大阪の本物の木材を追求する材木店のページ
空を見上げて

戸田に降り立つ、黒ダイヤっ サノヨイヨイ!! 

どうしちゃったのか?!と思うくらいに涼しく過ごしやすかった今年のお盆休みが過ぎて、丁度盆踊りの季節ですね!!

15年ほど前までは、弊社でも隣接するお地蔵さんの地蔵盆を行っていましたので、特に子供のころはお菓子がもらえることと、薄暗い時間から聞こえ始めるあの盆踊り歌、それに赤と白の提灯の灯りが、この時期とっても恋しくなります。

現在は諸事情により盆踊りは行っていませんので、弊社隣接のお地蔵さんの飾り付けのみですが、やはり季節を感じます。

地蔵盆


子供のころの夏休み、父親がお盆休みには家族旅行、という楽しみが終わり、そろそろ宿題の波に飲み込まれそうで気がめいっている、この8月の20日過ぎにやってくる盆踊りは、夏休み最後のイベントとして、子どもの頃の記憶に刻まれているのです。

弊社では毎年8/23に盆踊り、そして24日に御近所のみなさんと祖母が詠歌をあげる、という流れでしたので、大人になった今でも8/23という日付を見ると、条件反射の様にワクワクする気持ちがあるんですね。

特に最近は、子供たちのお祭りといえば屋台の方がメインで、私も小遣いばかりをせびられて、大人も子供も踊リの輪に入るという光景が見られない事が多いのが残念。
踊りの輪が淋しいのを眺めているのもやはりさみしい。
ちょっとだけ・・・と自身も踊りはじめるのですが、途中踊り手の皆さんに「お上手ですねぇ。最近男性は特に少ないから嬉しいわ。」なんて言われながら、結局上機嫌で最後まで・・・・


さて、皆さんにとっての盆踊りの曲といえば、なんでしょう。
私の中で盆踊りといえば、やっぱり「炭坑節」!

え?!「えんやこらせぇ〜、どっこいせ!」ではないのかって?!

そうなんですねぇ。
地域柄、近辺の通常の盆踊りではそちらが多く聞かれますが、私の場合は弊社で開催していた盆踊りのメインが炭坑節だった為に、小さい頃から耳と体に染みついているのです。
その為、炭坑節が流れて提灯の明かりを目にすると、物凄く踊りたくなるわけですが、小さい自分にはその踊りの歌詞もその意味もわからずに口ずさみ踊っていましたが、よく考えると子供にはちょっと意味不明な部分があったんですね。

サマチャンとか、黒ダイヤとか・・・

意味深ですねぇ・・・・なんかありそうな(笑)

盆踊り


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夏なのに、春の杉?! 〜信仰と山と植林と 神々しい巨躯 春埜杉〜

夏になると、暑いというのは勿論ながらも7月の時点で気温40度を記録するところもあり、酷暑の年となりましたがそんな夏にお届する巨樹は「春の杉」なのです。
夏なのに、春の杉・・・これいかに・・・・


杉の巨樹は全国いたるところに存在しますから、単純な太さや樹高ではなく、出会った時の出で立ちや樹形などが見どころになる場合が多いのですが、今回の「春の杉」はそれら以外の存在感も見どころではないかと思う杉の巨樹です。

早速ですが名前のネタばれをしますと、巨樹の所在地が静岡県の春埜山ですので、「春埜杉」というのが正式名称です。
銘木によくみられる「杢(もく)」という字に似ているために、無意識に目をひく漢字でもある「埜」が使われていることもあってか、訪れてみたかった巨樹でした。
場所を調べてみると、結構な山あいに位置している様子だったので、時間に余裕を見て早朝から出向くことにしました。


しかしながら、そんなパターンの時はいつもとっても道が細いところや、行けども行けどもたどり着けなさそうな道の場合が多いのですが、今回は全く逆。
物凄く走りやすい!
静岡県(天竜区)で驚いた事は、急峻な山から想像する以上に林道が整備されていて、道幅が広く綺麗でとっても走りやすいということ。(私にとっては・・・)
今回はお目当てに行くまでも、いつも以上にリラックスして向かうことが出来ました。

とはいえ、曲がりくねった山道を走り続けて春埜山の山頂へ。
大光寺の広い敷地内の駐車上に到着し、目的地へと少し歩いて下ります。
境内に入るも、それらしき姿が無い・・・ときょろきょろしていると山門の向こうにそれらしき姿が・・・・・

春埜杉 10


おぉ、あれこそまさしく・・・


山門の先に見える堂々とした姿で立っているこれこそ春埜杉。

春埜杉 2


境内からだと山門から階段を下りて行った場所が丁度、春埜杉と対峙出来る場所になるのですが、おこがましくも少しの間は高いところから眺めさせてもらいます。
というのも、階段を下りていくと春埜杉との距離は近くなるものの、全体像を見るには近すぎるからです。
迫力は、離れていても十分に伝わりますし、枝を力強く伸ばしていることで、離れている事を感じさせないということもあります。


春埜杉 12


本当は写真にもその全体を写し込みたいところですが、春埜杉の周囲には立ち入ることができないこと、それに登山道になっている様な部分にも柵があるので、無理に山の斜面の方へは出ていけませんので、カメラアングルとしては不満が残るのは仕方の無いところ。

とはいえど、やはりスケール感を出すためには少し離れた部分からの様子をおつたえしないといけません。
ココまでの写真でも、実際に訪問した本人としてはとてもスケール感がつたわるものの、写真単体として見るとなると、比較物がないからなのか、どこかすこし大人しく見えてしまいます。
ということで、少しづつ近づいてみましょう。
山門をくぐり、いざ春埜杉の膝元へ。

春埜杉 1

山門からの階段を降り切ると「御神木」の石碑と共に、御賽銭箱のあるお社。
そしてその向こうに春埜杉を見上げる格好になります。
先も書いている通り、本当はこの写真の向かって右手にもう少し廻り込みたいところなのですが、いくことができず、全体を移そうにも微妙にお社がかぶってしまい、肝心の根元の部分が途切れてしまう・・・

うーん、贅沢は言えませんが立派なだけに、ちょっと残念。
柵を乗り越えて近くへいきたい思いにかられながらも、ベストポジションを探すのですが・・・
結局、近寄れないために今回は大きさ比べの「昌志スケール」はおあずけです。


春埜杉 4

どうしても、石段から全体像、という構図になってしまう。
それもいいんですが、やはり迫力が伝わらない。

どうしてそう思うかというと、私は難なく自動車で訪問し汗をかくことなく、この有難い姿を見上げているものの、交通手段が整備されていない時代には、1000mに満たない山とはいえども麓から相当な覚悟で登ってきた末に、この春埜杉の姿を見上げたことだと思います。
そう考えると、今自分がたっている場所と眺める景色とはまた違う景色がある様に感じられ、写真では伝わりきらない迫力を、なんとか少しでも伝えたいという気持ちにさせていたのかもしれません。

静岡県、天竜区は以前にも研修でお世話になっている位に、林業が有名な土地柄ですので、古くから人が山に入っていたことが伝えられています。
しかし、それは私たちが想像する現代の林業の為の山との関わりとは、少し事情が異なる様です。

春埜山の西に位置する秋葉神社の巨樹群である「秋葉杉」によれば、天竜区においての植林は、単なる林業としての植林ではなく、信仰の対象として植えられていたと伝えられていることと、春埜杉と同じように急峻な山の山頂付近にも関わらず、巨杉がボンボンと聳え立っている様は、山を見る尺度が、単なる「木材生産を目指す」林業という言葉だけではない人と山とのかかわりを、意識せざるを得ない様に感じました。

春埜杉 11


植林の正式な記録としては、そうは古いものは残ってはいない様ですが、この地域の人々は相当古くから、この急峻な山々の「巨人たち」に信仰の心を抱いていたことは確かでしょう。

春埜杉は樹齢およそ1300年といわれ、大光寺開山の際に「植えられた」杉だそうですが、それにしても、人がこの山あいにまで足を延ばすことが出来るようになった時代に出会ったこの姿は、その人の目にどう映ったのか・・・
今の私では、その衝撃を推測することはできません。


春埜杉 8

それにしても、迫力はすごい、本当に神様みたい。

苔を抱いたその巨躯と、不規則につきだした大きな枝、遠目では整っている様に見えるものの、実際はゴツゴツとしたその幹。
見れば見るほど、特別な存在に思えてくる。

それは、おそらく訪問時の早朝は少し肌寒く感じる季節で、気温差によって少し靄の様なものがかかっている中、のぼりはじめた朝日をあびる姿から、どこか神々しさを感じたからなのかもしれません。
下界を離れ、自分と春埜杉意外には何もない様に感じる空気。

いや、実際は春埜杉が従える杉達が茂っているものの、冷たく張りつめた空気が春埜杉の神聖さを私の肌に刻みこんでくるようでした。


そうです、朝焼けに輝きだすその姿は、まさに春埜山を納める山の主、いや山の神。
刻々とその姿を朝日に赤く染めていく様は、まるで天孫降臨。
目の前の神木に、神様が降りてこられている様に感じるのは、おそらく私だけではないはずです。



春埜杉 



春埜杉所在地

静岡県浜松市天竜区春野町花島22-1 大光寺山門下

駐車場、御手洗いあり


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久しぶりに、板屋楓(いたやかえで・ペインテッドメープル)幅広無垢一枚物フローリング!

最近少し御無沙汰気味になっていました樹種を、久しぶりに貼りあげていただきましたので紹介しますよ。


そうです、前回までに行程をお伝えしていた学生向けの「大阪研修」にて、建築現場を見学させてもらっていたお宅に使っていただいた、板屋楓(いたやかえで・ペインテッドメープル)幅広無垢一枚物フローリングのセレクショングレードです。
板屋楓は、プルミエグレードからネイキッドグレードまで、様々な使い方をしていただき、その独特の白っぽい木肌が好評頂いている樹種です。

板屋楓(いたやかえで)幅広無垢一枚物セレクショングレード 1


今回はセレクショングレードなので、「コレ!」といって目立った木目や色違い、特徴といったものはありません。
が、それが特徴です。
端正ではありますが、整い過ぎていないところがセレクショングレード。

板屋楓(いたやかえで)幅広無垢一枚物セレクショングレード2


板屋楓(いたやかえで・ペインテッドメープル)の優しい色合いと木目をはっきりと活かしながらも、他の木材の邪魔をすることなく、おうちの雰囲気にとけこんでいくところは、カエデならではの魅力ではないかと思います。
ネイキッドグレードでは、芯材部の色違いや変色など、少しワイルドな部分も含まれるために、無垢にしかない表情を求める人に人気ですが、程良い表情の豊かさを持っているセレクショングレードは、無垢材を多用する「木のおうち」の一部分には非常に合わせやすいですね。

板屋楓(いたやかえで)幅広無垢一枚物セレクショングレード3


そんな板屋楓(ペインテッドメープル)ですが、近年少しづつ入荷が厳しくなっています。
貴重な資源を保護していく過程ですが、弊社でもプルミエグレードから多くの種類を在庫していたものの、後は幅広130の一枚物ネイキッドグレードと90幅の一枚物プルミエグレード、一部のUNIグレードを残すのみとなってきました。

後継商品としては、既に紹介していますロックメープルを検討頂くことになりそうです。
入荷が無くなるまでは、紹介を続けますが並行してロックメープルも見ていただければと思いますので、よろしくお願いします。


板屋楓(いたやかえで)幅広無垢一枚物セレクショングレード5



・板屋楓(いたやかえで・ペインテッドメープル)幅広無垢一枚物フローリングはこちらから
・板屋楓(いたやかえで・ペインテッドメープル)無垢一枚物フローリング90幅プルミエグレード施工写真はこちらから
・板屋楓(いたやかえで・ペインテッドメープル)幅広無垢一枚物フローリング130幅プルミエグレード施工写真はこちらから
・板屋楓(いたやかえで・ペインテッドメープル)幅広無垢一枚物フローリング130幅セレクショングレード施工写真はこちらから
・板屋楓(いたやかえで・ペインテッドメープル)幅広無垢一枚物フローリング130幅ネイキッドグレード施工写真はこちらから


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戸田先生の伐採授業、2018年度のスタート! 

さぁ、今回の大阪の山と建築の研修もいよいよ終盤。

最後は、大工さんが加工を刻み加工という、家になる部材の木材を加工する工程を見学するために、作業場へと向かいます。
皆さんご存知の通り、近年はプレカットにて工場で部材加工されて運ばれる為に、家になる前の木材というものを目にすることも無いですし、大工さんもその工程を経験しないために、「刻み」という仕事を語れる大工さんが年々少なくなっています。

それも懸念材料と課題の一つで、今回伐採した材料を使って刻み加工をすることで、大工さんの加工技術の継承や経験をすることのできる場と材料を作ることが、山の材料から街の建築までを考える上での一つの大きな要素になっているのです。

大阪研修 17

 作業場に到着して、先ずは棟梁の暑い、否アツいお話を聞く生徒達。

ホントにアツい。

メモをとったり、真剣なまなざしで聞きいったりと様々ですが、自分たちの境遇では現在経験することのできないお話を、具体的に説明してもらい良い知識が得られたのではないでしょうか。

建築現場を見学した後なので、積まれている材料にも余計に興味が湧いて、とても熱心に観察していました。

その後、棟梁達が用意してくれていたのは鉋削り体験!!

大阪研修 14
 

 桧の綺麗な内法(うちのり。敷居や鴨居に使う材料)に鉋をかける体験です。

実は私も綺麗にはできません(汗)。
大工さんがやってると、あんなに綺麗な「鰹節か?!」と見まがう様なかんなくずがでるのに、力んでしまうとまるでダメです。

しかも、今回はめちゃくちゃ稀少な鉋を使わせてもらえるということで、生徒たちはその名を聞いてもピンときませんが、その名を知る私は一人ウキウキ。
なんと贅沢な体験!
やっぱり体験だからといって道具をケチるのではなく、一級品で経験させてくれるT大工さん、太っ腹です。

大阪研修 27
 

こういう風に、あんまり押さえずに軽く引っ張るだけ・・・・

って言われても、引っ張っても削れないよ・・・?!
そこが難しいところ。
押さえないで、というのは大工さん感覚でのお話の様で、やっぱり素人は若干押さえないといけないみたいですが、みんな案外削れてましたよ。

決して道具のおかげじゃないですよね(笑)。

削った後は、自分で削り出したカンナくずを大事に手に取るみんな。

大阪研修 28


やっぱり、自分の手で生み出したものは、どんなものも美しくて愛おしい。
そんな感情でしょうか。
ただのカンナくずかもしれませんが、生徒たちにとっては自分で仕上げた大切な一枚なんですね。

その後も、S大工さんによる丸太の加工作業の簡単な実演、そして私も未だに不思議で仕方ない、丸くて曲がっているものを立体的な家に組み上げるまでの考え方や寸法の出し方、気をつけるべきポイントなどを、実際に加工途中の丸太を使って教えてもらいました。

街中では、当たり前の様に建築作業が行われていますが、本当の意味で建築ができるのは丸太などの複雑な加工の仕方や考え方を理解している結果、平準な加工も出来るんじゃないかと思います。

基本を知って応用に活かす、応用ができるから基本的なこともできる。
そういった機会を作る為にも、材料を絶やさず皆が学べる場も造り続けないといけません。

今回の大阪研修は改めて、それを感じた場所。
また冬には伐採が待っています。
どんどん、この輪を広げて学生も大工さんも、そして材木屋も山も環境も、みんなが循環し良くなるように願って、活動を続けていきたいと思います。
これにて、二日間の山と建築の大阪研修終了です。

大阪研修 16

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戸田先生の伐採授業、2018年度のスタート! 

さぁ、前回までで一日目の日程を終えた研修会。
今回からは二日目の行程である、建築の部へ移っていきます。

大阪研修 18

無垢の木材をふんだんに使い、創意工夫あふれる建築現場を見学します。
日頃は山や丸太から木材のことを意識することはあっても、実際に木が活用されている建築現場を見学する機会のない学生たちは、様々な部位に使われている木材に目を輝かせ、時には工夫をこらせた仕掛けのある間取りなどに笑顔を見せていました。

また、棟梁が話す木材と建築の話は、初めて耳にすることや含蓄に富んだ話題ばかりで、狭い部屋に全員集合(少し溢れながら…笑)聞き入っていました。
私は木材のことを語ることはできますが、やはりその木材を自分の手で立体的に加工して、人を感動させることができる大工棟梁というのは、いつもすごいと思います。

大阪研修 19

見どころの一つでもある、この無垢フローリングには弊社のアイテムとして愛されている板谷楓幅広無垢一枚物フローリングのセレクショングレードです!
道理できれいなはず(笑)。

木材市場で見る木材と、実際に建築材として活用されている木材は、受ける印象が全く異なり、またその使う部位によって同じ樹種でも「芯材」のみを厳選している部分があること、反対に色目を優しくするために辺材だけを使っている部分があること。

そして、用途によっては板目を使っている部分と柾目を使う部分の使い分けされていることを、その理由とともに解説。

目の前で実際にその通りに施工され、実際に施工に携わった棟梁との話と照合し、しっかりと頭の中にインプットされたと思います。

そういったことも、やはりその場で教えてもらうことと、知らないまま過ごしてしまうのでは、伸びしろに大きな違いが出ます。
もちろん、自身で気が付くことも大切ですが今回の研修は、考えながら答えを知る研修。
情報過多なほどにあふれる情報、みんな受け取ってくれたと思います。

次は棟梁の作業場に移動して、素晴らしい木材たちとカンナ体験です。


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戸田先生の伐採授業、2018年度のスタート! 

さぁ、いよいよ私のフィールドへやってきました。
木材の製品市場です。

大阪研修 5


前回まで、偉そうに山でレクチャーしてましたが実は私、街の材木屋ですので本当はこっちの木材製品が本業です。
好きが高じて、、、、いや、木材を扱ううえで必要な情報として、森林の事や植物の事、製品になる前の木材のことを知るために山に通っているうちに、偉そうに講義する様になってしまったんですねぇ・・・・
山の事も木材のことも、まだまだ勉強することはたくさんありますから、喋りながらも生徒たちと一緒に勉強もしているのですよ(笑)。

前回にもありましたが、彼らは普段は製品は見る事があまりなく、四角くなった木を意識する機会がありません。
そんななか、木材業界は激しく様相転換しています。建築もそうです。

その波や変化を知らないままでは、山はかわっていきませんからおいていかれてしまいます。
そうなれば、どんどん山がすたれてしまうし、日本の木材の価値が低くなってしまいそう・・・
そんな意識改革を促したく、ぜひココは見てほしかったのです。

訪問時は休業日で市場はお休み。
なので、ゆっくりと倉庫を見学することが出来ますので、じゅんぐり廻って見ていきます。

大阪研修 8


製品であれ、木材市場というと桧や杉の商品が多く並べられていると想像するかもしれませんが、いきなりその出鼻をくじくかの様に見てもらうのはLVLやフリー板と呼ばれるもの。
それらは、積層材や集成材と呼ばれたりするものですが、純粋な一本の木材ではなくあえてベニヤ板の様に薄い板を重ねて接着し、木材特有の伸縮や反りを軽減した商品。
一瞬、「木じゃないものが積んである?!」という感覚だったと思うのですが、これは現在の木材流通の中で主流になりつつある商品の一つ。
つまり、現在の木材利用の環境では、それだけ木材の特性でもあり特徴である伸縮などが、受け入れづらい施工環境であるということが言えるのです。
しかし、残念がってはいられません。
無垢材での利用だけが木材利用ではありません。集成材も積層材も、そしてベニヤ板も木材利用の一つです。
無垢の一本ものではないからと言って、木材ではないと思っているだけでは、本当の意味での木材や森林の未来は見えてこないのかもしれません。

そんなことも知ってもらったうえで、次こそは無垢の木材を見てもらいましょう。

大阪研修 7


建築木材の花形、化粧柱や鴨居や敷居などの無節や上小節のヒノキ材です。
学生たちも、まっすぐで節のない木材を目指すことはとても大切であるという認識があるので、丸太ではない角材になった節なしの材料にとっても興味を持っています。
材木屋にとっては当たり前(だった・・・?!)化粧面の表示方法や、一見節なしにみえても、一皮むくと節が出るようなポイントを実物を見せることで、わかりやすく伝えることができたと思います。

やはり実物をみることは、とても大きな経験になります。

もちろん、山に携わる立場だからこそ疑問に思うような質問も随所で飛び出し、私も「そうか、そういうことが聞きたいんだ!」と思う発見があり、私もいい勉強になりました。

大阪研修 24


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戸田先生の伐採授業、2018年度のスタート! 

一通り、山土場での丸太から木材になる部分のお話を終え、更にもう一回考えてもらいます。

さっきは一本の丸太の価値の考え方や、立木から横になった木に対する見方の違いでしたが、今度はもう一度山の立木に戻ります。

大阪研修 9

私の手元が見えていませんが、タブレット端末にて山の写真を見せています。
課題として見るには、とてもよいのですが環境としては良いとは言えない状態になってしまっている山の写真です。

生徒の中には、写真をみるなり「よくないなぁ」という声もあり、尋ねがいのある状況。
良くない、と思う人はその理由を。そんなに悪くないぞ、という人もその理由を考えてもらいます。
それとともに、私が何故その写真を見てもらっているかも伝えます。

前回も書いたように、全ては善悪だけで判断出来るものではないですから、とにかく考えることと知る事がとっても大切です。
しかし、現在の林業を考えると決して良いとは言えない写真の状況を見て、ではどうしたらいいのか、自分ではどうすべきか、そんな状態になるまでに出来る事がなかったか?と考察します。

いつも見ている健全な森林のイメージがどんどん崩れていく?!


さて丸太を見た後は、歩きながら前フリをしておいた木材を見てもらいます。
わざわざ、今日の為に厳選して積んできた木材。
それは、強烈な個性の塊である「アテ」のでた材です。

アテは、立木が斜面の傾斜に対してや何らかの力の影響(土壌が流れるとか・・・)で踏ん張ったりした、いわば異常成長した部分に出来やすいもの。
実は、アテは木材としてはとっても厄介。

曲がりや反りなどの癖がたいそう強く、製材をしてもその曲がりを修正することができないことで、材としての使い道はとても厳しいものです。
普段は授業でしか出てこないアテを、実際に見てもらってその状態を知ってもらいます。

大阪研修 25


普段は見ることの無い木材で、しかもアテの強烈な反り具合を目の当たりにして、みんな興味津々。
アテのある材は、その癖の強烈さゆえに強度が高いと誤解されがちですが、実はそうではないこと。
広葉樹では美しい杢に見える様な「縮み模様」も、針葉樹ではアテの木材によく見られることなどを説明するのですが、もう百聞は一見にしかず。
見て、触って覚えるのが早い!

こんな材は燃やすしかない、と材木屋なら思ってしまうアテの材も彼らにかかれば、とびっきりの教材です。
木材になると、こういった癖がでるということを意識して山と立木の手入れをするという、街で使う側の立場を知った林業ならば、もっと用途が広がるかもしれないし、使えない場面が減ることにもなるかもしれません。
研修の目的の一つはそこにあります。
自分の事だけではなく、その先の人のことまで考える、知る。
それがつながっていくことで、林業や木材、森林や環境が良い方向に変わっていくのではないか。
そう思ってすすめているのです。
その為には、普段山にいる彼らには製品としての木材も知ってもらう必要がある!

ということで、次回はいよいよ私の本業(?!)のフィールドである、木材市場に向かいます。


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戸田先生の伐採授業、2018年度のスタート! 

今回の研修は、感じてもらうことと考えてもらうこと、それらがメインなのでお施主様や工務店さん向けに、情報を全てお伝えするのとは少し趣向が異なります。
ゆえに、問いかけの答えを出さない様にしながら、少しづつ自分の頭の中の情報とすり合わせていく様な感覚で、山を見てもらっています。

さて、一通り植生や斜面、立木の状態を知ってもらったところで、今度は伐採された原木の状態を見てもらいます。

大阪研修 2


現在は夏真っ盛り!!
伐採には向いているとは言いにくい季節ではありますが、必要なものは伐採して活用しています。
ちょうどそんな伐採木が並んでいるところで、丸太から木材になる時に気にしておくべき点をレクチャー。

ちょうどよいことに、スギとヒノキと双方あります。
ここで質問!

生徒たちがいつも自分たちが足を運んでいる山と比べて、このヒノキをどう感じるか。
何が違うのかをまず考える。
そしてこのヒノキのもつ特徴を説明していきます。

いつもは、立っている木をどのように倒すかや、どのようにして運び出すか、その他「木を横にするまで」のことがメインに考えているものの、そこから先の利用へはなかなか目が行きにくいもの。

そこを考えてみてもらうのです。

大阪研修 1

スギを見る時、立木で真っ直ぐかどうかや、太さはどうかといった情報の他に、こうやって木口から見える情報を感じる訓練をしてもらいます。
つまり、販売するにあたって少しでも「いい原木」と感じてもらうポイントを、施業する立場でもわかってもらいたいという事です。
それは、年輪が密であるとかアテがないとか、そういったこともありますが、スギの場合はやはり色味が良いかどうか、という点が大きなポイントです。

その山の特性や土壌、天候などもあわせて考えた時に、スギに適しているかどうかとともに、色が良いかどうかも大きなポイントになります。
どうしても、ここでも意識は節があるかどうかや、通直かどうかという普段の意識にとらわれがち。
そういった見方も大切ですが、その丸太を購入しようとする人がどのように丸太を見ているか、またそれを含めてどのような山にしていくのがいいのか、という事を考えるきっかけにもなると思います。

大阪研修 10

みんなが意見を出し合い、これはどうだ?あれはいいのか?!など、様々な話をする。
この山はいいとか悪いとか。
個人の見方と全体の考え方。
色々あるけども、決して完全な正解も絶対間違いだ、ということもない。
いろんなアプローチで山を考えて、いろんな立場の人が関わってその山に合った良さや利点を見出すこと。
その端緒を感じてもらうのが、大阪研修山の部なのです。


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戸田先生の伐採授業、2018年度のスタート! 

戸田先生の大阪研修授業、初日の最初は私がいつもお世話になっている、大阪府の林業家さんの山を案内します。

みなさん、大阪府で林業ってあるの?!
今、そう思いませんでした?!
そうです、思っていただいて結構。
その固定観念というか誤解を解くために、わざわざ林業県の学校から大阪研修にきてもらっているのも一つです。

いや、生徒さん達はそこまでの意識は無かったかもしれません。
私たちの様に、実際に業務として木材に従事しだすと、意外に大阪府の山の木材というのは手にする機会が少ないのです。

さぁ、早速現在伐採をされている山を見学させてもらいます。

大阪研修 13

先ずは、この場所に立って感じる事をたずねます。
見たままで良いんです。

自分が山を見てどの様に感じるか。
正解は無いのですから。

いろんな意見が出てきます。
それに私が補足情報を投げかけていきます。
どんな樹種があるのか、若しくは無いのか。
山の状態はどうか?!・・・

生徒の彼らの山を知る私としては、自分たちの山との違いに先ずは気がついて欲しいということもあり、投げかけを続けていきます。

大阪研修 12

少し歩いて、とても状態がわかりやすい場所に移動。
木が生えているより少し上の斜面なので、ちょっと客観的に立木を見る事が出来る場所ですが、生徒たちから聞こえた第一声は「曲がり」でした。

谷の様になりかけている斜面にある桧ですが、確かに曲がっています。
しかし、それをはじめから「曲がり=価値が無い」と捉えてしまうと、そこからはもう思考の広がりが無くなってしまいます。
もちろん、曲がりを見ることも非常に大切。
現在求められる木材には、曲がりが必要、という用件は無いに等しいのですからね。それも正解です。

しかし、現在私が主導で開催しているこの研修企画では、山を活かして自然循環出来るようにすることや、その循環が木材として流通することと、様々な木を活かすこと、活かす人を育てることを目的としているので、「曲がり」だけではすませませんよぉ!

ということで、曲がりはどの様に活用するかということや、そもそも、そこに桧のある理由を説明しました。
え?!桧のある理由?!
そんなの、植林地なんだから、植えたからに決まってるでしょう!!
そう答えたくなりますね。

でも、植えたから、という理由だけではないのです。
それは自伐林家である山主さんに聞く事が出来たからわかったことと、その土地による理由です。

そんな秘話(?!)を交えながら、戸田先生の研修「山の部」は進んでいきます。

大阪研修 11


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戸田先生の伐採授業、2018年度のスタート! 


昨年、試行錯誤しながらやり遂げた「戸田先生とゆかいな仲間たちの伐採授業」。

教室での授業に始まり、(大雪寒波の!)雪山での伐採授業。
その後に丸太の皮むきも済ませ、すでに丸太は大阪に到着しています。

その企画の一連の流れの中で、年度初めの最初の企画でもあり、前年度からの流れの最終段階でもある「大阪研修」を先日挙行しました。
この企画は、山の現状や木材業界のこと、そして素材としての木材のことや森林環境の授業をし、実際に伐採という実習に入り、そしてそのあとに丸太やそのほかの無垢の木材が使われている住宅を見学し、山から街までの一連の流れを学習するという性質のもの。

ということで、その最終段階が今回の大阪研修なのです。


大げさではありますが、いつもは山に出向いている私たちですが、今回は弊社の地元に受け入れる側ですので、実はとっても楽ちん。(移動だけの話ですけど・・・)

今回は宿泊研修ということで企画しましたので、高校生の皆さんにはプチ修学旅行?!的な感覚もありながらもしっかりと学んでもらうこととしました。
そうはいっても、せっかく大阪まで来てもらうんです。
ちょっぴり現場見学をして、あとはお遊び!なんてわけにはいきません。
私の情熱のアテンドで、みっちりと情報を詰め込んで帰ってもらう、満腹ツアーにするべく一人、気を吐く私・・・

まずは、恵まれた山々を見慣れた高校生たちに、ほかの地域の林業とはいかなるものぞ!というのを見てもらうために、私がずっと通っている大阪の山へと入ってもらうのです。

今年の夏は、7月だというのに猛暑に酷暑!!
頭の上からも、足元の地面からもジリジリと焦がされている様に暑いので、車移動中もエアコン全開!
そんなのですから、一歩車から外に出ようものなら「ムッ」という熱波を感じるのが普通ですが、なんと・・・下見のために入って行った山の土場に降りた瞬間、「涼しっ!!」と声が出てしまいました!

なんと、38℃を超える外気温で車内でクーラーをきかせていたにもかかわらず、涼しいと感じたのです。
もちろん、外気温はさほど変わらないのですが、それくらいに山の中は快適に感じる、ということでしょう。

正直、毎度森林浴とか樹木の効果などを語っている私自身が一番驚きました。
汗は出ますが、気持ちいい。
やっぱり、山って不思議です。


さてさて、伝えたいことが爆発しそうな戸田先生のアテンド。
このあとどうなるのやら。
2日にわたる大阪研修、スタートです!!

山で考えること 3


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