空を見上げて
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小さき者にこそ魂を・・・


12月は例年になく、在庫の木材と無垢フローリングの販売が好調な一月です。
昔は12月・1月というとその辺の店は閉まるし、大工さんも里が遠方の方が多い事もあり、早くから帰省されるので年末年始の多忙さというものはなく、それが理由で、このふた月は売り上げの悪い月として頑張って売らないといけない月でもありました。
といっても、今ほど休日や盆正月をあまり気にしないようになってくると、殆どのお店は空いていますし確かに帰省はされているのでしょうが、どこでも車であふれているような気がします。
大工さんなどでも年末ギリギリまで仕事をして、更に年始も三が日を過ぎると現場に入る大工さんもいらっしゃって、弊社が通常営業に戻るまでの数日の材料を年末の最終便で持ってきてほしい、なんていうのが近年の常になってきました。


この一カ月、いろいろとお話をいただき様々な木材たちが旅立って行きました。
天板材や角材、ちょっとした拵えものなどガサゴソと倉庫の材を出したり入れたりの繰り返しだったわけですが、少し大きな木材に集中しすぎて、本来の私の原点「小さいけど、こんなんもったいないなぁ・・・・」という、ゴミまであさってアホちゃうか!?と言われていた端材と称される材を見る機会が遠のいてしまっていました。
しかし神様はきっとみていらしたのでしょう・・・
そんな私の元へ一組のお客様をお遣わしになりました・・・

材料 3










有難い事に弊社の記事を見てご来店希望をいただきました。
これだけ偉そうに書いてるなら、なんかあるやろう・・・。そう思っていらっしゃったかどうかは定かではありませんが(いや、実際とても丁寧に面談いただきました。)、ご予約いただきお会いすることが出来ました。
まだ、内容は明らかにはできませんが、木材を使用した「作品」をつくられるということで、試作品を拝見しましたが、なかなか面白く洒落たものをつくっていらっしゃって、しかも今までもその製作が本業ではないとおっしゃりながらも、とても最近始めたとは思えない様な仕上がりを見せてくださいました。

材料 1










といっても、なんのこっちゃ分からんでしょうね、すみません。
つまり、この「何か」の製作の為に小さいサイズですが木材がいるという事で来ていただいたのですが、ここで冒頭に書いていたように、最近は大きな材ばかりを見ていた為、いざ小さなものとなるとパッと頭に出てこない・・・
ほんとに情けないもんで、アホちゃうか!と言われたコレクションの名目がなかなか頭に出てこない。
んーー、と考えたのですが、それには一つの理由が・・・

私なりに感じるところ、今回はサイズは小さいけれども「無垢の木であること」をある程度主張できる材でなければいけないこと、がポイントです。
また、今からつくり始められる段階ですから、趣味の方にお渡しする様に「これならありますよ」的な「今だけ感」ではいけないというところも作用し、私の頭を悩ませていました。
結局は倉庫も少し見ていただき、想いをたずねておいて次回提案、ということでとりあえずの第一回面談は終了したのですが、さてどうするか・・・
実際のところ、小さいサイズならば使えるぞ!という「材の有効活用」という考えも持ちながら進めたいという気持ちが強いので、やはり今すぐに用意できて、手頃なサイズで、ある程度継続出荷できるもの。しかも、木製の用品として販売されるのですからやはり訴求力はそれなりに必要。
あれもいい、これもいい、こっちも捨てがたい、これやったらどうなるやろか・・・・
そんな事を頭の中で繰り返しながら倉庫を歩いていたわけですが、今回は少しオーソドックスなところに振ってみて、一度試作頂こうかと思います。
私も実際に加工された材をみてみたいところもありますし、加工相性もある。また、実際にサイズを小さくした時に映えるかどうかが問題ですからね。

材料 2











こんな木で出来たところが見てみたい、いやコレの方が加工性がよさそうや、ちょっと待てよこっちの方が面白いんちゃうか?、いやいや、コストも考えんと・・・でも、端材と言われた部分も使いたい。
私の頭の中はこんなやり取りの繰り返しですが、なんとか今回の件をうまく軌道にのせるお手伝いができれば、小さな材の活きる道が一つできますし、私のアホなところを活かせる光が出てくるというもの!
よぉーし、ちっちゃいのどんどんだすぞーーー!



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