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カットサンプルは、そのものの一部分しか知る事ができません


いつも感じますが、同じものが存在しない木材を口頭で説明するのは至難の業です。
だからこそプリント合板やカラーフロアーなるものが台頭したんでしょうが・・・

お客様にとっては、材木屋に聞くわけですから御自身のイメージを抽象的な言葉も含めて木の事を伝えてくださるのですが、いくら材木屋でも木についての話は出来ますが、木を一般的な色や見た感じの印象で言い表すことは不可能に近いです。
私も少しでも伝わりやすい様に説明しようと思うのですが、電話やメールでのお問い合わせだけで木材を伝えるのは限界があります。

また同じ様に、無垢フローリングなどの場合は現物を見る事が出来るものとして「カットサンプル」をご用意していますが、これも無垢フローリングの一部分を見られるにすぎません。


カットサンプル1














ゆえに、グレードの判断基準としてや色の見え方や特徴の判断材料としてはお使いいただけません。
基本的に、グレード基準に準じたフローリング現物をカットして出荷していますが、あくまでも、その木の材質の質感に触れていただくための物だと考えてください。

カットサンプルといえば、一昔前に一帳羅を新調したことがあるのですが、その時に生地の小さなサンプルで材質と色柄を確認し、とても気に入り出来上がりを心待ちにしていました。
出来上がりの電話をもらい、喜び勇んで取りに行くとどこにも私のお気に入りが見つからない。
店員さんに聞いてみると、「こちらですよ。」と言う。
しかしそれは明らかに私の気に入ったものよりも白っぽい・・・私はもっとベージュの濃い物を選んだはずですが、と伝えると、サンプルとの見え方の違いですね、と店員さん。

すぐに選んだしるしのついたサンプルを出してくださり、出来上がったものと合わせてみると、まさしく同じ物!
しかし、こんなイメージではなかったのに・・・・


とはいえ、丁寧に説明してくださった店員さんと、自身の誤解を理解した私は選んだ時以上の満足を頂いて購入したのですが、自分はこんなことないと思っていたのに、初めて「想像以上のカットサンプルとの見え方の違い」に驚いた経験があります。

それと同じように、いや、無垢のフローリングなどの場合は一帳羅よりも面積も広くお部屋の雰囲気や太陽光などによってもかなり印象を変えます。
そのため、無垢フローリングを貼り上げてみるとごく小さなカットサンプルでは見えていなかった物がとてもよく見えてきます。

その時に、「こんなイメージでは・・・・・」と私の様な言葉がでることがあると思います。

皆さんにはそうなっていただきたくありません。
だから、できうる限り遠方でも、お忙しくても御来店いただきショールームにて実物を確認いただきたく思います。
いや、ショールームの物も同じ物のない「唯一のもの」ですので、「より大きな参考」としてになりますが、私の説明を実際に見て聞いて頂きながらフローリングを見ていただくことで、少しでも「イメージの先行」が防げればと思います。


せっかく無垢の木材、無垢のフローリングを選ぶのです。
画面や写真が綺麗ですぐに配送してくれるお店に頼むのも一つの手段ではありますが、正直に欠点とされている部分もお話する木が好きな材木屋の話も聞いてみる価値があるとおもいますよ。

迷って当然です。
いろいろと見て、聞いてみたいな・・・と感じていただければご連絡ください。
お会いしてお話できる事をお待ちしています。

ご連絡はこちらから



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