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学校教育と無垢木材 〜木育について〜


嬉しい悲鳴ですが、最近業務が慌ただしい忙しさで、記事にて報告したい事やお知らせなどに少し時間差ができてしまうのが、悩みの種です。
仕事をたくさん頂けるのはとても有難い事ですが、そういう時こそ冷静に対応することが大事!ミスなくこなす様にしなければなりません。
よりよい業務ができるように、皆さんも材料の注文などは、できるだけ余裕を持っての発注のご協力をおねがいしますね。

さて、その慌ただしいことで記事が遅くなってしまいましたが、先日私の尊敬する先輩材木屋さんが、大阪にて小学校の課外授業を受け持たれることになり、若輩ながらお手伝いをさせていただきにあがりました。

内容は木の工作を通じて木に触れてもらい、その後に教室にて児童に感想を聞きながら木に関する疑問の解決や、木の知っていそうで知らない話などを交えた授業を行うものです。


木工用材料















これを組み立てて実用的なものを作ります。
何を作ったかは内緒にしておきますね。児童達の宝物となったことと思います。

木工中は皆熱い視線で材料を見つめ、真剣に取り組んでいました。
一人一人、進むスピードが違ったり、うまく組みつけられなかったりしてはいましたが、やはり児童の集中力はすごい!!
教えに廻る私はあちこちから呼ばれて、冬なのに汗だくで走り回っていて、肝心の工作中の写真がありません(汗)。
物事に熱心に取り組む姿勢を、子供たちから学んだ瞬間でした。

そして工作が終わり座学(堅苦しいものではありません。)に移ったのですが、実際の丸太や木の表面を示しながらのお話に、「へぇ〜」なんていう感心する言葉がでたり、真剣に聞き入ったり。
これが、木に触れる機会の少ない子どもたちか?と思うくらい真剣に聞いていました。
特に、計画的に木を伐ることは悪い事ではないということや、割りばしの使用は決して環境破壊ではなく、木材を隅から隅まで活用する方法の一つであるというお話には、私が見る限り先生方も驚かれていたように見受けました。

その中で、一番印象に残ったのは、「杉や桧という木を知っていますか?!」という質問に対しての答えです。
特に杉については、「はぁ〜〜〜い!!」と、ほぼ児童全員から手が上がり、「おぉっ、なかなか認知度あるやん!」と喜んだのもつかの間、理由を聞くと納得です。
「杉花粉」で知っている、という答えでした。
トホホです。
それも納得はできますね。あれだけメディアで連呼される力はすごいですから。

私たち材木屋はこれからそういった部分を変えていかないといけません。
杉についても花粉症だけでなく、何故そういう事態になったのか、ということや花粉以上に知られていない杉の素晴らしい特性を正しく伝えていかないといけないと思っています。
その為の「木育(もくいく)」第一歩です。
これからを支えていく子供たちに、木の長所短所を含めた正しい知識とその優れた特性をきちんと伝えていく事も、現在を生きる材木屋の使命だと感じています。
今後は、もっと児童に触れる機会を増やし木の可能性を広げていければ!!と考えています。



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