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13年後のハードウッドデッキ材

急激に温かくなった2018年春。
気候が良くなってくると、寒いからと控えていた建築工事のほうでも少しづつ、動きが出てくるものですが、実際の気候には関係ないものの、温かくなると使いたくなる場所を綺麗にしておこう!という気持ちはでてくるようで・・・

近日続けて納品予定の木材の中に、「ハードウッド材のデッキ」があります。
ハードウッド材というのは、デッキ材の場合は一般的にいうと「硬くて耐久性の高い木材」を指します。
広葉樹も、針葉樹と対比してハードウッドと言いますが、それとは別。
主に、南半球や熱帯性気候の地方の木材の中で、非常に硬質であったり樹脂を多く含んでいたりして、屋外使用においても腐朽のスピードの緩やかなものです。
全てに触れると、非常にお話がながくなるので割愛しますが、代表的には「バツイペ・ウリン・マニルカラ」等々があります。
それぞれの樹種について触れていくのは次の機会にして、今回は材木屋サンがすすめる「腐りにくい木材」は、どれくらい腐りにくいのか?!の写真を見てもらおうと思います。

屋外のデッキというのは、とてもイメージ的にはいいものの実際は施工に意外と費用がかかるので、材料を安く済ませるケースが多く見られます。
よくあるのが、どこでも入手できる白っぽい木材に塗装をしているケース。
この場合は、手入れをきちんとしていれば、ある程度の年月使い続けることができますが、どうしても面倒な手入れを怠ると、数年うちにすぐに腐って原型をとどめなくなってしまいます。
その為、上記のハードウッドと言われる木材があるわけですが、もちろん、若干お高い・・・
では、その価格差の分耐久性は高いのか?!そう思うあなた!
今回は、高耐久の代名詞「ウリン材」の新品とその13年後を見てみる事にしましょう。

デッキ

綺麗な赤茶色。
施工仕立てです。
この色合いと風合いが一体どうなるのか。

13年後です。

デッキ8


ちょっとアングルは異なりますが、同じデッキ材の劣化の様子です。
これは、無塗装の状態ですので、正味木材の性質だけでどれ位の劣化になるのかというのがみてとれると思います。
色合いがシルバーグレイに変化しているのは、木材全てに共通するところ。
通常は、最も劣化が早くなるであろうと思われる木口部分も、腐朽などはみられませんし、劣化するとよく見られる「角が無くなって、木部が丸くなってくる」という様な事もありません。
強いて言うならば、ビスの方が早く劣化している様子・・・

もちろん、割れが入っていたり「ささくれ」があったりしますが、耐久性という意味では13年経過しても腐朽はありません。

デッキ4


木材は、入手した当初から経年変化が始まります。
無垢フローリングでも同じことですが、色合いの変化や表情の変化はお客様にはなかなかわかりづらいところ。
今回はちょっと極端な例ですが、屋外使用の木材がどの様に変化するのかを見てもらいました。

これを考えると、一般的な安価な木材を10年未満で劣化交換するとなると、書記と同じ木材費と再施工費(解体費とも)がかかりますので、初期の木材費は少し高くなるかもしれませんが、ハードウッドの選択肢も持ってもいいのではないかと思います。
もちろん、弊社取扱の杉正赤身デッキ材赤身勝ち日本のひばもいいと思いますけどね(笑)。

なかなか見ることのできない、木材の経年変化。
ハードウッド編、でした。



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