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材木屋だからこそ、木のことをもっと知ろう


皆さんは材木屋サンに何を求めますか?!
サービス?利便性?!それとも価格ですか?いやいや、本来は木の事を相談するのが材木屋だったはず。
木の事、とは木に関することであり住宅から木でつくる生活用品、身の回りの道具用の材についてなどなど・・・

でも、実際の材木屋サンは他の業種に比べて扱い商品の範囲が広い(若しくは扱いが限定的な場合が多い)ので、結構木の事でも知らない事が多かったりします。
まぁ、全ての方が材木屋に木材情報を求める時代ではないのかもしれませんが、結局、その事が私を木の虫へとつき動かした原動力なのですが、先日来、2回にわたって講義を受けてきたのですが、それも一般の方からすれば「材木屋であれば知っているはず」と思われる(かもしれない)、木の見分け方のお話でした。

木材セミナー 2














内容としては私が取得した、全国木材市場連盟による資格制度「木材アドバイザー」の試験内容と同じようなことを、より多くの時間をかけて学んできたわけです。

木材セミナー 1


 このような木片をルーペを用いて覗き、その細胞組織などから樹種や針葉樹と広葉樹の区別をするのです。








木材セミナー 3



 因みに、これはビーチ。すなわちブナです。









木材セミナー 5



 では、これらはどうでしょう。
 とても外観が似ています。これを見てわかる方はプロですね。






木材セミナー 6


 上の写真の真ん中の樹種の木口拡大です。

 ココをルーペで覗くわけですが、樹種やいかに。






木材セミナー 7



 そして、こちらが写真右側のもの。

 さっきと似ています。同じ科目の樹種だから当然です。さて、答えは?!





正解は、写真の3つのうち、左から「栗、ナラ、樫(かし)」です。
つまり、拡大写真は同じブナ科の木材、ナラと樫の違いを見るためのものだったのです。
わかりましたか?

因みに、同じ科目といえば、こんなものも・・・・

木材セミナー 4



 この上の樹種と下の樹種の違い、なんでしょう?!

 これを見るのも楽しみの一つ。






正解は・・・・




おっと、ココからは次回に持ち越しとしましょう。

と、こんな感じで進むわけです。

木材セミナー 8














講師の杉山先生に拡大写真を解説してもらいながらの広義は納得の連続!!
面白いぃ!!

主催していただいた方々の想いはまた別にあるのだと推察しますが、私なりに感じているのは、材木屋であればやはりある程度の木の知識が必要だということ。
今回の講習のお話は、木を細胞レベルで見た場合のお話を交えてでしたが、一般の材木屋サンの実際の日常実務では細胞の事など話をすることはないでしょう。
しかし、お客様に求められた場合や、何かを説明する時、若しくは新たな材料などの性質を知ろうとする時には、やはり少なからず学問的な話も必要になってきます。
私自身の場合は、好きが高じたというところですんなり頭に入ってくるのですが、普通はわけのわからん話を聞いてもなかなか理解できない様な部分もあります。
ですが、材木屋であるならばやはり必要な知識だと思いますし、材木屋だからこそ知っておかないといけない、将来の木材利用の為にも理解しておかないといけない項目が多くあります。
自身を棚に上げるということではなく、材木屋全員が更に理解を深めお客様が安心して木を探す事が出来る環境をつくる事も、私たちの業務ではないかと感じています。

今回出席された方が、どのくらい習熟し興味をもたれたかはわかりませんが、立ち止まることなくレベルアップすることはとても大切だと改めて感じた講習会でした。



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