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空を見上げて

年輪が詰まっている材は強い?! 

どんな業界でも、経験というのは非常に大切。
それは、単なる計算とは異なって人間の感覚やその時の状況まで加味したものになるはずなので、蓄えたい情報であることは間違いありません。

前回の結果を当然だ、と思われる方もおられれば反対に、おかしいと思われる方もいらっしゃるでしょう。
それはご自身の扱う材料が広葉樹がメインか針葉樹かの違いにもよりますし、産地の違いや含水率、そして現実には木目の違いも関係してくるのです。

以前に広葉樹の糠目材についてお伝えしているので、今回は針葉樹に限定すると「木目が細かい」というだけではなく、その木目の内容や抽出成分などにも複雑に左右されるということが前提になると思います。


米松KD2


写真は米松材。
年輪模様がはっきりとしていて、年輪間の幅も広い。
その上、人工乾燥材なので軽いはず!ですが比較的ずっしり。
前回のヒノキと同じような感じです。

それに対して、経験上非常に重たそうな木目の詰まった材ではどうでしょう。

ピーラー

私が握っているのは、同じく米松ですが非常に年輪の細かい材。
沢山積み上げていたため、取り出しての撮影はしていませんが年輪が読みづらいほどに細かい。
ということは重たいはず?!
さて、どうでしょう。

実は、ここで見てもらいたいのは年輪の幅だけではなく、晩材と言われる年輪のうちの色の濃い部分(年輪として数える部分)についてです。

成長が遅ければ、色の濃い晩材部分も細くうっすらとしたものになります。
それに比べ成長が早いものは概ね晩材部分がくっきりとしていて太い傾向にあります。
そして、年輪間の幅も広いのが分かります。


米松KD1


木材を加工された経験があれば、このような年輪のはっきりとした材は少し加工しづらい印象があるかも知れません。
それに対して、先ほどの年輪が読み取りづらいほど細かな材は、比較的柔らかで加工が容易であることが経験上分かるのではないかと思います。
広葉樹を扱う家具や木工家さんと同じように、一般的な建築でも以前はこのような木目などに気を配って、部材を用意していたものでした。
つまりは、すっきりと美しく見せたいところや精緻な加工がしたいところは木目の細かく加工のしやすいものを。
対して、下地としての性質や構造強度を期待したい部分には、見た目ではなく成長の仕方を現す木目を見たりして、配置を決めていたものでした。


本来は無意識のうちに適材適所に木材を使ってきた業界でしたが、きちんとした「乾燥材が普及していなかったこと」と「建築用針葉樹の扱いが多かったこと」も手伝って、木材全般に対しての「木目が細かいから強い」という誤解を生んできたように思います。

それを正すには、今回の実験の様に自身で正しく体験してもらうのが一番!
もちろん、木を少しだけ専門的な目で見ることで、体験した結果の理由を納得してもらえることが前提です。
そしてそこに、きちんとした木材や樹木に関する知識がつけば、根拠のない偏った情報に惑わされることも少なくなると思います。

簡単そうで知られていないことの多い樹木と木材。
また次回以降、少しずつ触れていきたいと思っています。


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年輪が詰まっている材は強い?! 

さぁ、今回からやっと実証実験です!!
といっても、たいそうなものではありません。
ただ、重さを量るだけ。

本当は、私がいつも行っている授業の中では聞いていただいている人たちも参加してもらって、その重さや質感を体感しながら、ご自身で行ってもらうのですが記事ではそうはいかないので、写真でご紹介します。

では早速、用意していた2枚のヒノキのうちで、年輪幅の広い方の重さを計測したいと思います。

木目の詰まった材は強いのか?! 6


私の出張授業他で大活躍してくれている相棒、「はかりんちゃん」に載せます!
そんなに大きな材ではないので重さは数百グラム。

結果はこの通り。

木目の詰まった材は強いのか?! 7


ぴったりオン・ザ・ラインの240グラム!
なんか、2で割れる倍数で気持ちいいのは気のせいか・・・(汗)。
基、基準となる数字が出ました。

2枚の比較のうちで、年輪幅が広い方は240グラム。
では、もう一方の年輪幅の狭い方はどうだと思います?!
理論的にいえば、年輪幅が詰まっているので強い=重いはず!!

昔ながらの材木屋さんであれば、それが当たり前の結果。
果たして?!


木目の詰まった材は強いのか?! 8

接写すると年輪が今一つ分からないくらいに細かな年輪のヒノキです。
実は、こうやって持っている時点で、結果は分かるくらいにはっきりとその重さに差を感じます。
それは、触れている指先の感覚に「硬さ」という基準でも伝わっているように感じてしまうほどの差です。

さて、その差は如何に!?


木目の詰まった材は強いのか?! 9


む?!
むむ?!

先ほどの針が刺した部分を覚えていらっしゃいますか?!
グラム数は割り切れる(笑)240グラムでしたよね?!
指針が水平になるような部分まで傾いていたと思います。
しかしどうでしょうか?!
明らかに、10時10分じゃないですか!!(教習所では、この位置でハンドルを握ると良い、と教わったなぁ・・・)
10時じゃないけど、10分の位置ですよね?!9分か?!(笑)

正確な数字はなんと・・・

木目の詰まった材は強いのか?! 10


185グラム!!!!

なんと、55グラムも軽い!
年輪が詰まっているのに!
なんということでしょう!

ということは・・・
ということはですよ。
年輪が詰まっているほど強い=重い、という連想は一つ崩れる。

そして、年輪が詰まっている材は重たいという材木屋さんの古くからの経験則も異なることが目に見えて分かります。
もちろん、自然素材でありケースバイケースであることは前置きせねばなりません。
が、一般論として語り継がれる定説とは異なる結果が一つ出ていることは非常に重要です。

何が重要かというと、根拠のないもっともらしいことのみを信じることの危うさ、です。
もし今回の実験が、前回例示した米松ならばもしかすると結果は異なっていたかもしれません。
(これに関しては、出前授業でしかしていませんので、知りたい方は出前授業にて~(^^♪)


経験則だけで物事を判断する事。
もっともらしいお話のみを基準にしてしまうこと。
今回の実験も先に書いたように、手に持った瞬間からその差を実感できるのです。
そして実は、実験前に大きさをそろえる前の時点で、結果は想像できていました。
年輪が詰まっていても軽い場合がある、と。

実は、それも経験則であり材木屋さんや大工さんで語られるお話の中にも出てくる、理論ではない適材適所の使い分けが関係しているのです。
そして、それは理論的にある程度説明できることとしっかりと共通していることなのです。


木目の詰まった材は強いのか?! 14


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年輪が詰まっている材は強い?! 

2枚のヒノキの板材。

樹種が同じで大きさも同じ。
異なるのは年輪が広いか狭いかということ。

木目の詰まった材は強いのか?! 4


木口をみて分かるように、実は板目と柾目という違いもある(厳密にいうと、節のある無しということもある)のですが、今回はあくまでも年輪による単純比較と考えてください。

なぜ、わざわざこんなことが気になるのかというと、一般の方は気にも留めないかもしれませんが、材木を扱うものとしては昔から年輪が詰まっている材の方が強い、というある意味「刷り込み」的なイメージがあるからです。
それは、少し前に書いた節のある木材の方が強い、というのと同じで材木屋さんや製材などを専門とする木材関係者の方に多い誤解だと思うから。
私も、今よりも無知で若い時は妙に納得していた部分ですから、みんな通る道?!というんでしょうかね。

私の若い時の材木屋さんはみんな、肩で木材を担ぐのが当たり前でした。
今では殆ど見かけませんが、大きな木材も肩で担いで動かせることが一人前の証明?!みたいなもんでした。
いや、私の中でですが、そんな時代には人工乾燥材は殆ど流通していませんでしたし、現在よりもはっきりとした木材の用途別の利用が行われていた時代でした。

それと今回の話題に何が関係しているかというと、肩で木材を担ぐと実感するのが「重さ」です。
辺材の多い木材、芯材ばかりの木材、今にも水が滴りそうな生の木材などなど。
そんな中、見た目ですぐにその重さを感じるものが何かというと、年輪の詰まった木材だったのです。
現在でも多く流通している米松(べいまつ)材を例にすると実感する方もおられるかもしれません。

米松とピーラー


年輪幅が詰まった米松はずっしりと重く、反対に年輪幅が広い木材は総じて軽く感じる。
木材の一般的な「強さ」というのは、ある程度重さ(比重)に比例するところがありますが、このことから重い=強いというイメージが形成され、周囲の先輩も同じように口にするものだから正しい知識としてインプットされる。
芯を含む木材の方が強い、というのも同じような考え方です。

実体験に基づいたものだから正しく感じることなのですが、そこが本当は危ういところ。
自分が感じたことを信じたい気持ちがバイアスとなって、実際は違う結果を受け入れにくくなることがある。
重い=強い、もそうです。
一概に言えないのは、含水率が関係していることはもちろんの事、それ以外の理由が多くあります。
今回のお話も、それ以外の理由の部分が関係していると思うところ。

実体験による偏った知識を改めてリプロダクトするには、実験をしたり異なった材料で同じようなことを試してみる事が非常に大切です。
前置きが長くなりましたが、年輪の詰まっている材は重い=強いということが本当はどうなんだろう、ということを見ていきたいと思います!

木目の詰まった材は強いのか?! 2


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年輪が詰まっている材は強い?! 

前から書きたかったネタに着手(書き始め)する時、少し慎重になります。
凄く気持ちだけが前のめりになって、誤った見方や考え方になっているのではないかと思うからです。

少し前に、木のお話のウソ・ホントという記事を書きましたが、どうしても自分の信じたい情報を正しく評価するような状態になったり、自然の物だけに理論よりも理想論があたかも本来の性質であるかのような材ばかりを取り上げてしまいがち。
だから、とっても書きたいネタほど、ずっと温め続けていていつまでも出せずに期を逸するということも少なくありません(汗)。

その肝心のネタというのは、昔ながらの材木屋さんならば今でも信じていたい(私も含め)もの。
それは、「年輪の詰まっている材は強い!」というもの。

今まで何度もこの「強い」について触れていますが、今回の場合は簡単に言えば「材としての強度が高い」という意味です。
これは、昔ながらの材木屋さんであれば感覚的にはとっても納得できるお話だと思います。

ここで賢明な(?!)否、敬虔な拙ブログの読者の方であれば(笑)、上記の理論は半分は間違っていることを容易に推測できるはずです。
その理由は、以前のタモ材での比較記事とそれに関連する「水を通す木材」の記事を見てね!!


道管通水実験 5


さて、では残りの半分はどうなのか?!
結論としては、半分正解で半分は不正解、といったところでしょうか。
なんともすっきりとしない答えではありますが、これが無垢材!
なにせ言い切れないんですから(笑)。

しかし、一例は示す事が出来ます。
それを今回は見ていきながら、「強さ」について考えてみたいと思います。

一般的に考えて、「強い」というものはそれに比例して「硬い、重い」というイメージが連想されると思います。
カーボンファイバーなどの一部の化学素材を除き、天然材料においてはおそらくそういったことが言えるかと思いますが、それは木材においても同じことです。
水に沈むような重硬な木材は概して強度的にも優れています。
もちろん、それにも理由があるわけですが、それでは同じ樹種で比較するとどうなのか?!
今回は非常に身近な木材であるヒノキを例に見てみることにします。

ヒノキは重硬といわれる木材ではありませんが、一般的に多く流通している樹種の中では中庸以上の性質と重量感ですし、比較する対象が得やすいことから、採用することにしました。

用意したのは、ヒノキの板2枚。
同じ大きさで樹種も同じ。

木目の詰まった材は強いのか?! 1


違うのは、木目が詰まっているかどうかということ。(節のあり無しもありますが・・・)
まずはこの両者の重さを量ってみることにします。
そしてその結果から様々な推測をしていきたいと思っていますので、いろんな想像を膨らませてご覧になって下さいね!



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一般論化するか、誤解を避けるか・・・山と木材の正しい伝え方は

前回のお話しの理由から始めたいと思います。

今のタイミングでこの広告を見て、何を感じるかはそれぞれの立場によって異なると思うのですが、私が居る建築材料となる木材業においては、少なくとも「国産木材は不足」しています。
先と同じく、正しく言えば供給が追い付いていません。


日本の山は、使い時?! 1


それは、一時期だけの代替材料に過ぎないから、という側面は小さくないと確信しています。
ホワイトウッドが入手できないから、仕入れ販売を杉材に転換する。
単純な話です。
今までは、たとえ安くとも売れなかった杉材が急激に求められるようになる。
弊社でも、10年前に仕入れた材料がいまだに残っているような杉材が、です。
材料が悪いわけではありません。ましてや、杉が悪いわけでは決してない。
でも、巷では「白く美しく感じ、乾燥して狂いが少ないうえ供給量豊富なホワイトウッド」の魅力は大きく、ロスと施工後の狂いのクレームを嫌う工務店さんにも、「白さ=綺麗」というイメージを持った建築施主にも影響され、あっという間に出番を失った杉。

良質な材が安くなっていても、「黒っぽい杉はお客さんのイメージが悪い」という理由で自社の納入材料規定に「杉材は不可」としている工務店もあります。
そんな状況が続いてきたのに、輸入材料が入手できなくなった途端に急激な需要が生まれても対応できるはずがありません。

数年前にあった「木材利用ポイント」の時も一部ではそうでした。
弊社もかかわった制度ですが、制度が悪いわけではなかったのですが紆余曲折を経た結果、国産材の一時の急激な需要増とその後の急減を招きました。
同じことの繰り返し。
今回も、輸入が正常になれば杉材をはじめ桧の需要もバブルとなるでしょう。

もちろん、正常通り供給されていたり増加する需要に一所懸命に答えていらっしゃるところもあると思いますが、私が日々感じているのはこのような状況です。


目に留まっているかどうかですが、広告にはこんな文字も見られます
「過剰木材在庫利用緊急対策事業」。

過剰な木材在庫って・・・・・


木材の在庫が過剰になっている!そうなのです。
一部では、輸入が滞る半面に輸出が滞っているために出荷できないというお話も耳にするので、完全にまちがいではないのでしょうが、上記の現状を考えるとものすごく複雑な気持ちになります。
字面もちょっと気になりますしね・・・(汗)。

木材が余っているから使おう、という風に聞こえなくもない。
掲載されている建築物の写真が、その構造などから見ておそらくは施設などの大規模建築物であることや、丸太の写真の状態からどのような木材利用を国が推進したいのかが邪推できます。
ここには出ていませんが、木材を使った外構や塀製作をすると補助を受けられる制度もあります。
とても良い!と思いますが、そこに規定されている材料は屋外仕様に耐える性能を有した「薬剤処理品」など。
木材の良さは、腐らないことではなくて古びていくこと、自然に還ること。
短所でもあるけれど長所でもある。人間も木も、完璧ではありません。
自然のサイクルです。
短所をなくすために手を加えることで長所もなくす。人工物になっちゃう気がします。
もちろん、私の様にもろ手を挙げて木を礼賛するような人間ばかりが木材を使うわけではないので、それに対する配慮も必要だと思いますが、もう少し活用できる木材の幅を広げてくれていれば有難いのにな・・・と思う制度です。


いずれにしても、こういう木材をこういうふうに使いなさいよ〜!というメッセージが伝えられる。
よくできていると思います。

でも山を守るため、利用していくため、木材をつかって良かった!と思える利用にはもう少し伝え方も様々にしてもらいたい面もあります。
誤解を避けつつ一般論として伝えることのむつかしさから、表現があいまいになったり一部のみしか理解できないような状態になることも仕方ないことかもしれませんが、私の様なしがない街の零細材木屋の発言ではなく、影響力の大きな国がやることですから、もう少し踏み込んでほしい。

需要を増やすには、適切な供給も増やさねばなりません。
両輪だからです。
そのバランスが崩れすぎている状態で、いくらPRしても空虚な感が否めません。
そんなことを考えている私も、偏った考えなのかもしれません。
でも、それが山に行き自身で一から資材作りもし、街の材木屋として地域で販売を担うものとしての正直な感想です。

こんな材をすすめたい


木を使うことは、ただ安いからとか供給量が安定しているからとか、もしくは補助があるからとか、そういう理由だけでは無駄遣いになってしまうこともあります。
上の写真の様な、木目の良い面白い木材も使いたいじゃないですか。

無垢の木だからこそ質感が美しいとか、目に見える部分には木目の良いものを使い腐りやすい部分には腐りにくい樹種を選ぶ。
それを、使う人が考えて決める事の出来る制度。
そういうものを作ってほしい。
曖昧な「木の良さ」という表現ではなくて、本当に「木目が美しい」とか「肌に温かい」とか「香りがすがすがしく心地いい」という、実感として木を使ってよかったと思える人が増えるような伝え方を、国も材木屋さんも模索していく必要があると思います。

今後も少し誤解を招くようなびっくり表現も使う場面があるかも知れません。
木材馬鹿なので、偏った表現も出ることと思いますが、どうか寛容なお心で拙記事をご覧いただき、皆さんの「無垢の木にしてよかった!」という場面が増えることを願っています。


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一般論化するか、誤解を避けるか・・・山と木材の正しい伝え方は?! 

新聞のカラー広告に出ていました。

「日本の木材は、今が“使いどき”」

日本の山は、使い時?! 2


目にされた方も多いでしょう。
弊社にも、直接チラシが届きました。
美しくまっすぐに育った木が青空に伸びている、すがすがしい森。
見あげれば木材による大空間から臨む空。
そして、その原材料となるイメージの丸太の写真。

その横には、いつも通り「人工林が育っているので利用しましょう!国産木材を使いましょう!」のPR。
そして使うことにより、どのような良いことがあるのかという「プレゼンに求められる表現方法」で、それなら使おうか!!という気持ちの醸成に寄与する内容となっていると思います。

日本の木の事や山の事を知って使ってもらうのは、非常に重要。
国が取り組むべきこととして、このようにアピールしてもらうのも大切だと思います。
でも、一般の皆さんは知りません。
今、日本の木材が不足している、ということを!!

わざと、広告と対比するような言い方をしました。
正しくは、供給が追い付いていないから、需要に応えられていないということです。
自身の備忘録も兼ねて業界の現状を記しますが、現在では新型コロナウィルスの影響を大きく受け、住宅資材として非常に大きな役割を果たしている「ホワイトウッドと米松(べいまつ)」が入手困難で価格暴騰しています。
大手工場は受注をストップするほどです。
決して危機感をあおる意味ではありません。
現実であり、どれほど一般建築が輸入材に依存していたかということです。

そして、その結果として何が起こっているか?!
国産木材の高騰と供給不足による、仕入れ難です。

え?!日本の木材は使いどきなんですよね?!
本格的な利用時期で、非常に多くの蓄積があるんですよね?!
どういうこと?!の意味、考えてみてください。


日本の山は、使い時?! 1



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そこにある記憶をつなぐ 〜佐狩の大椋〜

私が巨樹巨木を紹介する機会は、拙記事だけではなく材木屋さんの組合誌という場所も与えて頂いているのですが、双方において迷うというか、毎回決めかねるのがどんな樹木を紹介するか、ということ。
まだまだ訪問地には偏りがあり、巨樹サイトを運営されている方々に比しては貧弱なレパートリーではありますが、自身がその場で感じたことや空気感、そして二度と訪れることはないだろうと思いながら眺めるその景色は、他の方々の見たそれとは必ず異なるはずだと思い、自分なりの言葉でお伝えできるような訪問を心がけています。

それでも迷う、というのはやはり写真や言葉で伝えるためのインパクトを持った樹木を選びがちになるから。
単刀直入に、巨木感を感じやすいものばかりを取り上げたくなる、ということです。
巨樹巨木、というからには樹木としては驚くほどのスケールを持つものである、というイメージが浮かぶはず。
そのため、写真においてインパクトのあるものが思い浮かぶのです。

でも実際に巨樹巨木に訪れていると、スケール感だけではないストーリーを得る機会が多くあります。
それが地元の人や所有者さんとのお話し。


巨樹の所在地には、山中もあれば社寺仏閣もある。そして個人所有地内である場合も・・・
その場合はもちろん、所有者さんにお声かけをして見せて頂くわけですが、多くの場合非常にご丁寧に迎えてくださり、親切にお話をして下さるのです。
今回は、樹木のスケール感だけではない「お話」をお届けしたいと思います。

佐狩の大椋 2

緑豊かな山あいの集落。
道路から少し高台になったお宅の敷地内に、お目当てのムクノキがありました。
事前の情報で、大まかな位置(というか、近年はほぼドンピシャ)を把握していたものの、周囲の緑に紛れて確認できずご近所さんと思われる方にお声かけをして聞いてみると、所有者さんを呼んでいただけました。

出てきてくださったのは少し足腰が弱られたおばぁちゃん。
あぁ、朝早くからもうしわけないなぁ・・・、そう思っている私だったのですが、とても親切に迎えてくださいました。
そして、ムクノキの場所を尋ねたのですが「そこの畑の上ですよ、行ってください。私は足が悪くてもういけないんですよ。」とのこと。
そちらを見てみても、今一つピンとこない。

佐狩の大椋 1


周囲の草や竹が伸びているうえに、想像している巨木感と異なることで、見つけられない。
えぇっと・・・・・という雰囲気を出していると、歩行補助の車を押して一緒に行って下さる。
畑のぼこぼことした土の上を少しづつ一緒に進んでもらいながら、その場所への入り口へ。

後で聞いた話ですが、イノシシが非常に多いということで畑に入ってこない様に柵をされています。
「さぁ、柵を開けて行ってください」といってくださり、どこまで登ればいいんだろうと思いながらくぐっていきます。
おばぁちゃんは、もうこれ以上は登れません、ということでご案内はここまで。

佐狩の大椋 9


柵を開けて坂を上がると、小さなたてものの傍にその姿が見えてきます。
まったく距離はありませんでした。
近づいてなるほどのムクノキ。


佐狩の大椋 6


確かに大きいのですが、ムクノキに多い幹の根元がスカートの裾の様に広がっている樹形で、胸の高さ近辺では想像したほどの迫力を感じにくいこと。
そしてそれ以上に、大枝や古い枝が少なくどちらかというと非常に若い枝が勢いよくのびている為に、古木感も少ないというのが正直な印象。

そのために、いつもの巨樹を探す目には周囲の樹木とどうかして分かりづらかったのだと感じました。

それにしても、どうしてこんなに若い枝が旺盛に?!。
そう思っていた時でした。

上がってきた道から声が聞こえる・・・あ、おばぁちゃん!上がってきてくれてる(驚)。大丈夫・・・?!
上がられへんと言っておられたのに、少しづつ上がりながら「立派な木でしょう!?」と。
昔は年に一度、村で集まって収穫のお祭りをしていたそうです。確か、その時にムクノキの隣にある小屋を使っていたとおっしゃっておられました。

懐かしそうにお話をされるおばぁちゃん。

お話を聞いていると、さきほどの若い枝に関すると思われるお話を聞く事が出来ました。

ムクノキの幹には、地面に近い部分に大きな洞が見られます。
巨樹にある腐れかと思いながらも若干焦げたように黒くなっている。

佐狩の大椋 11


昔、この洞の部分に「テン」が住み着いたそうです。
そしてそのテンを追い払うために近所の男性が洞の部分で煙を焚いて燻したそうです。
ところが、その煙から出た火が幹に燃え移り、消す事が出来ないまま3日間燃え続けたそうです。
その間も、周囲に燃え広がらない様にムクノキの前で寝泊まりをして「守をした」とおっしゃっていました。

その時の名残で、幹が黒く焦げているのだそうです。

一体どれほどの火が出たのかは不明ですが、おそらくその時の影響で幹が相当弱ってしまったか、大きく伸ばしていた枝の大部分を損傷したのではないかと推察しました。
その影響で、樹木の防御反応として少しでも力を持った枝を早く形成しないといけないということか、もしくは怪我を治す新陳代謝の様な状況かで、新しい枝が多く出たのではないかと思うのです。


佐狩の大椋 4


こんなお話が聞けるのは、本当に現地で交流出来ることから生まれるもの。
単にその巨樹の写真を撮影するという行為だけでなく、その場所で起こったことやその時の状況や心情まで、当事者から話を聞く事が出来る。

巨樹にはたいてい案内板が掲示されていたりしますが、読んで知ることはできても生の声を聞くこととは大きな差があります。
そしてそのお話を聞きながら眺める木々には、その巨さ以上の魅力を感じます。

ムクノキの隣の小屋には、岡山市の天然記念物に指定されたときの指定書が飾られていました。
ここでみんな集まってね・・・・、と昔のお話をしてくれるおばぁちゃん。

いろんなお話を聞く事が出来ましたが、この大椋の隣にももう一本ムクノキがあり、集落の中には他にも曲がり大師のムクノキもあり、どうしてムクノキが多いのかを尋ねることを失念していました。

巨樹を尋ねる楽しみは、写真を撮る事や感動だけではありません。
こうしたお話を生で聞くこと。
そして巨樹を前にしてそのお話とともに当時の事を思うこと。
人の声だからこそ、人の心に伝えられること。
そんな、人から人へのつながりも少しづつ少なくなっていきます。
人口が減少し、集落から若者が都会へと出ていく。もちろん、悪いことではありません。
しかし、今おられる世代の方たちの次の世代はもうここにはおられないのです。
巨樹を訪ねても、目の前で言い伝えられることはなくなる。

おばぁちゃんが少し寂しそうに、合いに来てはくれるけれどもみんな出て行ってしまってね・・・とおっしゃっていたのが、非常に印象的でした。
木々の命は人間より数倍以上永いもの。
その存在で、伝承されるものもありますが、人と人とで伝わるものが少しづつ消えていく。
材木屋の伝統や無垢材の扱いのこと、そのほかの技術を持つ仕事などにも少し似たところがあるのかなぁ・・・そう思ってしまいます。

佐狩の大椋 7


おそらく、昔はもっと立派で周囲も整備されて、その姿を誇っていたのだろうと思われるムクノキ。
今はなかなか手を入れられない現状を物語るように、クモの巣が縦横に張り巡らされ、足元にも周囲にも他の木々が繁茂しています。
おばぁちゃんが維持していくには、非常に大変なことと邪推します。
その瞬間だけそこにいる私と、昔も今もこれからもムクノキと一緒にいるおばぁちゃん。
無責任には、ムクノキを大切にして、とは言いにくい状況ではありましたが往時のお話を聞く事が出来、大変有意義な訪問とする事が出来ました。
サイズだけでは語れない巨樹のお話。それが佐狩の大椋。

そして、御礼を述べて帰ろうとする私に「これしかないんよ・・・」と言いながら持ってきてくれたコーヒー。


佐狩の大椋 5


良く来てくれた、と迎えてくださり帰りの喉の渇きまで心配頂いた温かさに、日差しの暑さを忘れて感激。
来年も再来年もその次も、どうかお元気でムクノキへの訪問者を受け入れてね。
お話忘れないよ、おばぁちゃん。
ありがとう。


佐狩の大椋所在地
岡山県北区建部町鶴田(必ず、お声かけをしてください。)

コーヒーの後ろに見えるのが、敷地への進入路ですが他家の方も通行されるので、上がらずに下の道路に邪魔にならないよう駐車するようにしたいです。



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木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:30  | コメント(0)  |  この記事をクリップ! 巨樹・古木をたずねる | 材木屋の独り言 

ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング オイル塗装と、支えあう真壁のおうち

つい先日、#無垢フローリング後悔、#無垢フローリングのデメリットなどと投稿したところながら、既に2回目の無垢フローリングについての投稿になります(笑)。
仕事だからではなく、隙間があろうが傷が付こうが好きなんだから仕方ない。
あばたもえくぼ的な私ですからね・・・

でも、前回までに書いたように無垢材や木材を購入する場合、その情報は非常にあふれている様で正確な情報として知る事が出来るものは意外と少ない場合もあります。
それは説明が不十分な場合もあるでしょうし、思い違いもある。それ以上に、価格の優位性や販売手法の巧みさによって、自分にとって「良いものだ」と過信してしまう場合もある。

それらの情報の取捨選択は、建築に慣れている方でも難しい場合があります。
特に、小さなサンプルで選んだ場合や十分な説明がされなかった場合。
前者にしても後者にしても、どちらもお届けする側が十分に説明をする必要がある部分なのですが、そうすることなく販売されているケースをたくさん目に耳にします。

そんな中で、特に難しいのが広葉樹の表情。
スギヒノキはある程度想像ができるようですが、広葉樹になったとたんにそのイメージがつきにくくなる。
当然のことです。無垢材そのもので目にする機会が少ないですし、目にしたものがすべてだと限らないからです。

いや、スギにしたって弊社の古希杉埋め節フローリングのように、「節ありのはずなのに節がない!」や「赤白あるはずなのに、ほとんどが赤身!」と、いい意味で創造できなかった表情をみせるときがあるので、広葉樹に限ったことではありませんけども。

前置きがいつも通り長くなりましたが、こうやって少しでも多くの事前情報をお届けしなければ「ご満足いただけないのでは…」と不安なので、私はよいところばかりではなく印象の悪くなるかもしれないところも、可能なかぎりお伝えするように努めているつもりです。
が・・・このフローリングについてはそんな心配はほぼ無用!!

ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 8


どうだ!!
と大きな声で言いたいほど、自慢のフローリングです。
色違いほぼなし!(自然な色さあり)、節なし!、幅広!、天然オイル塗装!という、アピールポイントしかないからです!!
しいて言えば美しすぎて、節や色違いのあるものを見慣れている方には反対に無表情に感じるかもしれないことが、注意点ではないかとさえ思えてきます。

ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 2


違う部分を映した写真ですが、一瞬同じアングルに見えてしまう。
それくらいにばらつきがありません。
いや、正確に言うと一枚一枚まったく異なる無垢材の表情をきれいに見せてくれるといえます。
無垢の表情というと、専ら節や芯材と辺材の色違いや変色、ワイルドな木目のことをイメージされがちですが、本来はこのような端正な美しさが建築や環境、生活と調和して、そして調和するように見せる大工さんの仕事があってこその無垢材の表情だったのではないかと思います。


ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 1

このアングルも、写真左は金色がかった麦わら色に見えますが、右側は純白というような白のイメージが強くなります。
角度を変えるとその色目が逆転するほどに違いが見えます。

これこそが無垢材の表情であり、はっきりとした木目を持たないロシアンバーチの真骨頂である縮み杢の美しさなのです。

ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 7


木目の表情がなければ、離れたところだと木の質感が伝わらないのではないか?!と危惧される場合があります。
そう考えると、やはりオークは無難だよね!とどうしてもオークフローリングに人気が集まりがちですが、私はオークももちろん好きですが他の建築部材や色調を邪魔しない、このあっさりとした美しさのバーチがとっても好きです。
凝視するのではなく、視界のどこかにゆらゆらと優しい光の反射を感じさせる杢がある。
まるで薪ストーブの揺れる炎を見ているように・・・

ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 5


本当のところをいうと、木目が無いわけではないんですよ。
当然ですけど。
接写すると案外はっきりとしていますよね。
実は、これが芯材と辺材が混ざるグレードだとこんな表情にはなりにくいのです。
ロシアンバーチフローリングは、プルミエ・セレクション・ネイキッドという3グレードで展開しています。
今回はトップグレードのプルミエグレード。
グレード基準として、辺材の白い部分のみを使用し節や変色のないもの、というものなのでこんなに均質で美しい表情なのです。

以前施工のセレクショングレードは、辺材に若干の芯材や軽微な節を含むものですし、ネイキッドグレードになると芯材と辺材の色差や節、変色などもすべて含むグレードとなるので、表情には大きな違いが出ます。

そうです、同じ樹種であるロシアンバーチだとしても、選ぶグレードによって表情もことなり印象も全く異なるということです。
そのうえ、同じバーチという樹種だとしても制作される会社によってもグレード基準がことなるので、余計に選びにくくもなるのです。

ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 4


節なしと聞いていた小さなカットサンプルは辺材の白い部分のみだったのに、実際の商品を見てみると節はないものの芯材部分を多く含み、赤白はっきりとしたものだったというパターンもあります。

自社の取り扱い商品であれば、そのような差はわかるものですがカットサンプルや写真の情報で判断しなければならないお施主様がそれに気づくには注意が必要だと思います。

それに比して、このプルミエグレードはすべてが辺材の白色部分。
そこにゆらゆらの木目があり、130mmという幅広材のおかげではっきりとした木目が見えづらいといわれるバーチにも、無垢の木であることをはっきりと印象付けられるのだと思います。

これを見ると、日本刀の美しい波紋や鍛流線を思い浮かべてしまいます。

ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 9


さて、今回のバーチフローリングはUNI(たて継ぎ)品ですが、そのつなぎ目が見えないことと思います。
もちろん、実際はつなぎ目がないのではなく目立たないのですが、その秘密はつなぎ目に施されたV溝。
本来はつなぎ目にラインが入って途切れてしまう木目の部分が、V目地になっている為に、ジョイントされたつなぎ目を目立たなくしているということ。
そう、弊社で一枚物と双璧を成す(笑)人気のつなぎ目V溝フローリングシリーズです。

詳しくは以前の記事を参照いただきたいのですが、このことによってフローリングの表情にとても不規則なリズムが生まれてくるのです。

UNIタイプのフローリングと一枚物のフローリングを比較したとき、どうしても気になるのが長さをつなぐUNI(たて継)のジョイント部分。
その部分で木目が途切れ、フローリングの嵌め合わせ部分の溝とは異なるうっすらとしたラインが入るために、無垢材ではあるものの少し不自然に感じる場合もあります。

しかし、つなぎ目V溝フローリングであればそのUNIジョイントされている部分に、フローリングの嵌め合わせ部分と同じようなV溝ができるために、フローリング表面にみえるジョイントのラインが気にならないことが、非常に貼り上がりの美しさを醸し出すのです!


ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 11


その上、フローリング1枚のサイズである1820mm長さの中でつないでいるピースはおおむね3枚まで。
繋がれているピース一つ一つの長さが長い為に、木目がはっきりとしないロシアンバーチにおいても、控えめな木目をしっかりと見る事が出来るので、一枚物に負けない無垢材の質感をたっぷりと味わえるというわけです。

しかも幅広130mm幅ということで、一般的な無垢フローリングのサイズである90mm品とは全く異なる貼り上がり!!
もちろん、基本的にはUNIタイプですので気になる価格も、一枚物に比べてめちゃくちゃリーズナブル!!
というか、プルミエグレードを検討されているお施主様には、UNIタイプとの差額が無さ過ぎて通常のUNIタイプをおすすめする場面が殆どないくらいです。

実は今回は、カットサンプルと写真のみで採用いただいた御宅。
私の説明ももちろんプラスしていますが、信用を頂いて施工をしていただいたこと、非常にうれしく思います。
無垢材が沢山あるのはとても魅力的に感じますが、あまりにも主張しすぎるのも建築全体のバランスがとりにくくなると感じます。

その点、非常に美しくバランスされている建築に、本当に何気なくさらっと同化しているような印象を受けたロシアンバーチプルミエグレード。
バーチという樹種の特徴である辺材の美しさを最大限生かしたプルミエグレードが、おうちの雰囲気を「明るく照らす」存在になっているのは、バーチに古くから伝わる伝承そのもの!

お住いのお施主様も施工を頂いた工務店さんも、以降より一層明るく過ごされることと思う、ロシアンバーチの施工でした。


ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 3


・ロシアンバーチ幅広無垢一枚物フローリングはこちらから
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・ロシアンバーチ幅広無垢つなぎ目V溝フローリング プルミエグレードオイル塗装限定入荷はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングネイキッドグレードO様着色塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングネイキッドグレードN様着色塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングセレクショングレードS様クリヤー塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングネイキッドグレード無塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ130幅広無垢ユニフローリングネイキッドグレードの施工現場はこちらから
・ロシアンバーチ130幅広無垢一枚物フローリングネイキッドグレードオイル塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢一枚物フローリングネイキッドグレードとV溝フローリングネイキッドグレードH様無塗装施工写真はこちらから


ロシアンバーチの他にもつなぎ目V溝フローリングがございます。下記も是非ご覧ください。(樹種によっては、グレードの限られるものがございます。)

ホワイトアッシュ幅広無垢一枚物フローリング
カスクオーク(ナラ)幅広無垢V溝フローリング
・ブラックウォールナット幅広無垢V溝フローリング
ロックメープル(カエデ)幅広無垢V溝フローリング
ブラックチェリー幅広無垢V溝フローリング
ノルデストウォールナット(クルミ)幅広無垢V溝フローリング
欧州楓(ヨーロピアンメープル)幅広無垢一枚物フローリング


*ロシアンバーチ無垢フローリングを採用頂くにあたって

ロシアンバーチフローリングは、水分や油分などでケバの立ちやすい樹種です。
それが樹種の特徴ではあるのですが、無塗装でも楓などの樹種とは手触りの風合いが異なりますので、必ずご覧になっていただいてから検討頂くことをお勧めします。

また、施工当初の白っぽい色合いは日光により変化していきます。
色合いの変化については、こちらをご覧ください。


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木のお話の、ウソ・ホント 

前回まで、節あり材の強度についてのお話をしてきました。
一概には言えないことと、結果には理由があることをお伝えしましたが、本当にネットニュースなどと同じで「自分が信じたいこと」というのは、無意識のうちに正しい情報として記憶されるためか、様々な情報があります。

日本人がどこかにもっている「木材の中ではヒノキが一番!」というような気持ちを高めるような、ヒノキを使っているので丈夫です、というような宣伝や私も一部では引用しているスギが持つ効用なども、いかにその木材が優れているかをアピールするものです。

確かに、優れている部分をアピールするのがマーケティングだと思うのですが、それが何と比べた場合にその結果なのか、そしてその比較条件は何か。
その結果に反する欠点や弱点があるのかまでを含めてのすべてが情報だと思うのですが、どうしてもそこまでは言及されません。

節は強い?! 6


それは、無垢材というものが「ばらつきのある素材」だから。
いくつかの試験結果ですべてがわかるものではなく、平均値は出せても必ずその性能を木材製品となったものが100%その結果通りの性能を有しないことなども、理由です。
そのうえ、代表的な針葉樹であるスギやヒノキ以外はほとんどが、試験というものをされておらずデータがないというのも非常に大きな理由。

そのために、言い伝えやあたかもそうだと信じたくなる情報が流布されることになる。
ホワイトウッドが如何に腐るか、とか人工乾燥材がどれほどに木材として劣化しているか、などもよい例だと思います。
これらは片方と比較して、顕著に「優劣」をアピールするものですから、やはり自身の信じるほうが正しいと信じたい。
もちろん私もそうです。
しかしそのことについて触れるのならば、その比較要件や「公平な」試験結果などを踏まえて語る必要があると思います。
批判や優位性のみをアピールするのではなく。

木の芯は強い?! 1

私も昔は信じていました。
芯のある木材は強い!と。

信じたかったですし、異なる意見は信じませんでした。
感情論で、そこにはきちんとした情報がなかったから。


木材を「よしあし」で語るには樹種の違いはもちろんのこと、樹木としての性質やその成長戦略、そして環境によって受ける影響やそれがもたらす特徴など、かなり広範囲な知識と見解が必要。
私も木材に関しては貪欲に知見を広めているつもりですが、専門の先生にはまだまだ及びません。
しかし、できるだけ先生方からも知見を吸収した上で自身の経験も踏まえて、木のお話をしていきたいと思います。

有益なはずの木材の情報が、某国の分断論と同じく「こちらのみが正しい」といった極論信仰的になりつつあるところが、若干心配になっている今日この頃です。


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木のお話の、ウソ・ホント 

表題に関して、ちょっと挑戦的な雰囲気を出していますがこれは、見てもらいたいからという理由以外には意図はありません(汗)。
というよりも私の記事を読んで、自身が思っていることと全く異なっていて「ウソ〜!!」と信じたくなくなる気持ちになるかも知れない、という思いも込めての事です。

ある意味、自身の記事に関しての気持ちなのかもしれません。


さて、前回質問をした形で終わった話題。
「節のある木材のほうが強い」という件。
結論は出ましたでしょうか?!

これに関しても、様々なケースがあるので一概には言えませんが、節は「欠点」とされている場合が多いです。
ただし、それは材面に対しての節の占める面積が大きな場合や、木端(切断面と考えてください。)に出ている場合、または死節(しにぶし)になっている場合のお話です。


節は強い?! 1


例示すると、この細い木材に比較的大きな節があります。
木材の断面積に比して、節が占める面積が大きい場合です。
その上、木端に節が出ています。

写真を見て直感的に感じませんか?!
折れそうだ・・・と。
特に、写真の下面方向に力を加えると、節の部分からぽきっと・・・
その通りです。

しかもこの節、ほぼ死節なので、上記の方向に力を加えるとパキパキと音を発します。

節は強い?! 2


これで見ると、節は明らかに強度的な欠点になる。
同じような理屈で、住宅などを構成する構造木材(梁など)に同じような節があるとどうでしょう。
大手の梁材の製造工場も、昔からこのような節の出方は製品の欠点に該当するという、はっきりとした指針を出していました。
集成材の普及した昨今はそんなこと考える現場は少なくなりましたし、若い大工さんからは聞かれることもありません。
組み立てられるとそれでいいんだから・・・

でも、材料の大きさの大小はあっても、理屈としては同じようになる時もある。
折れるということ。

しかし、同じ節でも材に内包されているような場合や、力のかかり具合に影響しない使い方をする場合はほとんど影響することがないと思われます。

節は強い?! 4


写真は柱材ですが、柱はこの節に対して折れるような方向の力がかかることは、殆どありませんし、断面積も小さく内部に位置しています。
上記の梁のケースとは異なり、もしかすると圧縮する力に対しては反対に抵抗してくれる「正の力」になってくれるかもしれません。

だから、一言で「節がある木材は強い」とは言い切れないはずです。
私もそう言いたいし、そうであって節有材の価値が高まると良いと思います。

しかし今度は反対に、節なし材は強度がないのか?!という疑問が出ますよね・・・
これも、上記の理屈と樹木の成長の過程と木材についての事を少し知っていればすぐにわかる事ですが、あやふやな情報を鵜呑みにしていると、迷ってしまう疑問になります。
ここに、乾燥方法や精油のお話などをまことしやかに入れ込むと、何が本当なのか分からなくなるんですけども・・・


中には、「節なし材は、虫に食われやすい」といわれるお話も出てきます。
その理由は記載されていますが、こちらもきちんと樹木の事を知っていれば真偽はすぐにはっきりとします。
確かに、綺麗な節なしの木材が虫害にあっている場合は見かけます。
しかし、それは「節がないから」ではありません。

反対にいえば、節があるから虫が食わないなんて言えません。
節の周辺から侵入する虫もいると聞きます。
虫も腹が減っていれば食うでしょう。
そしてそれは、シロアリなどの代表的な食害虫においても同じこと。

一部の木材しか見ていないから、そして自分が信じていることが全てだと思い込むから起こる考え。
信じることは非常に大切ですが、誤ったことを流布してしまうのは木材の評判を落とす(もしくは故意に優位に誘導する)ことになるので、非常に危惧するところなのです。
木を見て森を見ず。
いや、現代風に言うとSNS見てニュース見ず・・・かな?!


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