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生きていた(?!)化石 「イチョウ」 其の壱


皆さんはイチョウというと何を思い浮かべますか?!
銀杏(ぎんなん)といわれる実でしょうか、また独特の美しく色づく黄葉は秋の風物詩の一つですね。

秋ではないのですが、弊社社長担当で今回リフォーム工事をさせていただいたおうちに、そのイチョウのキッチンカウンターを納めてまいりました。

銀杏カウンター 7












ちょっと位置的に逆光で写りが・・・









こんな具合です。

銀杏カウンター 6













こちらは弊社作業場にて加工中の写真。

銀杏カウンター 1














まぁ、どちらにせよとても木目もおとなしく、ピントの合いづらい事にはかわりないですねぇ・・・
イチョウといえば葉節です。
葉節(はぶし)のないイチョウは、特に幅が広いものはとても貴重です。
葉節のある方がイチョウらしいと言えばらしいのですが、これが知らないと結構びっくりするもので、月日が経つと「え?!こんなだったっけ?」と驚く事になりますので、ここでちょっと紹介しておきましょう。

銀杏カウンター 2













これが葉節の断面です。
うまい事こんな具合に出たもんです。今回は芯に近い部分を含んだ板ですので、こういったところが見られるのです。
写真左手が木の中心に近い「芯」の方。そこから木の皮に近い方、つまり辺材の方に伸びていっています。
これを木口で見るとこうです。

銀杏カウンター 3













黒く穴みたいになっているのがわかるでしょうか?!
これがあんなに中にのびているんですよ。
それも、イチョウの生材(乾燥していない)の場合は、この葉節は穴になっていません。
綺麗な模様の様になっているのですが、それが乾燥するに従ってズンズンと穴になっていき、大きいものでは本当に驚くくらいに見事な穴になる事があります。
つまり、お客様が生材を見て購入されそれが乾燥すると穴になって、あらビックリ、みたいなものです。
イチョウを購入する場合は、葉節を確認いたしましょう。ワンポイントアドバイスでした。
いやいや、親切な材木屋さんだとちゃんと乾燥の時期と目安を教えてくれますから心配はないですが、外観のポイントとして知っておいていただきたいところですね。

銀杏カウンター 4













また、キッチン部分を造り変えさせていただいたので、フローリングもレッドオークの乱尺無垢フローリングが見えています。

銀杏カウンター 8
























レッドオークの乱尺無垢フローリングは決して幅の広いフローリングではありませんが、お部屋一室やキッチン部分、ローカなどでは幅広フローリングよりも伸びやかな印象を持つことがあります。

無垢の木の家 4














また、乱尺であるが故の不規則なリズムも楽しめる一部分です。

無垢の木の家 5














無垢の木の家 7














さて、カウンター材のイチョウは材としていえば、まな板に使用するくらいですから、仕上げた面のその手触りはツルっとしていて温かみがあります。
今回も仕上がったイチョウ無垢カウンターを搬入する際に出てきた子どもさん達が「うわー、つるつる!、きもちいい!!」と声をそろえてくれていました。
そうそう、木は気持ちいいもんです。
触って触れて、感じてこそ木の良さが伝わるというもの。
どんどん触って早く家族の一員に溶け込ませてやってね!!

銀杏カウンター 5














次回は良い機会ですから、今回は使っていただいたイチョウの材についてお話しておきたいと思います。
意外と知らない、又は途中までしか知らないイチョウのお話。
お楽しみに。



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