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風にそよぐ粉っぽいコマーシャルはなくなる?! 無花粉ヒノキの発見


ちょっと前の事になりますが、気になる記事が写真付き(白黒)で新聞に出ていました。
その見出しは「無花粉ヒノキ あった!」です。

ビックリマークがついてます。
それ位の発見、という意味でしょう。
その無花粉ヒノキは神奈川県秦野市の山林で発見されたそうです。突然変異で正常な花粉が出来ない個体とみられているとの事で、無花粉のスギは1992年に富山県で見つかっているそうですが、ヒノキでは全国初だということです。

記事の中には予想通り、さっそく挿し木で苗を育てて花粉症対策に役立てる方針、とあります。
考えてみると、無花粉ということはそういった利用が目的になるんでしょうけれど、んー、なんかいいニュースのようななんなのか・・・
人間の方が過敏に反応しているのだから、木は一生懸命子孫を残しているだけ・・・そんな屁理屈を言いたくなりますね。
君は花粉症の辛さを知らないからだ!!と言われそうですが、安心(?!)してください。
私は物心ついた時から極度の鼻炎持ちで、ティッシュはいつも箱で持ち歩き、花粉症という言葉が一般的になるまでは、鼻垂れ小僧のような感じでしたから、花粉症の方の気持ちはわかるつもりです。
今でもその時期は私も大変です。

因みに、県自然環境保全センターが2011年から4074本のヒノキを調べていたそうで、昨年の4月に無花粉ヒノキ(推定樹齢40年、高さ10m)を発見したのだそうです。
花粉のもとになる細胞が不均一で正常な花粉が出来ないということ。
挿し木で増やし、4〜5年後の品種登録を目指し、山林所有者に販売する計画だそうです。

針葉樹の青い葉っぱを見ると花粉の飛散をイメージさせる、あのコマーシャルも無くなってしまうかもしれません。

ところで、無花粉ヒノキの材としての性質は如何に・・・
一通りの無花粉研究が終わったら、次は木材の性質としての研究に移ってもらいたいものです。
もしかして、突然変異でヒノキが持つはずの性質が欠落している!とかいうことになっていないかも、見てもらいたいものですね。植林する前に・・・



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