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神代桧厚板が旅立ちそうである


最近は一時に比べて落ち着いていた「神代木」へのお問合わせ。
通常の木材であっても、お尋ねの寸法などにぴったりのものというのはなかなか無い場合が多いのですが、神代木となるとその物の数が少ないうえに避けられない反りや割れなどが入っている場合が多いので、なかなかすぐに採用決定とは行かないのですが、今回は意外な程にばっちりに近い寸法でした。

神代桧 1
























まぁまず出るものではないと思って、見つけた時にはいつも触手が伸びる神代木ですが、実はこの神代桧は他の神代杉に交じっていた為に、当初は神代杉だと思っていたものでした。
それもそのはず、神代桧などそおは出てきません。
以前に金具不使用神代桧木製名刺ケース(名刺入れ)をつくった事がありますが、その材料以外では出会っていなかったのです。
それが数年前に神代杉の材を仕入れた時に入っていたのが偶然というか、必然というか・・・
今回の厚板と柾の盤が含まれていたのですが、私も削ってみるまでまさか神代桧だとは思っていなかったので、気がついたときは「一攫千金」まさにこのこと!というような気持ちになったものです。

神代桧柾盤



 まだ手入れしていませんが、神代桧の柾盤です。割れはありますが、稀少ですね〜。







それから数年、貴重な神代桧が旅立つことになりそうです。
先日遠方より、加工をしていただく宮大工さんをお連れになってお客様がご来店されました。
厚さなどはご希望と異なっていたものの、長さや幅はほぼご希望寸法。
これぞ巡り合わせ。出会う運命だったのかもしれません。

神代桧 2














神代特有の目まわりという割れや、傷、その他は散見されますが、数千年の歴史にそれぐらいはあたり前!
それを受け入れるのが使うものの使命!!
といいたくなるような、貴重な材です。
生の桧の少し「ツーン」とした香りとはまた少し違う「甘いサイダーの様な香り」は所有者だけの楽しみです。

まだ正式ではありませんが、気に入っていただいているので是非嫁がせたいものです。
また仕上がりも気になるところ。記事で紹介できるかなぁ・・・
できればご紹介しますね。

神代桧 3


























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