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朴(ほお)が上手くいって、ほっとしたなぁ。


ほんと、表題はしゃれではありません。
御依頼いただいた寸法が、本当にギリギリ(というか、ほぼ計算上ぴったり)の寸法だった為、果たして製材して上手く計算通りに仕上がるかどうか(製材や加工には、ある程度の余裕を見ないといけないので・・)心配していましたが、なんとか仕上げる事が出来、朴の木だけにホッとしています。

ほっ 1
























それにしても、朴の材は優しくて綺麗ですね。
今回は柾目材のものだったため、更におとなしかったのですが手触りも独特ですし、色艶やおとなしい中にも光の反射によって光ったように見える杢目が出るところがあり、バリバリの杢目に押される方には、もってこいの材でしょう。

ほっ 2














と言っても、この材は杢目云々ということよりも、特殊用途に多用される樹種なので、一定のお客様の問い合わせしかありません。

要は、刀の鞘とか、彫刻とか、裁ち板とか・・・
で、またそれぞれに必要なサイズなどが当然バラバラなので、材があるからと言って、必ずしも寸法と価格のバランスが合うかどうかというと、難しい場面が多いです。
昔は、弊社には彫刻材として桂や朴は大きな盤木(ばんぎ)で大量に在庫していたものでした。
その時分は、弊社近くのお客様ばかりだったのですが、如何に彫刻のお客様が多かったかということがわかりますね。

現在は樹種も増えたので、そこまでの在庫はないのですが、彫刻材としては「桂(かつら)・(せん)・木曽桧玉椿(たまつばき)・樟(くす)・神代樟(じんだいくす)・榧(かや)一位(いちい)(エンジュ)・黄楊(つげ)・シナ白檀(びゃくだん)」などなどと扱っていますが、やはり彫刻される方の趣向や香りの有無、製作されるものによっても樹種が異なりますので、木の面白いところを存分に味わえるのではないかと思います。

それにしても、近年はなかなか良材が少なく出てきても結構な価格になるため、お客様が驚かれることがしばしば・・・
といっても、いるものは買っておかないといけないし(という理由をつけて、半分趣味で買ってしまう罪深さ。)・・・難しいところです。
木だけではなく、必要な品質には相応の価格が必要になってきているということでしょう。競争や頑張りだけで価格が変わるようなものではない、ということですね。

喜んでいただける木をできるだけたくさんお届けしたいので、できるだけの予算をみてくださいね!(笑)
よろしくお願いいたします。



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