部分から滴のように落ちているのは「アブラ」。
そうです、マツヤニです。

一般的な木材の中でも、とくに油分の多い松。
その「体」に樹脂道というアブラ溜まりの細胞組織を持っている松は、伐採され木材となった後も永い年月、そのアブラを出し続けます。
たとえ、100年経とうとも・・・

そう、この写真の松の梁材は築およそ100年の住宅のもの。

100年たっても 2


現在は店舗兼作業場兼住宅として使われているところですが、100年経過した現在でもそのアブラをにじませているのです。
無機質なモノではこんなことは起きませんよね。

喋ることなく動きのないその存在ながら、やはり「生きている」のです。
生命活動ではないけれど、それでもそう例えたくなるのはこういった現象があるからです。

木材はこうあるべきだ、反りを抑制する、傷をつかないようにしたい、そんな人間の都合ではなく「彼ら」があるべき姿で100年生き続けられるように、そんな生活の中に木材があるといいなぁ。


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