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古希杉板目浮造り(うづくり)無垢フローリングの貼り上り(*旧規格品)


早く紹介したかったのですが・・・・すみません、私事でばたばたとしてなかなかできていませんでしたが、是非見てください、古希杉浮造(うづくり)無垢フローリングの完成です。

古希杉浮造り(うづくり)フローリング 施工9














この写真の整い具合を見て思い出して頂けるでしょうか・・・
前回、施工途中で伺った時に、施主様ご自身で貼る位置と材料をきちんと分けられていた事を。
色合いや木目などでの貼りわけを敢行されたわけですが、なかなかいい感じ。
もちろん、これも原木を厳選し、更に木味の良いものを選んでいるからこその賜物。

古希杉浮造り(うづくり)フローリング 施工3














もちろん、天然の木材なので如何に赤身勝ちの木味の良いものを選んでいるとはいえ、このように赤身でも色の違う部分や辺材の白太部分が入ることもありますが、杉の持つ味わいは大切にされているのがわかると思います。

古希杉浮造り(うづくり)フローリング 施工4
























柔らかな照明と、温かな建具材の色にもグッドマッチング!!

そして広々としたリビングへ。

古希杉浮造り(うづくり)フローリング 施工5














羨ましい位のスペースです。
十分に杉の木味と浮造り(うづくり)の印象を味わえる空間になっていると思います。
実は、ショールームにご来店いただいてお話している時から、4mのままの長さで貼り伸ばしたい、というご希望を伺っていました。
有難い事に古希杉浮造り(うづくり)無垢フローリングの木味とその木目の流れの美しさを気に入っていただいての採用だったからですが、無垢フローリングの多くは、加工機の都合上4mという長さになるとエンドマッチという「短辺方向のつなぎ目の加工」ができない場合が多いです。

エンドマッチ加工


 これがエンドマッチ加工です。






このエンドマッチ加工がないと、「鋸でカットしたまま」の状態なので、施工の時に直角を計って切ってからもう一方のフローリングの切り口にそのまま突き合わせて施工する事になります。
木材の性質からいうと、長さ方向の伸び縮みは幅方向などに比べてそう大きくないので、エンドマッチ加工が無いからと言って、つなぎ目の隙間が気になる、というほどの事はないように思います。

ですが、エンドマッチ加工がある方が施工は断然スムーズなので、この古希杉浮造り(うづくり)無垢フローリングも、長さを半分にカットしてエンドマッチ加工をする特注を承る事もあるのですが、今回はリビングの広さとそのリビングへのアプローチとなる廊下の長さを活かして、4mを貼り伸ばしたい、というご希望でしたので、あえてエンドマッチ無しのまま採用頂いたという経緯です。

普通の住宅ですと、4mをつなぐということが殆どないでしょうからあまり気になりませんが、今回のようなケースだと、私も貼り上りを見て納得。
こりゃ、2mだと印象が全然違いますね。

古希杉浮造り(うづくり)フローリング 施工8

























さて、ここでのもう一つのお楽しみは玄関にあります。
杉のフローリングに合わせて上り框をいかにするか?!
悩ましいというか楽しみなところですが、今回はこちらもベストマッチ!!

古希杉浮造り(うづくり)フローリング 施工1














桜の無垢一本物上り框です。
さくらといっても、樺(かば)ではありませんよ。本物の桜です。
その桜が、杉の赤身と良く合います。

古希杉浮造り(うづくり)フローリング 施工2














桜の角材自体が珍しいこともあり、これは絶対にお客様に自慢していただかないといけないところです。
浮造り加工とともにならぶ魅せ場ですね。

杉はお客様のイメージによっては「安価な無垢材」という印象があるのかもしれません。
実際、弊社にお問い合わせや来店頂いた方でも、杉ならもう少し安いでしょう?!というご意見をいただく事もあります。
確かに安価な杉もあるでしょう。選別なし、とりあえず加工のできたものは全て使う、補修はパテでも今一つきちんとされていなかったり、美観を損なうものだったり。
しかし、それも杉が安いのではなく、売り手が安く売るためにつくっているからだと思います。
手をかけ暇をかければ、ダメな木なんてないはずです。
古希杉浮造り(うづくり)無垢フローリングは原木の樹齢や木目などを吟味して製造しています。
それも天然乾燥材です。機械の窯に入れていません。
さらに埋め木もパテではなく、節を用いて埋めています。

それらは手間も時間もたくさんかかることです。
省こうと思えば省けるところ。しかし、あえてそれを続けているのは木の事を想い、その木を大切に使っていただきたいから。愛着の湧く家に住んでいただきたいから。

無垢フローリングの価格は手間暇や加工精度に直結します。
安価なものが決して悪いわけではありませんが、お客様の目で、その樹種の価格の価値を確かめていただくことをお勧めします。

そうすれば、70年以上も育ってきた古希杉達の研ぎ出されたつややかな木目の意味がわかっていただけるでしょう。

古希杉浮造り(うづくり)フローリング 施工6
























M様、採用頂き誠にありがとうございました。
存分に古希杉のパワーを受けてくださいね。

・古希杉板目節あり浮造りフローリングの1.9mエンドマッチ施工写真はこちらから(旧規格品)
・古希杉板目節あり浮造りフローリングの30mm、アトリエFUDOさま施工写真はこちらから
・古希杉浮造り(うづくり)無垢フローリング30mm、T様邸1年後経年変化の記事はこちらから


*古希杉フローリングのは、2017年に木取りの仕様変更を行っています。そのため、本記事を含む旧規格表示の商品とは現在の商品は表情が変わっていますので、ご注意ください。

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