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TPPで思わぬ影響


永い期間色々と議論が続いているTPP交渉。
日本に影響のあるものとして農産物が大きく取り上げられることが多かったので、大きい視点で見たひとくくりしか理解できていなかったのですが、先日のニュースで自分の趣味にも関わっていることを発見しました。

あんまり気にしていなかったけど、私の好きなワインも交渉の俎上にあがっているんですね。
輸入ワイン関税撤廃、の見出しに「ということは、あのワインもこのワインもやすくなるってことか!!!?」と少し胸を躍らせたのですが、そこまでではなさそうです。

DRC

実は、このワインの関税の撤廃の見返りに、日本酒への関税の廃止を進めたい様で、これを契機に日本酒がより世界に打って出る一石になることを期待されている様子。
詳しくは知らなかったのですが、輸入ビールやウィスキーには関税がかかっていないそうですが、輸入ワインには関税がかかっており、「価格の15%か、1ℓあたり125円のいずれかの関税をかけている」そうです。
超プレミアムワインはおそらく後者でしょうが、実はこの関税撤廃を要請しているのは、豪州とニュージーランドだそうで、国内の生産者に配慮しながらも日本酒の関税撤廃を求めることで、見返りを計算しているようです。

今回のようなケースは、チリとの間で既に行われていたそうで、チリ産ワインの関税を徐々になくす代わりにチリは日本酒の関税を即時撤廃したのが07年に発効した経済連携協定とのこと。
どうりで一時期猛烈な勢いでチリワインを見かけるようになったような気がしていました。
チリワインも品質が高く、尚且つリーズナブルですからそれとともに日本酒の輸出がが伸びているとすれば、本当の一石二鳥ですね。

因みに今回のケースで試算すると6000円の高級ワインに15%の関税がかかっていると、撤廃後は5200円くらいの価格になることになり、こうやってみるとかなりの違いがあることを実感します。
因みに続きでいくと、現在日本酒に関税をかけているおもなTPP交渉参加国では、アメリカが約3円、カナダが焼く12円、マレーシアが焼く790円!(各1ℓ当たり)、そしてベトナムは35、5%となっているそうです。
(マレーシアとカナダはアルコール度数によっても額が変わる。)

シャトー ムートンロートシルト

もし交渉が成立すれば、欲しかったあの銘柄が・・・・・と頭をかすめはしましたが、そう入ってもなかなかおいそれとは購入できない嗜好品。
もちろん、日本酒も大好きですから、双方のメリットになるように進んでくれればいうことはありません。
いや、愛好家のメリットになれば、というところでしょうか。
より一層TPPに興味の湧いた一瞬の夢でした。



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