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初のご来店、外国籍のお客様に学ぶこと


「1月14日には●○●○(国名)に帰国予定なのでそれまでに伺いたいです。」
そうおっしゃって、2011年の年始早々にお電話を頂いたお客様が昨日ご来店されました。

どういう意味だろう?外国に移住されている方が、国産樹種を探していらっしゃるのだろうか?!と邪推しながらお待ちしていましたところ、いらっしゃいました。
お電話いただいた女性と、外国籍の男性。
お話を聞くと、男性が箱を作りたいということなのですが、折角今日本にいるので日本の木を使いたい、というご希望でした。
また、ご購入いただき、(外国へ)帰国後に製作をされるということでした。


ご希望を伺った材料はある程度ご用意していたのですが、いつもながらに「帯に短し、たすきに長し」。
なかなか選定は難航。
というよりも、寸法だけではなく、きちんと材を見て説明を聞いていただき、その後またご希望を出してくださり、次々と取り出す材に私が喋り過ぎ、余計に選定しにくかったのでは・・・・と思ったり。
お客様にお願いです。くれぐれも、木の話については変人ぶりをご理解の上ご来店くださいね。でないと、うっとうしいトークが続くこと(?!)になります(笑)。

その迷われているところで困ったのがやはり言語。
いや、英語会話力ということではありません。特に今回は女性が通訳してくださいましたから・・・
いやいや、そうではなく、「木の表現」についての意思疎通の言語や語彙についてです。
以前、外国の知人が日本に来たときに、桧や杉の英語名を聞かれた際に答えられずに、後になって調べた経験上、樹種名は少しは覚えているのですが、それだけではなく、たとえば「杢」とかいう専門用語。これがわからない。

「いい杢でしょう!!」

といいたくても、杢ってなんぞや?!で、日本語でも丁寧に言うと難しくなるところを外国語なんて・・・
という、歯がゆいところがありました。

また、良く使われる「オーク」の呼称も、てこずります。
今回、弊社倉庫で見ていただいた中に、ナラと白樫(しらかし)、一位樫(いちいがし)があったのですが、白樫をご覧になって「ジャパニーズオークですね?」とおっしゃるんですが、正確には樫はオークというよりもナラで、じゃぁ、樫の英名は?!・・・・と答えづらい難題に発展し・・・・


いつもお客様に説明している時にも「何と説明したらいいんだろう?」ということもあるくらい、日本語でも説明があいまいになることもあるのに、外国語も交えて木について語るとなると、想像以上に一筋縄ではいきませんでした。
そう思うと、やはりより多くのことを簡潔にお伝えできるようにしておかないといけないなぁと、痛感いたします。
もっと語彙を増やして、難しい呼称や名前も簡単に咀嚼して伝えられるように。
また違った意味で勉強させていただいた、貴重なお客様でした。


O様、帰国前のお忙しいところご来店、ご購入頂きありがとうございました。
また出会いがあることを期待しております。




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