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薫蓋樟(くんがいしょう)追記 稗島のくす


この前に、大阪府が誇る巨樹「薫蓋樟(くんがいしょう)」という、我が茨木市からも近い門真市に鎮座する大クスノキをご紹介しました。
如何だったでしょうか。

両手を広げた私よりもはるかに大きかったでしょ。
立派な巨樹でした。
しかし、実は薫蓋樟に訪れた時には勉強不足でした。
「近くには、100年生ほどの樟が云々・・・」と書いていますが、なんと、ほんと近くに100年どころではない、隠れた(といっても、結構有名なのですが・・)大木があるのです。

それを、今回、薫蓋樟番外編?!として追記したいと思います。
その木の名前は「稗島のくす」。


稗島のくす 1















樹高10m、周囲7m、推定樹齢400年。

灯台もと暗しとはまさにこの事。
薫蓋樟をお目当てに行動していた私は、まったくこの存在に気づいていませんでした。
薫蓋樟にご挨拶した帰り際、車中での信号待ちの時です。
ふとそばを流れる古川を眺めると、川沿いの少し先に何やら緑が川に張り出している。
よくよく見ると、一本の木の様。
「この距離であの大きさ。こりゃ結構大きいぞ。」
と、薫蓋樟の興奮冷めやらぬ私の心を揺さぶったのですが、その日は予定があり、目の前の巨樹らしき存在に近づく事ができませんでした。

因みに私が大急ぎで車中から納めた写真がコレ。


稗島のくす 7














そこで帰社後、薫蓋樟についての事を調べていると、ちゃんと出ているではありませんか・・・
結構有名だったみたいだけど、ホント、材木屋だけに「木を見て森を見ず」ならぬ、「森の様な巨樹を見て、木を見れず」というような状況で、歯がゆい思いをしていました。

その後、都合をつけて(これは巨木が近くにあるからできる事。ありがたや。)再度、改めて稗島のくすに対面に行きました。

実はこの稗島のくす、ご覧の通り、敷地内に生えています。
敷地内というのは、「民家」ということです。
なんと、一個人のご自宅にこんなに大きな木が聳えているのです。

稗島のくす 5














府の天然記念物にも指定されているそうです。
よく保存してこられたなぁ、と有難く拝聴させていただきました。
といっても、敷地の中まで入っていくわけにはいかないので、半ば怪しいカメラマンの様に、あらゆる角度からできるだけの写真を撮る事にしました。


稗島のくす 2







 横の空き地からの撮影。

















稗島のくす 3




 クスノキの特徴、下部から太い幹が枝分かれしています。








これは稗島のくすの南側の橋の上からのアングルですが、枝ぶりをしならせて川べりに大きく伸ばしている姿はとても雄大で美しく感じます。


稗島のくす 6
























稗島のくすは大きさからすると、薫蓋樟には全く及びませんが、個人邸に生きてきた事や、枝ぶりの美しさ、川沿いという立地などもあり大木というだけではない雰囲気を見せてくれる立派な樟でした。


もし、薫蓋樟に会いにお出かけのことがあれば、この稗島のくすにも会いに行ってみてください。
ただし、個人邸内ですので、くれぐれもご迷惑のかかることのない様に注意の上ですが。

また、駐車場は当然ながらありませんので、徒歩かタクシーかでの散策をお勧めいたします。
薫蓋樟から徒歩で約15分ほどと思います。


稗島のくす所在地

大阪府門真市稗島510 長谷川邸内

駐車場無し



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