大阪の本物の木材を追求する材木店のページ
空を見上げて

天竜林業 弾丸珍道中


話を林業に戻しましょう。

前回は「適寸」というお話をしましたが、それだけではないんですね。
林業は完全計画性で進むわけではないので、適寸以外の丸太も出てくるわけです。
というより、近年はその適寸をオーバーする丸太からどのように生産性を上げていくかが一つの課題でもありますが、既存の製材寸法や用途にとらわれない方法で、活用する場合も出てきています。
それが「芯去り製材」。

芯去り、というのは字の如く木の芯を外した製材品ですが、狂いや割れが少ないなどの特徴がありますが、ある程度大きな丸太からしか生産することはできません。
それが適寸をオーバーして大きくなったものだから、贅沢に「芯去り」が生産できるようになっているのです。

下草の森3


通常は、大きな丸太を贅沢に使うことは価格アップに直結しますが、それを少しのアップ率で、芯去り材を提供できるという林業再度のメリットは、潤沢な山の資源と天竜地域の林業が人工美林と称される品質を有しているからこそのものだと思います。
そういう意味で言っても天竜の山々の木は、これからどんどん活用したい資源を持つ山、といえると思います。

人工美林、と称されるからにはよほどの歴史があるもの、とここでもイメージ先行で考えてしまいますが、実はこれも、意外と古くは無かったりするんですね。
人工林での美しさを語る時、今回もそうですがどうしても吉野地方を引き合いに出すことになるのは仕方なしとしても、彼の地での植林の父が土倉氏であるように、天竜においても近代林業の父がいてその名は金原明善氏。
金原氏については、私よりも明るいページが多くあるのでそちらに譲るとして、やはり此の地でも植林に多くを費やしてくれた方の功績があったのかと思うと、木々の見方も変わります。

急峻な部分があったり、岩場があったり。そんな天竜の山々に木を植えていく事は容易ではなかったと思います。
山中に行くと所々で目にするのは、沢というよりも滝に近い切り立った岩場を流れる水しぶきであったり、その周辺に根を伸ばす杉たちの姿。
そしてそこから少し離れた岩場に根を張る桧たち。
もちろん、それらすべてが植林ではなく植林されたものから次世代の種が落ち、それぞれの適所で芽吹いたものでしょうけども、やはり、それぞれの樹種に適した場所に植えていくという事は、守られていたようです。

石抱く桧


現在からすると、車でいくことや道路のある場所などでも、こんなところまでびっしりと造林されたのか!?と驚くような森林率を見て取れる天竜地域。
今からはその苦労を察することは容易ではありませんが、もしかするとこの地の人たちは、「苦労」とは思ってはいなかったのかもしれません。

というのも、天竜には「木を植える」という行為自体に抵抗がなかったのでは、と思わせる歴史が本格的な植林時代以前に存在していたようなのです。
それが、現在でも天竜地域の春野町に残る「秋葉杉」に見て取れます。

秋葉杉3


春野町の山の頂近くに在する秋葉神社。
社からの眺めは、さながら「天空の社」ですが木が目的である私にとっては、眺めよりも樹木!
で、驚くのがこの秋葉杉なのです。
解説板には天然林も含め、文明年間より植林の歴史がある、とされています。

ん?!ちょっと待てよ。
それでは、日本最古の歴史を誇る植林地である吉野林業よりも古い530年ほど前から植林されていたことになる?!
マジで?!・・・・


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天竜林業 弾丸珍道中

思い込みというのは、現実を見る時に障壁になる場合もあるもので、天竜に対しての私のイメージというのは、大径木生産と枝打ちをはじめとした植林林業だと思っていましたが、実際はもう少し身近、というか極端に高級材を目指しているというものとは違い、近寄りやすいブランド材であることが分かりました。

もちろん、山の方向性や山主さんによっても異なるので、一概にはいえませんが大径木生産ばかりを目指しているのとは異なり、「ちょうどよい大きさ」=適寸(てきすん)と呼ばれる丸太が生産される資源量の多さが印象的でした。

第二の森2

それとともに、太さや大きさの均一なものをそろえた森ばかりではなく、樹齢の異なる大きさの木を適度に混ぜて育てている部分もあり、規則的すぎる画一的な森ではないという印象を受けました。

そういった取り組みも、そして土壌や動物の影響もあるようですが、下草の植生なども一つ目の山とは異なるところですし、ここでは杉や桧の植林木の他に隙間に生えてきた「サカキ」や「馬酔木」を出荷用に残していたりと、木材生産以外の林業も視野に入れておられました。

第二の森3

そう、木材以外の林業といえば、天竜では山に入る時期以外の大事な仕事があって、そちらにも注力されているという事。

それはお茶。
考えても見れば、天竜は静岡県。
どうしても山と木材に気が向いてしまう私以外は、静岡といえばお茶ではないでしょうか。

実際、ものすごく奥地っぽい雰囲気を醸し出す林道を駆け上がり、完全に人里は無いだろう、と思ったところで急に景色が開けたと思ったら、そこは一面のお茶畑という光景を何度も目撃しました。

お茶

今回お世話になった山主さんもお茶を手掛けてらっしゃるといいますし、あちこちに見かける畑は、やはりその栽培面積の多さをうかがわせます。
もしかすると、これほど山深い場所であれば通常の農業に取り組んでも、獣害がひどいでしょうし、実際林道を走っていてもシカや猿、人里近くでは昼間にたぬきにも遭遇しましたので、そういう意味では動物に荒らされにくいお茶という選択肢は正解なのでしょう。


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天竜林業 弾丸珍道中

最初の山主さんの山を移動し、次は違う山主さんのところへ向かいます。

贅沢にもお二人の山を一日にしてみる事ができるというものですが、しかし本当は、もっと別の場所には「是非見てもらいたいさらなる良い山」もあるというのですが、私の様な舗装路走行仕様のお車では、ボディー下廻りを損傷しかねない、ということで今回は断念なのでまだまだ奥は深いということです。

移動中も、実際に山に入っておられる御本人から色々とお話を聞きながら、材の色の事や求められる質、どの方面に出荷しているのかということを教えてもらいました。

下草の森


材の地域性や求められる用途を考えると、適正な出荷地方が見えてくるわけですが、現在でも「天竜にいけば大丈夫(良い材を確保できる)」という自信をもって丸太を求めに来られる方がいらっしゃるということで、育林の指標にもなっているようです。

次に訪れた山も、一言にいえば見る価値のある山。
お手本のように、しっかりと手入れされています。
前回の山も含め、主要な木材を産出すると思われる立ち木の樹齢構成は主に80年生が多いようです。

第二の森4

前回の山と比べると、下草が無い?と思われるかもしれませんが、前回が特別多いと思われるので、これでも健全。
すくっと伸びる幹。
そして、地面に届く日の光と幹が浴びる明るさ。
作業道を歩いていても気持ちがいいし、木材としての可能性もさることながら、山としてのレクリエーション性を含めても魅力的なものだと感じました。
また、山主さんが直接素材生産にかかわっていることから、伐る樹木を選別して伐ることができることと、並んで選んで育てる事が出来るのもポイントかもしれません。
つまり、一斉に同じ様に、ではなく一本だけを特別に育てることや用途を限定して育てる(残す)ことも、希望を聞いてもらえるという事。
事実、山に木を選びに来ての伐採や通常の製材用の原木生産以外の磨き丸太生産などにも力を入れておられる様子。4

第二の森2


そんな魅力的な天竜の山ですが、意外なことに林業で重要視されると認識している「枝打ち」という作業が、実はこの50年ほど前から実施されているという。
天竜の中でも阿多古地域という場所のみは、それ以前から行われていたそうですが(特別な用途があったのか、街道に阿多古材の古い看板も見受けられた。)、こんなに美しく手入れされていることからは想像できないお話に、やはり現地に行ってみることの大切さを感じました。


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天竜林業 弾丸珍道中

前置きが長くなりましたが、やっと山に到着です。
実際はもっとスマートにさっさと到着してるんですけど、頭の中の情報を文字にすると物凄く日数がかかってしまう(言い訳)のです!


それはさておき、先にも書いていた通り天竜区はめちゃ広い!ので、紹介する写真や印象以外にも全く異なる山もあるし、径級(太さ)の異なる山もありますので、やはり数日で理解できないスケールがあります。
なので、一部分しかお見せできないことはご勘弁くださいね。

さてさて、到着したのは山を眺めた第一印象は、「あれ?!ミニ吉野?!」という様な緑あふれる森。
もちろん、彼の地方と同じく「日本三大人工美林」の一つと言われるだけあってなかなか見事です。
とはいえ、その奈良県の吉野地方に比べると、太さでは敵いませんが見てください、まずはこの山のあおさ加減。

下草の森1


その印象の多くは、しっかりと管理されていることから山が明るいことで、緑が映えること。そしてもう一つは下草が繁茂していること。
特に、下草の量は驚くほど多い。
後に聞くと、多ければ良いというものでもないが、ということをおっしゃっていましたが、作業道以外は下草!と形容したくなるような森です。


それから、きちんと手入れをされていることは林内の明るさや樹冠の様子などを見てもわかりますが、しっかりと太っている上にとっても通直!
通直とは、イコールまっすぐな木材が生産出来るということ。
まっすぐな木材は、狂いが無く扱いもし易いので建築用途には好まれますし、もちろんその他の用途でも曲がりは無い方が良いとされますので、木材利用を考えた時には大きなアドバンテージです。

下草の森3


もう一つおまけに、私の印象では「作業道が綺麗」なことと「意外と根曲がりが少ない」ということ。
作業道は、舗装されていない山道、と思われるかもしれませんがそうではありません。
特に天竜川があるほど水が豊かな地域ですから、雨などの影響で作業道が崩れたりしないのかと思うのですが、とっても綺麗でした。
作業効率も良いでしょうし、安全に作業できますよね。
その方が、材を傷めることもないし正確な集材ができるので、良い事ばかりです。

根曲がりの少なさは、地盤の影響なのか根や育林の良さなのかは不明ですが、現在残されている立木達はとっても優等生で、直立不動で天を目指しています。
もちろん、育林によっての結果ではあるのでしょうが、行ってわかった「天竜は意外と岩が多い!」ということも関係しているのかも。
車で移動している最中に見た、急峻な崖の土砂崩れでも岩が露出していましたし、山頂付近の神社でも非常に大きな岩がごろごろとしています。
それも影響しているのか、はたして・・・



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天竜林業 弾丸珍道中

天竜・・・

カッコいい地名ですよね。
吉野、にも負けてないですよね。
天を駆ける竜の姿を想像する響きですが、天流地域に流れる天竜川は古くは「暴れ天竜」と称されていたほど、氾濫があったようです。
もちろん、現在ほど河川の治水技術が無い時期の話でしょうが、その「暴れ」はきっと竜がその肢体をくねらせて暴れるが如くだったのでは、と推察します。
ただ、それほどの水量があったということは、水の恵みも多かったということでしょう。
だから、お米やお茶、もちろん林業も発展したのではないでしょうか。

そう言えばもう5月。鯉のぼりの季節。
ウチの鯉達も少しづつ竜に近づいているのかもしれないなぁ・・・

鯉


ただ現在では、その天竜川も立派なダムができたことからか、すっかりおとなしい流れになって、優しげな竜の舞いのような佇まいに感じます。
その清流沿いを走りながら、今回の天竜林業の森へと向かうのですがその前に少しだけ、にわか天竜知識を書き留めておきます。
訪れる前に聞いていても、「そうなんだぁ。」という程度ですが、やはり実際に行ってみると聞いていた情報の正確さを実感することになります。


浜松市街から、天竜区へと入っていく道は天竜川に沿って伸びていますが、今の季節、車の窓を開けて走ると気持ちいいのなんのって(笑)。
山の緑の美しさと水があることによる爽快感というんでしょうか、どこまでも走れそう!
しかも、信号も多くないので加減速の少ない気持ちいいドライブが楽しめます。車でもそこまで気持ちいいんだから、自転車の人達(ロードレーサー)も多く見かけました。

そんな清々しさを感じながら走る道ですが、道の左右を見渡すと距離はあるのですが「山の壁」に囲まれている様に感じます。
遠くまで稜線が続いている、という様な表現ではなく本当に目の前の斜面が、結構な角度で立ちあがっています。
あぁそうか、やっぱりこの辺りはある程度の傾斜がある上に、天竜川に向かって双方向から山の斜面が下ってくるために、自ずと「暴れ天竜」だったのかもしれないなぁ・・・、と推察します。
要は峡谷、というイメージ。
(一人で走ってるので、運転中の撮影出来ずで写真ありません・・・汗)


そんな急峻な山々に育っているのは、主にスギ・ヒノキ。

下草の森2


北上すれば、谷間や岩場付近に広葉樹は見られるものの、民有林での人工林率が80%を超えるというのですから、見える景色は整然と並んだ運動会での学生の様です。
現在は巨大な区割りをもつ天竜区も、春野町、龍山町、佐久間町、水窪町などの周辺の区域の合区だということなので、そりゃ大きなはずですね。
それらの山々から、天竜川を使って運び出された木材が、多く使われ発展したのも至極当然だったことでしょう。

天竜程ではないですが、私の住む大阪も「水都」と申しまして、ちょっと水=川には歴史がありましてね。
特に、木材を流通させるために使われたところで、昔の名残によって現在の地名が「○○堀」とか「○○橋」というのが結構あります。
現在ほど運送が発達していない時代は、川というのは本当に大切な存在だったことがわかります。
森がきれいなところは、川の水もとってもきれい。

20180421_150835


さて、お待たせしました。
やっと次回は山に到着です。


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天竜林業 弾丸珍道中

年度末と年度初めがやっと落ち着いて、出張もひと段落して次の準備に取り掛かろうという4月の中旬。
昨年からゆっくりと考えていた、なかなか行けていなかった場所に行ってきました。

林業地や山へ行く事は楽しみであり、何も苦ではないし多くの情報が得られるために、できる限り出向きたいのですが、実は「有名どころ」というのは、「地元から近すぎる商業施設や遊園地」と同じように、なかなか行く機会が無いものなんです(笑)。


そんな近くて遠い林業地が「天竜」でした。

実際、弊社の位置する大阪の場合は、近隣で言うと「吉野」や「尾鷲」、「兵庫」や「京都」、そして「和歌山」など本当に近くに山林県があるので、距離的にはそう遠くはないものの、近くもないもんで名前は通っているし、材も昔から扱いはあったものの、前述の産地に比べると、「ネームバリュー」はありながら、いささか遠い存在でした。

とはいえ、ずっと気にはなっていたので、いつかは天竜!的な気持ちを持っていたのですが、それを加速させたのは現地で頑張る知人の存在。
とっても活動的で魅力のあふれるY田さんとの親交が、今までに一度しか訪れたことのなかった天竜の山に、今回私の気持ちを向けてくれたのでした。


結論から言うと、すごく満足いく(時間はもっと欲しいし、もっと見たいのだけど)視察と研修になったのですが、珍道中と題している理由は最後にお伝えすることにします。

天竜林業地に赴くにあたって、とりあえず場所を確認しておこう!ということで、わかっているつもりの地図を開いてみました。
そこで先ずビックリで、珍道中の匂いが早くも漂い始めました。

「天竜区、デカっ!!!!!」

そうです、広すぎるのです。
今まで、一口に「天竜材」と偉そうに言ってきたのに、こんなに広大な面積の山から出てるんじゃ、違いがあるのでは・・・と思ってしまうほど大きい。
よく考えれば、超有名ブランドの奈良県「吉野材」も、いくつかの町村の山から出たものがそう呼ばれていますが、天竜区もイメージはそんな感じ。
それに輪をかけて広いし、地図で見ると「山っ!!!川っ!!!!」ってな感じで、経験上どうも移動に苦労しそうな・・・

天竜


とはいいつつも、材の違いや取り組みの違いなど、様々な事を知ることができる機会です。
それに、今回はY田さんがセッティングしてくれた地元の「林業研究会」の皆さんの森や作業場を見せていただける上、林家さんとして案内もしてくださるということで、贅沢なツアーなのです。
志のある仲間とともに、2個所の山を巡りました。
写真や材だけではわからないこと。色々と見えました。

その様子を少しづつ、紹介していきます。




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マスメディアに登場

業界紙ではありますが、きちんと座談会取材という形で紙面に担当が登場している月刊誌が刊行されています。

座談会記事1


ちょっと生意気な発言、いっぱいしてますがブログ以外ではなかなか生のお話をする機会がない(出張授業など以外では・・・)ので、もし見つけられた方は本音の業界トーク、読んでみてください。
木材情報の4月号です。

座談会記事2


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低光沢ウレタン塗装 リフリーオーク 床暖房向け施工完成

前回、追加ラインナップを紹介したうちの低光沢ウレタン塗装無垢フローリング リフリーオーク床暖房向けを早速採用してもらいましたので、いち早く紹介したいと思います。

リフリーオーク床暖房向け1

周辺に建物が無いので、とても明るいリビング。
広々としていますから、大きな窓サッシから部屋の奥まで光が届きます。

普通であれば、眩しい様なその日差しの光もリフリーオークにかかれば、柔らかな木漏れ日の様な優しい日差しに生まれ変わるようです。

リフリーオーク床暖房向け3


無垢フローリングの良さは、もちろん「一つ一つの木、そのものを楽しむことできる」こと。
それは、足触りだったり色合いだったり、あるいは木目だったり。
それは、住み始めた時から楽しみとして眺めることになると思います。
しかし、通常のウレタン塗装フローリングであれば、気持ちのいいポカポカ陽気にフローリングを眺めると、眩しくて折角の木目が光って見えない、ということもあります。

それに対して、リフリーシリーズ無垢フローリングは塗装の光沢を抑えているので、日差しの中にもしっかりと木目や色合いを見る事ができるのは、とっても大きなポイントです。

リフリーオーク床暖房向け9


そして、その抑えられた光沢はオイル塗装の様にも見えるのですが、性質としてはしっかりとウレタン塗装の長所である「防汚性」を備えていますので、リビングやキッチン、若しくは子どもさんの部屋などで「うっかり」とした汚れのもとを、防ぎやすくなっています。

お施主様の、どうしても無垢材と切っては切れない心配事の一つである汚れ。
その心配事の一つを改善してくれるのが、リフリーシリーズフローリングです。

リフリーオーク床暖房向け6

オークのこんな色合いの差も、はっきりとみてとれます。
天然の色差、ランダムに入っています(^−^)


そして、一般的にはピカピカのウレタン塗装フローリングが大きな選択肢となる、無垢フローリングの「床暖房への使用。」
無垢の木材です。
完全に木材の水分を無くしてしまえば、伸縮は殆どなくなりますが木の性質も無くしてしまう。
その為、水分を残しつつウレタン塗装で伸縮を抑えるために、無垢材を使おうと思っても、ピカピカ塗装しか選択肢が無かったわけですね。
(一部、無塗装やオイル塗装でも使用してもらえるものもありますョ。)

しかし、リフリーフローリングシリーズであれば、オイル塗装の様な質感でありながらもしっかりとウレタン塗装の性質を持っているので、床暖房においても極力無垢材の伸縮を抑えるので、床暖房によるフローリングの激しい割れや、大きな隙間などの減少は、大変抑えられているのです。
(もちろん、全く起きないわけではありません。使用環境も大きな要因です。)

リフリーオーク床暖房向け4


今まで、「汚れ」と「床暖房」の2点で無垢フローリングを諦めていた方!
リフリーシリーズフローリングは、その心配点を大きく改善した無垢フローリングです。
無垢材としての性質を受け入れながらも、床暖房と両立を考えている方に、選択肢としていただきたい、そんなフローリングです。

リフリーオーク床暖房向け8


・・リフリーオークフローリング 床暖房向けと一般品貼り分けのT現場の施工例はこちらから
・リフリーバーチ無垢フローリングは
こちらから
・リフリーバーチ無垢フローリング子供部屋施工写真は
こちらから


・低光沢ウレタン塗装無垢フローリングリフリーオークはこちらから
・低光沢ウレタン塗装無垢フローリングリフリーバーチはこちらから


リフリーオーク床暖房向け2


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リフリーオーク床暖房向け10




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リフリーオーク(楢・ナラ)・リフリーバーチ(樺・カバ)(低光沢塗装無垢フローリング)に床暖房向けを追加

無垢フローリングを検討し始めると、最初かその次位に迷うことになる「塗装」。
通常の材木屋であれば、塗装品しか扱いがないですから、お客様への提案も自ずと塗装品になるのですが、弊社の様に無塗装やオイル塗装、そしてウレタン塗装や着色仕上げも扱っている場合は、結構毎回迷われる方が多いのです。

もちろん、最初からオイル塗装や無塗装で天然無垢の質感を楽しみたい!という方は問題ないのですが、それでも、その無垢フローリングの美しさを長持ちさせたい!、もしくは子供がいるので汚されるのが心配、という心配はなくなることはありません。

無垢の木材だから、必ず汚れませんとか傷がつきません、なんてことは言えませんが少しでも軽減もしくは、予防できる方法を提案したいと思います。
そこでお勧めするのが以前に紹介している低光沢ウレタン塗装リフリー(楢・ナラ)オーク低光沢ウレタン塗装無垢フローリングリフリー(樺・カバ)バーチです。

リフリーオーク床暖房向け14


ウレタン塗装独特の「眩しい光の反射」を抑える低光沢塗装仕上げ。
もちろん、それにより木目も綺麗に見えるのも大きな特徴。

リフリーオーク床暖房向け13


そして、塗装されていることの一番のメリットはやはり「防汚性」。
一番最初に書いた「汚れ」に関する心配事が、大きく軽減されます。
塗膜、もしくはオイル成分が汚れを木材表面から遠ざけて付着を防ぎます。

無塗装であればすぐにシミになってしまうような、醤油でも問題なく拭き取ることが可能なのは、以前実験の通り。

リフリーオーク床暖房向け12


その防汚性と無垢材の風合いを損なわない外観から支持されている、低光沢塗装のリフリーオークとリフリーバーチに今回、待望の床暖房向け商品を追加しました。

これにより、無垢材を使ううえでの懸念とされていた「汚れ」と「床暖房への対応」という悩みを両立しながら解決することが出来ます。
もちろん、風合いもできうる限り無垢材そのままに近づけていますので、一見するとオイル塗装なのかな?と思ってしまう仕上がりです。

特に、小さなお子さんのおられる場合や、家事での汚れが心配になる奥様やご主人で、無塗装やオイル塗装では心配だけど普通のウレタン塗装では、せっかくの無垢材の雰囲気が感じられない・・・とお悩みのあなた!
一度、弊社ショールームにてリフリーシリーズの質感を感じてもらいたいものです。
詳しくは、下記の各リフリーシリーズフローリング紹介を見てくださいね。


次回は早速、床暖房向けと通常品の貼り分け仕上げをしていただいたお宅の施工完成の様子をお伝えしたいと思います。


・低光沢ウレタン塗装無垢フローリング リフリーオーク(楢・ナラ)はこちらから
・低光沢ウレタン塗装無垢フローリング リフリーバーチ(樺・カバ)はこちらから
・リフリーオーク 床暖房向け、通常品貼り分け施工例 M市現場はこちらから

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リフリーオーク床暖房向け15


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臨時試験! 無垢フローリングのお手入れ 番外編

言葉の聞こえ方というのは凄いものですね。
「殺菌」と言われると、自然素材を扱っているものとしては、若干抵抗感を抱いてしまいます。
しかし、それを必要とする場合もある。
となると、実験するしかありません。

ということで、殺菌効果のある「液体」を使ってフローリングを疑似清掃してみます。

用意したものは、フローリング本体と殺菌溶液、そして水とウエス。

今回の殺菌溶液は水に希釈して使いますので、その濃度によって2パターンつくり、それとは別に「拭いた後にすぐ乾拭き」と「拭いてそのまま放置」、そして「オイル塗装そのまま」を用意し、全部で6パターンを比較することにしました。
まずは、どの部分に何をするのかと事後の変化がわかりやすいようにゾーニングをします。

実験7


そして、この各部分を清掃実験するための「洗浄液」を作っていきます。


実験6


500mlのペットボトルを使う場合だと、写真では非常にわかりづらいくらいの量の原液ですから、これだけの量を混ぜただけで殺菌できるという効果は、やはりすごいのだと思います。

下が出来上がった洗浄液。
洗浄液は、水でかなり希釈するので間違えないように一つずつわかるようにしていきますが、注意したいのはペットボトルを使用しているうえに、洗浄液が無色透明なので、誤って誰かが飲んでしまうことがないようにしないといけません。

実験5


さて、これを用いてウエスで無垢フローリングに雑巾がけをしていきます。
洗浄液をしみこませて絞ったウエスで、まずは一か所を拭いていきます。

実験4

若干洗浄液のにおいがします。
原液の説明には、直接皮膚に触れることのないように、ということなので手袋着用。
しかし、直接触れられないものでないと、やはり殺菌はむつかしいのかと考えてしまいますね。

実験3


少し入念に拭いてみて、そのウエスの拭き上げ面を見てみると案の定。(写真ではわかりづらいけど・・・)
そりゃそうだわね。
洗浄と殺菌効果を兼ねているわけだから当たり前ですが、ウエス表面にオイル塗装の成分と思われる黄色っぽい色が付着しています。

洗浄効果で若干オイルが拭き取られてしまった?
それも少しあるでしょうが、この場合はそうではない様です・・・

実験2


塗った後は、洗浄液が残らないように乾拭きをしていきます。
それとともに、乾拭きなしで洗浄液を乾燥させた場合も知るために、そのまま放置したものも作成。

さて、大きな変化は出るのでしょうか。
もちろん、そんなに大きな変化が出ないほうがいいのですが、実験としては変わらないのも面白くなく・・・・

いや、ちょっと複雑ではあるのですが今回は、試験データをとるためのものですから、きちんと結果は出てほしいと思っています。

オイル塗装は、洗浄液にどこまで耐えられるのか?
もしくは、洗浄液に対しての変化はどうなのか?

以降の様子を見て、お客様にお伝えしたいと思いますが、今回の様に自然素材が性質として持っていないもの(ひばやヒノキ他一部を除く)を求められる場面は少なくありません。
もちろん、人工的に性能を付加しなければ対応できないものもありますが、もし、天然素材に少しのスパイスを加える事でお施主様の要望に叶うのであれば、できる限りそれに近づけたい。

今回の実験もそうですが、次回に紹介する低光沢ウレタン塗装フローリングリフリーオーク・リフリーバーチシリーズもそんな想いから生まれたものなのです。


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