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愛知 津島神社のイチョウ


ここ2週間ほどで一気に気温が下がり、猛烈に冬を感じる季節になりました。
誰に会っても、秋はどこいってん!!、というような話ばかり。
そのうち日本も四季改め二期(冬季・夏季みたいな)になってしまうんだろうか・・・そう思ってしまうほどです。
楽しみにしている紅葉も、みるみる間に進んでいって、え?さっきまであおあおとしてたやん、とありえないようなことを感じてしまうほどに季節感を感じる余裕が無いような気がします。

さて、今まで紅葉・黄葉のシーズンに向けてバッチリとその色の移ろいの美しさのわかる写真で巨木をお伝えできればなぁ・・・と思いながらも、落葉樹にはいつもシーズンオフに対面でしたので、ことごとくその機会を失っていました。
ですが、今回はやっと始まったばかりの状態ですが黄葉する過程の葉っぱとともに、巨樹をお伝えできる事になりました。

紹介の樹種は今回も、先日の浄善寺と同じイチョウです。
そういえば、巨樹ページではイチョウが多いですね・・・イチョウの特集記事も書きましたが、今年は特にまな板用のイチョウの幅広材が店舗用に旅立って行きましたし、イチョウに関わる一年だったようにも思います。

その黄葉イチョウは愛知県にある津島神社のイチョウです。

津島神社の大イチョウと奥の銀杏 8

真っ青な空にまるで花束のようなイチョウの黄色がかってきた葉が映えます。
なんだ、そんなに黄葉していないじゃないか、ってそんなこと言わないでくださいね。私にとっては最大限の黄葉巨樹写真です(汗)。

さて、ここ津島神社は戦国時代、津島に隣接の勝幡城の出身である織田信長は、ここを氏神と仰いで造営その他に協力し、秀吉を始め豊臣一門は信長に引き続き、秀吉は西暦1591年楼門(重要文化財)を寄進し、西暦1598年には秀頼が秀吉の病気平癒を祈願して南門(県文化財)を寄進した他、社領等を寄進造営し尊信した、とホームページにある、由緒のある神社。

津島神社の大イチョウと奥の銀杏 2

朱の門が立派です。
駐車場もとても広く、参詣の方も驚くほどの数でした。正直ここまで立派だとは思っていなかった(失礼)ので、御参りするのに少し時間がかかってしまいました。

津島神社の大イチョウと奥の銀杏 6

その立派な境内の東鳥居の傍に大イチョウは聳えています。
「大いちょう」のたて板によれば、樹齢は600年とあります。
ということは、信長や秀吉の時代には既に鎮座し、成長盛りだったのでしょう。
今となっては歴史上の人物ですが、社の由来とともに目にすると、そんな様々な歴史上の人物にあってきたんだろうなぁ・・・と思い、信長って怖そうだった?!とか、秀吉はやり手だったのかな?!とか色々と質問したくなります。

実は境内奥にもイチョウがあります。

津島神社の大イチョウと奥の銀杏 1

巨木には程遠い太さですが、いずれ赤鳥居を覆うような高さになることでしょう。
そう、信長や秀吉が見た大イチョウもこれくらいだったのかもしれません。
そう思うと、巨樹になった姿を見てみたくなる気持ちが膨らみます。

さて、本題の大イチョウですが、例に漏れず、やはり乳が垂れています。

津島神社の大イチョウと奥の銀杏 10


たくさんではないですが、細長く、枝から滴る様に伸びています。
それにしても本当に不思議な光景です。
もちろん、樹木も生き物ですから何も不思議ではなく、人間の目で「木を者のように見ている」から不思議に見えるのかもしれませんが、イチョウサイド(再度)ストーリーでもお伝えした通り、イチョウは精子を持っているくらいですから、乳が垂れていたって何も不思議ではないのかも・・・・

津島神社の大イチョウと奥の銀杏 5

しかし見れば見るほど立派で・・・いや、イチョウもですが社殿も規模もとても立派な津島神社。
結婚式場としての需要も多いのでしょう。
広い駐車場にはその案内板も架かっています。

津島神社の大イチョウと奥の銀杏 7

ここで結婚式を挙げた御夫婦の子供はお乳には事欠かず元気に育つのではなかろうか、とも想いたくなるのですが、そんな縁起担ぎはどうでしょう?!
木が結ぶ縁、というのもいいもんですよ。

津島神社の大イチョウと奥の銀杏 9

あちらこちらのアングルから撮影していると、地元の人でしょうか?やはり眺める人がいる。
他にもやはり御参りの人達も立ち止まって眺めたり、幹に手を伸ばしたしていました。
昔からたくさんの人たちの往来を見てきたんでしょうね。
もしかすると、私たちの方が見られているのかもしれませんね。

津島神社の大イチョウと奥のイチョウ

さて、素晴らしい社殿といつになく駐車しやすい駐車場に満足して帰ってはいけませんよ。
ここ津島神社にはもう一つ、社殿のイチョウではないイチョウが存在します。
巨樹に会いに回っていると、通る道により稀にすぐ近くに生きている彼らに会うことが出来ずにすぎ去ってしまうこともあります。
ここでも、駐車場からそのまま帰路に着くとなると会えないかもしれないもう一つのイチョウ。
見逃すといけませんから、特別に2話連続でお届けしておきましょう。
次回は津島神社 御旅所のイチョウです。
お楽しみに。

津島神社の大イチョウと奥の銀杏 3


津島神社の大イチョウ 所在地

愛知県津島市神明町1番地

駐車場、広々とあり



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