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ピュアラーチ幅広無垢一枚物フローリングで床リフォーム完成


なんということでしょう!!冷たくて立っていることも辛かったリビングの床が、温かなピュアラーチの床に大変身・・・・

ちょっと大袈裟に始めましたが、例のBGMが欲しい位に、まさしくそんな感じの印象です。
あぁ、こういう雰囲気があの手の番組でほっこりと映るんだなぁ・・・と妙に納得自画自賛の仕上がりとなったお客様宅を訪問しました。

N様邸ピュアラーチフローリング施工写真 10

採用して頂いたフローリングは「ピュアラーチ(TENKARA・カラマツ)幅広無垢一枚物フローリング」のセレクショングレードです。
ピュアラーチの持つ金色といってもいいくらいに綺麗な木目が、「なんということでしょう」的な美しさです。

この針葉樹独特の早材と晩材(木目の色の濃い部分と薄い部分)の色の差がもたらす木目は、広葉樹無垢フローリングでは味わえない、いわば針葉樹の特権!
しかもスギヒノキでは少し赤茶色く感じる晩材といわれる木目の濃い部分も、ピュアラーチでは金褐色(あえてこう呼ぼう!)と形容したくなるくらいに輝いている様に感じます。

N様邸ピュアラーチフローリング施工写真 3

冒頭にある様に、ショールームに来ていただいた最初のご希望が「無垢のフローリングであるにもかかわらず足元が冷えて仕方がない」という状態の改善だったので、樹種選定には比較的柔らかめの樹種が頭に浮かぶのは当然のことなのですが、やはりそこで問題とされるのが「傷がつきやすい」と言われること。
これはショールームにおいては必ずといっていいほど話題になることです。
「そりゃ無垢のフローリングには傷はつきものですよ!」なんて言うのは簡単ですが、折角気にいって選んだ綺麗なフローリングにすぐにボコボコと傷がついていく様を想像するのは誰だってイヤなものです。
そういう私ももちろん、自宅のフローリングが貼りあがった時の綺麗さと満足感に、「キズ厳禁!!」と、いつもショールームでお話する「キズはつきものです」なんてよく言えるな・・・と自分で感じるほどに心配になったものです。
説明する立場の私でもそうなのだから、お客様はなおのこと心配なハズ。

N様邸ピュアラーチフローリング施工写真 12

それでも、ご友人宅で味わった針葉樹フローリングの踏み心地と、その温かみすら感じる木目に心惹かれていた様子だったこともあり、ひらめいたのがピュアラーチ。
普通は、「温かい針葉樹」とくるとスギかレッドパインを先ずお勧めするのが一般的。予算的にも負担が少ない場合が多いですし、近年のスギフローリングの良い部分のイメージの浸透具合はとても深いですから、「では、スギのフローリングでいきましょう!」といってしまいそうなところですが、お話を伺っていると雰囲気としてはスギよりもレッドパインに近いけれども、レッドパインなら良いかというとそうでもなさそう・・・
針葉樹の柔らかな印象を持っていて節がそこそこ美しくて、なおかつ傷がつきにくく目立ちにくい樹種・・・
うーん、無理!!!と言ってしまいそうなところですが、そこで登場するのが今回の真打であるピュアラーチ。

N様邸ピュアラーチフローリング施工写真 2

ラインナップには節をほとんど含まないプルミエグレードから、針葉樹独特の節の雰囲気を存分に味わえるネイキッドグレードまでそろっているうえに、厳しい寒さの中ゆっくりと育った天然林から産出(日本での唐松は殆どが植林)される、年輪の細かな原木から気取りされた木目はとても美しく、さらに、針葉樹の中では重厚な部類に入る堅牢さを持っているために、スギのようないつの間にか傷だらけというような傷のつき方にはなりにくいことがまさしく、今回のご希望にぴったり!!という事で、後はピュアラーチの魅力を情熱的に伝えるのみ!!!

殆ど私の好みと聞いていてもわかりにくい蘊蓄も交えておすすめしたわけですが、施工後は結果的にフローリングに対して希望されていたことを概ね満たすことができたようにうかがって、どこか自分の息子を褒められているようで、満足頂いたことに少し恥ずかしいような今現在です。

N様邸ピュアラーチフローリング施工写真 4

しかも今回は弊社のほど近くにお住いだったためにフローリング施工工事まで弊社にて請けさせていただいたので、もうこの記事は自画自賛もいいところ・・・・・

そんなフローリング施工でしたが工事が終わり、床の養生板を取り外した私は少し目を疑いました。
あれ?!これは4mの原木から作られたものがたまたま一列に並んだの?!、と・・・
フローリングの長さのサイズは1820mm。でもそのつなぎ目を見た時、一瞬木目が繋がって一枚のフローリングの様に見えたのです。

N様邸ピュアラーチフローリング施工写真 11

こんな感じに・・・(因みに2枚左隣もそうです。)
実はこれ、大工さんがすべてのフローリングのケースを開梱し、並べなおしたときに木目や色合い、節目の出方などで順番を振り分けていたために、一枚ずつ施工する際に、なるべく長手方向の木目が途切れるような印象のない様に、わざわざつながりを見て貼り込んだからできた職人の気遣いなのです。
そんなことやってるから、施工予算が・・・・
最終計算すると、心配どおりえらいことに・・・・・(涙)

しかしながら、お客様ご主人も薄々この続いているはずがない木目の連続に、もしかして?!と大工さんの気遣いに気づいてくださっていたそうで、その点も喜んで頂き、私も嬉しい位の貼り上りで最終的にはそれでよし、だったのですが。

N様邸ピュアラーチフローリング施工写真 13

アンケートの中にもあるように、冒頭の床の冷えはとても辛いものだったらしく、直前まで他社さんで施工されたメープルのウレタン塗装の綺麗なフローリングが施工されていたものを、わざわざ貼り替えるという作業だったわけですが、断熱材を施工して床下からの冷えを緩和し、なおかつ木肌の質感を感じることが難しかったウレタン塗装のフローリングから無塗装のピュアラーチフローリングに替えることで、冬本番の前ではありますが本日現在までは快適にお過ごしいただいているようで、フローリングに満足いただいたことと、断熱を提案して施工させて頂いた甲斐がありました。

もちろん、メープルのような広葉樹のフローリングが冷たい、という事ではありません。
何度も書いているように、木は本来温かみのある素材です。そして比較的重硬な樹種は冷たく感じるのも事実ですが、冷たく感じた次の瞬間からは次第に冷たさが和らぐはず。それが体温を奪われにくい「木から感じる温かみ」であり、弊社が素材を無塗装で提供している所以です。

N様邸ピュアラーチフローリング施工写真 1

もちろん、ウレタン塗装をしなければ反りや寸法変化の心配が大きくなります。
しかし、元来とっても暴れん坊な性格のピュアラーチでも無塗装で紹介できるのは、それだけ乾燥や製材にこだわっているから。
だからこそ、このような惚れ惚れする美しい黄金の輝きが生まれるのです。

おそらくは、これからもっともっとお日様の光を受けて深い色合いになってくるでしょうし、お子さんのおもちゃの傷も増えることでしょう。
それは住んでいるご自身が日焼けし年齢を重ねて変わっていくように、同じようにその時間を共有し変化していくのが無垢のフローリングです。
かわいいお子さんが成長し、フローリングの色の変化や昔付けたキズの事を思い出す日が来るとき、その時こそ、ちょっと奮発したけれどピュアラーチフローリングを選んでおいてよかったな、と思って振り返っていただけると嬉しく思います。

N様、お仕事忙しいところ工事中ご不便をかけました。素足で過ごしたくなるようなリビングで、これからも家族仲良く健やかに過ごしていただけますように・・・

N様邸ピュアラーチフローリング施工写真 5

・今回施工頂いたピュアラーチ(TENKARA・カラマツ)幅広無垢一枚物フローリングはこちらから
・ピュアラーチ(TENKARA・カラマツ)幅広無垢フローリングUNIネイキッドグレードオイル塗装施工写真はこちらから
・その他の弊社取扱い無垢フローリングはこちらから
・弊社へのお問い合わせはこちらから

広い面積では目立たないものの、セレクショングレードにも若干の小節や色差などが含まれます。
下の写真を参照してください。

源平(赤味と白太)

N様邸ピュアラーチフローリング施工写真 6

指先大の節

N様邸ピュアラーチフローリング施工写真 7

白抜け部

N様邸ピュアラーチフローリング施工写真 8

ピュアラーチならではのフローリング表面への樹脂の析出

N様邸ピュアラーチフローリング施工写真 9

最後にいつものアンケートを掲載いたします。
いつも言いますが、決してやらせでも脅しでも(笑)ありませんので、ありがたいお言葉として掲載させていただきます。
因みに、ご意見いただいております新しい弊社のページは来春にアップ予定ですので、もうしばしのお待ちを・・・
お世話になりありがとうございました。


アンケート

 

・今回の弊社の対応について(メール、電話回答の内容や対応はいかがでしたか?!)

迅速で、かつ細やかなご対応を頂きました。

 

・担当について(印象はいかがでしたか?適切に対応できましたでしょうか?説明は理解できましたでしょうか?)

知識量がすごい、というのが一番強い印象です。私が1つを質問すると10で返してくださるという感じです。もちろん素人の私にもわかりやすい説明をして頂きました。

底冷えも解消したいという希望があったのですが、断熱材選びでも、真剣に選んでいただき、感激でした(11月時点、断熱材の効果はバッチリです!)。

10畳という狭くまた古いLDKのリフォームの依頼でしたが、きちんとご対応いただいて、とても良かったです。平日は夕方以降でしか都合がつかない所を、こちらの時間に合わせて打合せ等していただき、助かりました。また家族全員が理解・納得できるように、繰り返しご説明を頂きました。

 

・インターネット記事について(弊社記事で商品御理解いただけましたか?お探しの物が見つかりましたか?記事内容はいかがでしたか?)

インターネットの記事については、興味深く拝見しましたが、どこまで自分が理解できているのか(笑)

画像を見てフローリング選びの参考にさせていただきました。それよりも、戸田さんの知識や木材への想いが綴られている記事を読むにつれ、私の希望をお伝えしうた上で戸田さんのオススメしてくださる床材であれば、きっとどれも満足できるのではないかという思いのほうが強かったです。実際、施工後もとても満足しています!

 

・商品について(この材料を選んで頂いた感想と、貼りあがりの感想をお聞かせください。)

私の

唐松を貼っていただいたのですが、とても良かったです。私の希望は「黄色みの強くキズが目立たなそうなもの。暖かみのあるもの」という希望があったのですが、すべてに応えてくれていると思います。

まず見た目では、茶トラの猫を思い出す木目で、ほんわかとしたやさしさのある表情をしています。そしてこの床全体に広がる木目のおかげで、小さなキズは気になりません(施工後1ヶ月ですが、子供によって既に傷だらけです、笑)。

また施行いただいた大工さんの技やこだわりも見ることができ、毎日過ごすリビングだからこそ良いリフォームをして頂き、本当に良かったです。

 

・弊社を選んで頂いた理由を教えてください。

以前、他のリフォーム店で失敗した経験から、早い!安い!のリフォームよりも少しぐらい時間とお金がかかってもよいので、良いリフォームにしたいという思いがありました。無垢の床を選ぶにあたって知識面等で信用のできるところを探していたところ、戸田工務店様のホームページを見つけ、実際にお話を伺い、こちらに頼もう!となりました。

 

・今後このようになればよいのに、というご希望あれば参考にさせていただきますので、教えてください。

リフォームにあたっては、特に希望はなく、何も問題はありませんでした。

強いて言えば、ホームページはブログ形式なので、それとは別に、取り扱いのある、木ごとの特徴がまとめられたような、総合的なホームページがあるほうが、一般的にわかりやすいのではないかなと思いました(過去のブログを遡らせることに意図があるのであれば、別にこのままで良いのですが)。

 

 

2014.11.10 N



木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muku_mokuzai/1611916

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp



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コメント
1. Posted by 泉幸甫   2017年03月18日 18:40
カラマツを愛してやまない建築家です。
御社でカラマツを扱っていらっしゃるとのこと。
是非すみませんがカタログやサンプルなどがありましたらお送りください。
東京都豊島区雑司ヶ谷3−3−25−408
泉幸甫建築研究所
泉幸甫
2. Posted by 戸田材木店より   2017年03月21日 11:10
泉 幸甫さま
コメント頂戴しありがとうございます、戸田材木店です。
カラマツ、綺麗ですよね。
他の針葉樹とは異なる表情があって、とても美しいと思います。
さて、当方では刻々と在庫や商品状況が変わる(原木の入荷や輸入の状況など)無垢材が中心ですので、ご不便をかけるのですがカタログはご用意していないのです。申し訳ございません。
ピュアラーチ無垢フローリングに関しては、カットサンプルはご用意していますので、そちらをお送りいたします。カラマツを愛していらっしゃる想いが、またわかっていただけるお施主様に巡り逢えるといいですね。
少々お時間くださいませ。
有難うございます。

戸田材木店
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