空を見上げて
トップページ » 木を知る人の名言

木を知る人の名言


近頃は、有難い事に業務が順調なので毎日目をぐるぐる回しながらこなしているところですが、そんな中にもいろいろと悩み事というのは出てくるものです。
行き詰まるから悩み事になるわけですが、もがいて苦しんで、時間が経ってもなかなか解決ができない時、心落ち着くのはやはり先人や人生の先輩の言葉。

その中でも、木に関わった先人の言葉というのはずっしりと心に響きます。
先日読んでいた本から、かの有名な西岡棟梁のお言葉を拝借して溜飲を下げたいと思います。

「仕事は事に仕えると書く、労働とは違う」

これは、ただ働いた代償にお金を貰い、その金額の大小で一喜一憂する価値観とは違い、本来はその物事に仕えるということ、有難いと思うことが根底にある、と言われていました。
私が勝手に解釈している部分もあるかもしれませんが、今の働くことに対する考え方や意義を考えるには、大切な部分ではないかと思います。

お金の為に働く、稼ぎたいから仕事を選ぶ。
確かにお金は大切。
しかし、それだけを追っているうちに、物事の本質を見失う。
早い、安い、その事が持つよさは、心のよさとはまた違う。

いつか来た職業体験の中学生の残してくれた忘れられない一言に、「仕事は大変でしんどくて嫌なものかと思っていました。」というフレーズがあります。
やはり、日々のニュースや世間から感じる空気がそういうイメージを膨らませていたのかもしれません。
私たち大人の責任でもあります。

しかし、その言葉には続きがありました。

「でも、この会社に体験に来てみるとみんなニコニコとしていて、仕事というものに対する考えが変わりました。」

手前味噌で恐縮ですが、中学生が、イメージの悪かった仕事に関してその考えを変えるきっかけとしてくれた。
そのことが嬉しくてうれしくて、今でも頭から離れません。

いつも忘れそうになります。仕事という意味を。
しかしやはり、事に仕え、人の心を動かす事が出来るのもまた仕事。
特に、木という素晴らしい自然の産物を扱い仕事させてもらえる私は幸せもの。
その恩恵と有難さを感じつつ、また仕事に励みたいものです。
事に仕えていけるのも皆さんの応援あってこそ。
こんな変わった材木屋を支援してくださるお客様、募集中です!



トラックバックURL
コメントを書く




情報を記憶: 評価:  顔   星