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国産栂(つが)普請の家


以前の記事でご紹介していた、「日本産の栂(つが・とが)」を使った住宅が先日完成しましたので、お邪魔してきました。


栂普請の家 2

























栂についてはご紹介済みの国産地栂無垢一枚物フローリングの記事に譲りますが、関西では、桧普請よりも高級建築とされてきた栂普請。
今回の住宅は、栂普請というには使用量は全く及ばないかもしれませんが、本物の無垢の家であることには変わりなく、栂の良さを感じられる建物であります。

大径天然木から伐り出したものを大梁として贅沢に使用していますし、一番目の引くところは、加工中をお伝えしていた階段も総栂無垢一枚物によることです。


栂普請の家 4


 下部がストリップ(化粧見せ)となっていますので、材が本物であることがよくわかります。









栂普請の家 7



 こういった木口(こぐち)という、材料をカットした部分をそのまま見せられるのも本物の証!!

 印刷紙巻きの階段材では化粧テープで隠さないといけませんからね。




栂普請の家 6



 やはり一番はこの廻り階段板。この幅を一枚の板で作ろうと思うと、どんな原木か・・・

 それだけで大変なことは想像できるのではないかと思います。





他には、天井板にはこちらも高樹齢のロシア産天然カラマツを使った羽目板を使用しています。


栂普請の家 5






 ロシア産の目の詰まった天然カラマツ(ラーチ)材の天井板。

 その間に見えるのが、国産地栂(じつが・じとが)の化粧大梁。












ロシア産天然カラマツは、日本の唐松とは少し違い、極寒の地で耐え忍んできただけあり年輪が細かく、何ともいえない「金の糸」を思わせる木目が特徴です。
早くロシア産天然カラマツ(ラーチ)幅広無垢一枚物フロ−リングと共に特集としてお伝えしなければいけないのですが、もう少し待ってくださいね。

そして、定番の板屋楓(メープル)無垢一枚物フローリングの節ありグレードもしっかりと個性を出しています。


栂普請の家 3















栂普請の家 8





 こんな節の表情がありますが、その節の近くに見られる縮み模様がきらきらと光り、無垢の味わいをより一層深めています。
















栂普請の家 9








また、このグレードには一見、これの何が節ありなの?!というくらいに、節がみあたらなかったりすることがあります。

 その場合は、単純に節ではなく、その他の理由、たとえば、これの様に一部分だけ見れば白く欠点のないものに見えますが、接写でなくすると・・・・







栂普請の家 10





 こういった感じです。

中央の白い部分を接写にしていたわけですが、やはり本物の木は一部だけや、言葉だけでは伝わりにくいものです。













そして、いつもの磨き石上がり框も忘れてはいけません。


栂普請の家 1















当然、今回の住宅は土台や柱には桧の無垢材が使用されているということはいうまでもありません。

こんな贅沢(豪華設備ではなく)な家、無垢の木の家を求める人にはたまらないだろうと思います。
どこもかしこも木だから良い、無垢を多用しているから良いということでもなく、本物の材料をきちんと使い切ることができているところは少ないと思いいますので、こんな住宅はなかなかないですよ。



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