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割れのある木材の強度は大丈夫?! 〜質問編〜


表題を見て、「木は割れるにきまってるやん」と思っていらっしゃる方には話は早いのかもしれないのですが、そう思っていらっしゃる方は多くない・・・というか、少ないはずです。

弊社では、「必ずご覧ください」として、無垢の木材と暮らしていくためのメッセージを掲載していますが、その中でもお伝えしている通り、木材には少なからず乾燥による割れ、伸縮や反り、木の癖による曲がりなどが必ずと言っていいほど現れます。
中には環境に馴染み、そういった現象がないものや、木組みによって癖を抑えたりしますから、一目見ただけではわからない場合もあります。

そんな木材の性質の中で、気にされるのが上記の「割れ」です。

割れは、特に木の中心部分である「芯」を含んで製材をした角材に現れやすい現象です。
角材の場合は薬剤などの処理をするか、特殊な乾燥をしても完全とは言えないくらい、割れやすいものです。
住宅などに関連するところでは、土台や柱も角材を使用している部材ですね。
骨組み部分ですね。

その骨組みに使う木材に、割れが生じているとして問題視されることがあります。
無理もありませんね。
集成材といって短い木材の貼り合わせの土台や柱が普及し、反りや割れが少ない事をうたっていますし、お客様にしても構造材に割れが入って大丈夫なのか、と思われるのも当然かと思います。

私も、日々木材に触れていなければきっと疑問に思うだろうと感じます。


さて、ここで質問です。

住宅の柱には「背割り材」といって柱材に始めから割れを造っている物があります。

背割り柱 切れ端



 これです。
 見本用なので、長さはかなり短いですが、実物です。








この柱は弱いんでしょうか?!
家を支えられるんでしょうか?!

今では桧の柱さえ珍しくなりつつありますから、想像しにくいかもしれませんが、写真から想像する正直な答えを導いてください。

そうすれば、土台や柱に使用する木材(背割りなし材)が割れているといけないのかどうかもわかるのではないかと思います。

解答は次回です。

少しの時間、木材について想いを巡らせてみたください。







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