空を見上げて
トップページ » 事後報告ながら・・・

事後報告ながら・・・

最近はなかなか自分の時間をとることができなくて、休日も子供と一緒にいる時間がなかったので、このあたりで子供を連れていい気候の中外に出たい、と思っていたところにいい知らせ。
実は先週の土曜日、奈良県の森林技術センターにおいて、「森林イベント」が行われたまたまそのことを直近で知った私は、皆様に通知する時間もなく、子供たちと参加した参りました(笑)。

子供たちを一手に引き受け、家内の負担を軽くする!という名目で「木が見たいだけ」で参加することを決めたイベントでしたが、甘かった。

イベント4

この日は森林技術センターでありながら、様々なイベントが開催されていて、当然のことながら木工などは朝から満員。
人気の制作は私たちも間に合わなかった人気ぶり。
どのイベントでもそうですが、工作というのは大人も子供もとても熱中するもので、ひたむきでありながらも活発な声の響く心地よい空間でしたね。

で、実は私の目当てのうちの一つは工作ではなくこちら。

イベント7

ちょっととろっとしたスープがいい感じに絡まるきのこ汁。
山菜、というにはイメージが違いますがとても種類の多いキノコたちで、歯ごたえや味わい、そして何よりもキノコ臭さの無いところがいいところで、キノコをあまり好かない次男でさえも3杯もおかわり(本当は一人1杯・・・)したくらいで、キノコ好きな私にはたまらないメニュー。
隣にあった山菜の浅漬けのコンビネーションで、味覚としての森林を体験!
これはききますね。おいしいってすごい力です。

そして腹のふくれた後は運動!!

イベント1

アスレチック、というには少し小規模ですが実際のそれは「大きさとか種類ではない」森で遊ぶ、という五感の楽しさを感じることのできるもので、背の高いセコイアにかけられたロープでのブランコは頭上を見上げると、まるで緑と黄色のトンネルの中の様で自然に溶け込んだような錯覚に陥る、とても心地の良いものですし、その隣のワイヤーアクションは「森の中を飛ぶ」という、大人も子供も笑顔になる企画。
そして、何気なく置かれている「丸太シーソー」は、単純ながら、ギシギシギーギーきしむ音と、ドスンと落ちてもお尻の痛くない、温かみのあるシーソーでした。
やっぱり森や木が人の心に与える影響って大きい!と一人興奮。
いや、末っ子は周りも見ずに楽しんでましたねぇ。そんな姿もうれしいもんです。

イベント2

いや、名目や実際の楽しさになって、まったくお父さんのお仕事に無理やりついてこさされた感は一瞬でなくなったのでした。

また、それだけではなく普段の職務の内容や研究結果の展示などもあり、職員さんや専門の開設の方もいらっしゃっていろんなお話が聞けます。
特にマニアにはたまらない「一斉展示」もあります。

イベント5


こんな感じでドングリが樹種名と葉っぱとともに展示されています。
すなわち、一目でどの木がどのどんぐりでどんな特徴があるか見られるわけですね。
これ、すごく勉強になるんですよ。
本よりも聞くよりもやはり見て触るのが一番。
で、ここで終わらないのがいいところ。
この展示の隣には「ドングリクッキー」の実演があり、ドングリ入りのおいしいクッキーを味わうことができるんです。
あぁ、やっぱり食べるととても幸せ。
そんなもんなんですね。

ドングリごとの味の違いや大きさの違いも見られてう〜ん、楽しい。

イベント9

もちろん、お目当ての樹木観察も忘れてはいません。
こういうところでないとみられない貴重な樹種や、生きた見本を感じることができるとあって、カメラの充電はすぐに追いつかなくなります。
いつも予備を持ち歩いていますが、何枚とったかな・・・
中には、今まで見えていなかったのか初めてか。お目当ての樹種が見つかったりで、これもワクワク。

さぁ、もっとも意外(失礼)だったのは、想像以上に人が集まり関心が高く、皆さんの納得を得ていたのがこれ。

イベント6

杉の丸太を、製材ではなくそのまま「割って」作る樽用材の実演。
丸い丸太から鋸を使わずに作られていく様と、美しい柾目の現れる様は見ている人から感嘆のため息と感激の歓声を浴び、その中に含まれる欠点の話でさえも、建築においては納得してもらうには難しいようなものも、目の前で出てくるものに関しては「自然のもの」としてスムーズに受け入れられるので、見ている人たちとの一体感もあって杉がいつもよりかっこよく見える。

イベント3

うちの子供たちも、アスレチックとは違い本物の感覚が手から伝わる「割り作業」を体感させてもらうことで、どんどん眉毛があがり口角が広がりテンションが上がります。
見た目に硬い塊のように見える丸太が「スパッ」とカツレツする姿は気持ちよく、さらにそこから出る流れる柾目の「1/fゆらぎ」のリズムは、見る者の視覚に安らぎを届けるように思います。
いつまでも見ていたくなるのは、その技術もさることながら、やはり杉の木目の良さや香りもあるんでしょうね。

実は私が想像していた以上に楽しく面白く勉強になって、しかも子供も退屈しないどころかめちゃ満喫していた今回のイベント。
自身が企画するときにも参考になることもたくさん。

また次年度があるならば、皆さんも是非参加してください。
遊んで楽しんで勉強して作って食べてみて感じられる、充実した一日。
プチ森林浴で気分転換。秋のとってもいいイベントでした。

事後報告、ご勘弁を!


木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muku_mokuzai/1611916

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp




これより先はプライベートモードに設定されています。閲覧するには許可ユーザーでログインが必要です。



トラックバックURL
コメントを書く




情報を記憶: 評価:  顔   星