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国産栂(こくさんつが)天井板の旧家塀を見てきました


少し前に原板を紹介していました、稀少な「国産地栂(じつが)」を天井板に使用した旧家の塀が完成間近になり、ちょっと見学にうかがいました。
国産地栂は無垢フローリングとしても紹介していますが、その雄大ながら細かな木目と、冬目といわれる硬い杢目の部分が経年により金色に変わっていく様な美しさを持つ日本の稀少な天然樹種です。


国産地栂(じつが・じとが)無節







 地栂幅広150無垢フローリング。



















まだ左官屋さんの仕事が残っていますが、木部は完成していますので、表面を焼いて炭化させて仕上げた「焼き杉」の濃い部分の色合いと、桧の柱の白さのコントラストが美しく映えています。

地栂の天井1














なかなかこのアングルからでは天井板まで覗かれる方もいらっしゃらないと思いますが、それは一般的な話。
以前にも書いたと思いますが、私たちと同じように建築や木材が好きな方は、こんな場所があると「ここの部分はどんな仕事をしてるかな?」とか、「おっ、珍しい。こんな材料使ってる!!」などと、気にしながら見るものです。
それにもまして大きな道路に面しているため、車や人通りも多いので、余計に目にする機会が多い場所です。
だからこそ、今回の大工さんからの提案で「国産栂の天井板」を施工する事になったのです。

地栂の天井2



 立派な瓦の下。見上げてみると桧とは一味違った力強い杢目が見えます。








地栂の天井3


 見えますか?細かな木目ですが、力強く伸びるような印象を受ける地栂(じつが)の木目です。

 天井板とはいえ、今時なかなか無いと思います。





中途半端でここまで、というわけにいかんから予算オーバーしてしもたわ!と、お施主様はおっしゃっていましたが、大工さん他職人さんの仕事もきっちりとこなしていらっしゃる上に、この特別な材料です。
予算以上の「価値」がある物に仕上がっていること間違いなし!
良いものを活かす建築、一般の方から職人さんまでどんな人が見ても「いいなぁ。」と思えるような建築。
そんな建築がもっと増える様に、お施主様や大工さんと一緒になって普及に努めていきたいものです。


地栂の天井4

















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