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木と二酸化炭素(CO2)の関係 −追記 木はなにでできている?−


さて、先日のお話「木と二酸化炭素の関係」は参考になったでしょうか?!
真剣になりすぎて、自由研究には少し専門的すぎたかもしれませんね(汗)。

今回は少し前回の追記をしたいと思います。
というのは、前回は主に二酸化炭素(CO2)のことについてを述べていますが、今回は少し触れたままになっている「木は何でできているのか?!」ということについてお話しましょう。

といっても、専門書のような分けのなからない用語を使う難しい話は大学ででも勉強してもらうとして、できるだけ噛み砕いた話で進めたいと思います。
(もちろん、正確にはもっと複雑で記述の誤りがあるかもしれませんので、学術的正確性は求めないでくださいね。)

さぁ、前回のお話を思い出してください。
お話の途中で、「木は光合成をし、葉から吸収した二酸化炭素を酸素と炭素に分けて、酸素を出して残りの炭素で体を形成している」と書きました。

式にするとこうでしたね。

  CO2 −  O2  = C
  (気体)   (気体)  (固体)

では、木は炭素だけでできているのか?!というと、それも少し違います。
正確には、炭素を含んだ物質でできているのです。

その物質というのは「リグニン」、「セルロース」そして「ヘミセルロース」です。
これらは全て炭素を含んでいる物質です。
この3種が木の主要化学物質です。「木の正体」でしょう。
つまり、木は大地に根をはり、その恵みで大きく太くなっていく!イメージですが、実際はその根から取る水分と養分は、上記の3種の物質からなる木の細胞の生命活動を支えているのです。

そして、その細胞壁をつくる原料となるものが糖分であり、その糖分を生み出すのが「光合成」なんです。
水と栄養だけでできているようなイメージの木が、実は光合成が大きな鍵になっていたのですね。
木は、自分を形成する主成分を自ら作り出している、いわば高等な生物なのかもしれません。

物言わず、動かず、風雪にじっと耐えている木々たちが実はとても神秘的な方法でそのカラダを維持しているのです。
そう考えると、街や公園で見る街路樹の一本一本も、大切に思えてくるではありませんか。
私たちは摂取したエネルギーを消費しながら生きています。
反対に、木々たちは人々に必要な酸素を作り出し、また伐られたあとも木材として私たちに大きな恩恵を与えてくれます。
私たちも、木々たちとまではいかなくても誰かの、または何かのために尽力できるような環境にありたいものですね。

因みに、光合成のお話などは木検にも出題されていますから、今回と前回のお話は受験生要チェックですよ!!

庭のきゅうり



 ウチの緑化&恩恵、きゅうりちゃん。

 今年は30本収穫したそう・・・







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