空を見上げて
トップページ » こんなことはあってはならない ご神木を傷つけるモノ

こんなことはあってはならない ご神木を傷つけるモノ


普段私はあまりテレビを見ません。
というか、時間的に見れない場合が多いので、ニュースなどでも特集のコーナーなどはたまたまそのチャンネルを見ていないと気がつかない場合が多いのですが、それでも、「ある事件」が深夜のニュース枠にまで特集されるようになっていたんですね・・・


弊社の記事で、「木材を加害する虫」というカテゴリーでキクイムシやシロアリなどの事をとりあげてきましたが、彼らよりもはるかに残酷で信じがたい「虫」が存在していました。
もう皆さんは御存じかも知れません、いろいろと取り上げられているようですから、周知のことという前提でお話するのは、「人為的に、枯れるご神木」についてです。

昨年の四国に於いての被害報告から、多くニュースなどに取り上げられてきた「除草剤などを注入されたご神木が枯れるニュース」ですが、つい先日も偶然つけたチャンネルで放送されていて、いまだに物凄く歯がゆく、悲しく許せない気持ちになりました。

・昨年からのニュースの内容はこちらから(関西テレビさんのトップページからスーパーニュースアンカーに入り、18時台の特集バックナンバーの2013年1月25日をご覧ください。)

普段はインターネットという環境で、一方的に自分の意見を綴るのは慎重にしているつもりなのですが、昨年に上記のニュースが色々なところで報じられたにも関わらず、今年に入ってもまだ続けられているという事で辛抱しきれず少し想いを書き綴りたくなりました。
ニュースについては、今回の件以外でも、「マスコミが騒ぐと(言い方が悪いですが、報道すると・・・ということです。)模倣犯が増えるから伝えない方がいい」という方もいらっしゃるのでしょうが、そういった意見はまた別として、やはり報じるべきかと思います。


単純に、木を伐る事がよいか悪いかということではなく、卑劣な手段で私利私欲のために皆が大切にしている数百年の命を絶つのです。
ありえません。
材木屋として、木材を扱っていますから偉そうなことは言えないじゃないか、といわれるかもしれませんが、少なくとも卑劣な手段で我が私利私欲の為ではない事は確かかと思っています。

自然を大切にしよう、という趣旨のもとでは人間は自然を破壊する、それこそ「害虫」のように扱われる事もあります。
しかし自然の恵みに敬意をはらい、そのものが生きてきたよりも永い時間大切に使わせていただく、という気持ちのもとで活用することは、人間生きていく上で必要な事です。
それにしても、今回とりあげている件についてはやはり「害虫」以外の何物でもないでしょう。
自然にもご神木にも申し訳ない気持ちになります。
これから第二の生命を授かる木材としてではないのに、大きなご神木がチェーンソーによって仕方なく倒されていく様は、胸が張り裂けそうです。

報道ニュース 2











ここまで報道されても手は打てないものか・・・・
予防といっても、一概に規制するというのも難しいことでしょうし・・・
材木屋としても、何かできないのだろうか・・・・
色々と想いがめぐります。

報道ニュース 3











また、これは私個人のことですが、こういった状況が続くとなると皆さんに紹介している巨樹古木の写真が撮りづらくなる事が予想されます。
現在でも、巨樹の周りの柵を乗り越えて撮影したり触れたりする人がいたり、皮を剥いだりする事があったりするので、場所によっては私が撮影で訪れ、巨樹のまわりを歩いていたりすると不審な目で見られる事がたまにあります。
もちろん、そこまで興味があるのか?!とみられる事は慣れっこですが、危害を及ぼす不審者だと思われることは避けたいものです。
なぜなら、今は会える巨樹ももしかするとこのような状況では近づけなくなる事もあるかもしれないから・・・

私はできる限り社寺の方にも挨拶をし、話しかける様にもしていますし近隣の方にもご挨拶するのですが、そうだとしても既に相当数に及ぶ被害の出ている「ご神木枯らし」と混同されないとも言い切れません。

世の中には悪い方ばかりではないです。いや、親切丁寧な方が大半だとおもいますが、一部の人間がそれらの様な暴挙に及ぶ事で、全て規制せざるを得ない事に発展しなければいいのですが・・・


どうしても一方的な見解になりがちですが、この件に関してはこれ以上被害が増える事のないようにしないといけません。
少し愚痴の様になってしまいましたが、大切な木の命とそれらを拠りどころとする人々の気持ちが、あらされないように祈るばかりです。




トラックバックURL
コメントを書く




情報を記憶: 評価:  顔   星