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無念、「奇跡の一本松」保護断念の記事


弊社記事にて、震災後からお伝えしていた「奇跡の一本松」。
無念ですが、12月4日付の新聞に「保護断念」の記事が掲載されていました。
既にご存知の方も多いとは思います。テレビのニュースでも放送されていましたから。

陸前高田市にあり東日本大震災の津波に耐え、復興のシンボルにしようと「高田松原を守る会」の方たちが活動してくださっていた一本松。
地中の海水を吸い上げたり、周囲に鉄板を打ち込んだりという活動をしておられたのですが、この10月に調べたところ、海水の影響で根が殆ど腐り、松を維持するのは極めて困難な状況である事がわかったそうです。
その結果、再生不能ということになり、保護作業を打ち切ったそうです。

もう立ち枯れを見守るしかない、と記事にあります。
ただ、立ち枯れのまま残すことが出来ないかどうかを市に要望しているそうですので、もしかするとその姿は残す事が出来るかもしれませんが、それでも、風や虫害に対する対策はとらねばなりませんし、海からの塩風や湿気、そして腐朽菌が繁殖することを防ぐことは、沿岸部では難しいそうです。

奇跡の一本松は樹齢260年以上、高さ約30m。
高田松原の約7万本の中から、唯一生き残った希望の松です。

できることなら、叡智を結集して後世に残せる語り部としての命を与えてあげてほしいものです。



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