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木製タイムカプセル?時間を測る定規

やらなければいけないことが山積で、私自身もブログの更新が遅れているのと同じく、スタッフが忙しく駆け回る中、肩身狭く製材しておいた丸太の整理をしておりました。

タイムカプセル1

こんなに忙しいのに専務はまた木をさわっとる・・・という声が聞こえてきそうな気配を感じながら(汗)、日付を書き込んだり並べ替えたりしていたのですが、ついでにちょっと節なども綺麗にしておこうと、腐れの部分や死に節の部分を削り落としたりしていたのですが、大きな節を掃除していた時のこと。

腐れている部分をガリガリとつついていると、突如謎のひっかかりが。
むむむ?節の中になんかあるぞ・・・

タイムカプセル2

大きな腐れ節部分に明らかにその木の物ではない物体が入り込んでいる。
樹木には、その生きてきた環境によって様々な「モノ」を内包していることがあり、一例としてはピストルの銃弾や釘、石などです。
成長の過程で接触していた周囲の物や、表皮に包まれるようなところにあったものが木質部分に一緒に取り込まれて成長したりする場合です。以前も大きなクスノキに、太い釘が刺さっていたことがありました(なんの釘か・・・汗)が、今回はそんなものではなく、もっとほっこり?!するものでした。

さて何でしょう?!



ものすごく不思議で理由を知りたくなるようなもの。
それは定規です。

タイムカプセル3

え?定規?!
そんな風に私自身も思うくらいに不思議なもの、定規でした。
それも、かなり前のデザインに思える(弊社の古い番頭が使っていたのとほぼ同デザイン・・・)この代物。
なんでこんなところに?!

いや、樹木に関してはなんで?!は愚問で、それもこれも含めてその樹木の歴史なので、なんで?ではなく、どのような生涯だったんだろうとワクワクしてくるわけです。

タイムカプセル4

これは板の裏側からの写真ですが、きっちりとはまり込んでいます。
大人の指が2本分ほどの腐れ節の中に、真横にむいて15僉覆隼廚Α膨蟲がしっかりと内包されています。

念のため、ただ埋まってしまっているだけかと指をひっかけてみたのが先の写真ですが、きっちりと腐れの部分を挟んで節の中に包み込まれる形で一体化しています。

定規、ということはもしかすると、この木は学校の校庭やもしくは学童が集まる公園にでも生えていたのだろうか?
この木の下で、小学生が宿題の算数の問題を解いていたところ、友達にドッチボールを誘われて、遊びに興じているうちに夕方になり、定規のみ忘れて帰ってしまって幾年月・・・
そんな感じなんじゃないだろうか、と想像してしまう。
人と同じように、木々にもそれぞれのドラマやストーリーが存在しますが、このような形で「見える」のは珍しいもの。

やっぱり木はモノじゃないんだよ。
みんなと同じ、生きてきた歴史があるんだ。
決して商品でもモノでもない。
これを見て、そんな気持ちになる人が何人か浮かんでくるなぁ・・・
(^◇^)




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